占い師目線から見る、カウンセリング。

前回、「カウンセリングを受けてみた!」という記事を書きましたが。


その時の様子と、自分の感想を、博史先生にメールしたんです。


「こんな感じでした!」って。


そうしたら、以下のようなお返事を頂きました。


凄く、なるほどな~って思って。


全くの私信のメールなのですが、博史先生に許可を頂きましたので、


ほぼ原文のまま、紹介させていただきます。




どういたしまして。人気カウンセラーと話してそう感じられたのならば収穫でしたね。

アストロラーベのコンセプトは、自身の内側にアストロラーベを持てるようになる方法を研究し、内なる軸を培うためのヒントを提示することだと思っています。

だから、迷った時には自分自身の心に聴いたら一番手っ取り早いとおもいます。僕はそうしてきました。

僕と和香葉さんはそれぞれの種類は違うけれど、人々の心理に向き合ってきましたね。

たぶん僕は軸感覚が強めで、和香葉さんは円周感覚が発達しているのだと思います。

たぶん年数の厚みだけでいえば、占い師達が観てきた経験則と心理カウンセラーのそれでは、老人と幼児くらいの歴史の違いがあるので、心理学はオカルト的な要素や、特定の宗教や信条によらずに万人に適応できるような、人の心理への新しい対処法なのかもしれませんね。人間自体はほとんど変わってないんだけど、時代はコロコロ変わるので、古い占いという手法を好む人もあれば、新しいやり方を選ぶ人もいるのだと思います。

占いはうまくすれば心理カウンセラーを含められるけど、心理学では、卜術で未来を出したり、第三者の感情を知ることはできないので、そこが有利だとは思います。

鏡リュウジさんなんかは、心理学寄りなのかなという印象です。



実に高い視点から、よくまとまってるなあと思いました。


山田レイ先生にお聞きしたところによると、


一般的なカウンセリングの場合は、1ヶ月に1回を継続していっても


なかなか良くならないことが多いそうです。


だいたい2週間に1回くらいの感じで継続していく感じがよいと。


どのくらいで良くなるかということについては、


症状とか事情によって違うらしく、数ヶ月から数年、と幅がかなりあるようです。



博史先生と話してたんですが、


「占いって、ちょっと違いますよね」って。


いいのか悪いのかわかりませんが、


占いって、もっと「効く」んですよ。


占い師の言葉って、もっといきなり、深層心理に「ぐいっ」と


入り込んでしまうんですよ。


これは、私の恩師の(と言っても動画ですが)、


まゆちん先生こと、かげした真由子先生がよく言っています。


だから、まゆちん先生は、


ゲームクリエーターをやっていたけれど、家賃が払えなくて、


なんとなくタロット占い師になり


(なんとなくでも、なれるところが才能があったんでしょうね!)


そこから占い師のおもしろさと、占い業界のやばさに気付き、


心理を勉強してセラピストになったんです。


けれども、心理をおさえた上で、


それでも、心理学、カウンセリングなどにはない


ちょっと特殊な、人の心に強力に訴える力が占いにはあると


改めて感じたので、また占い師に戻ってきたんだそうです。


(今はまゆちん先生は、占い師の先生をしています。


ヤバイ占い業界をクリーンな業界にすべく頑張っておられます。


志はとても高く、ノリは軽く、明るくて大好きな先生です☆)


先生が例としてあげた中で、なるほどな~と思ったのは。


相談者さんに返り際に声を掛けるとき。


セラピストっていう立場で「大丈夫ですよ」って声を掛けても、


(まあ仕事柄、先生はそう言うよね・・)という感じで、


なんとなく相談者さんは不安げなんだって。


でも、占い師っていう立場で「大丈夫よ」って言うと、


相談者さんは、「そうですか!」ってなるんだって。


占い師って未来を観る仕事ですからね。


で、やっぱり「占い師、ええわ~」と思ったんだそうで。


(まゆちん先生、大阪の人です(笑)。


まゆちん先生について語ると長くなるので、


それはまた別の機会にしますが。)



話を博史先生のメール辺りまで戻しますと。


例えば、身体の病気や不調にしても、


そこに対する手当てとして、


西洋医学、東洋医学、民間療法的なもの、と、いろいろありますよね。


今は西洋医学がメインになっているけれど、


逆に、西洋医学に見捨てられたものに対して、


東洋医学とか民間療法的なものが効く場合だってあるわけです。


別に、西洋医学が先でなくても、


はじめから好きなものを選んで良いわけですしね。


それぞれの好みとか、体質に合う合わないとかもあるでしょう。


心理的なものも、そういうものなんじゃないかなと。


色んなアプローチがあっていいんでしょう。


なんとなく、カウンセリングは、西洋医学的な感じがします。


やはり西洋で生まれてますからね。


対して、瞑想とかは東洋的な感じがしますね。


それらがまざりあったようなものもたくさんあるでしょう。


占いは・・西洋か東洋か・・っていうよりも、


なんか、物質か、神秘か、っていう軸な気がしますね。


例えば「やる気が出ない」っていう場合、


物質的な方向から言えば「アドレナリンが足りないですね~」みたいな。


神秘的な方向から言えば「使命に出会えていなんですね~」みたいな。


どっちでもいいんでしょうね、それぞれの趣味で。


占いは、神秘方向。


だからある意味、魔術的とか、呪術的という言葉も似合う。


人間が、理屈で考えた方法ではないから。


直感的に、天と交信して得るようなものだから。


だから、強力なのでしょう。


けれど、占い師がみんな良い人なわけではないから、


そこらへんはご注意を。


いくつか注意点はあるけれど、


よく言われるのが、「依存するリピーターを作る」占い師。


これは、なかなか複雑な構造になっているので、


また改めて説明したいと思いますが、


「なんか、やたらと占いに電話するようになったな・・


経済的に苦しくなってきたな・・


占いを聞かないとなんか落ち着かないな・・」と


感じるようになってきたら、ちょっとヤバイかも。


博史先生は、占い依存を抜けさせてきた占い師でもあるので、


心当りの方は、ぜひご相談くださいね。


あと、「占い師自身が幸せであること」。


これも良い占い師を選ぶコツだと聞いたことがあります。


私も、「心に響く言葉」が使える、


幸せな、良い占い師になっていけるべく、日々精進いたします☆



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