こういう大きな自然災害の時によく出てくる話題として、


「緊急事態条項」という話があります。


聞いたことありますか?


よくわからん、という方には、

「非常事態宣言」とか「戒厳令」みたいなもの、というと

少しイメージ的につかみやすいかもしれません。



よく、大規模災害のときに、「政府に権限を集中することで、より機能的に・・」云々

というような言われ方をしますが、


まあ、昨日おとといあたりで書いてきたように。


今現在でも十分にできることはあるのに、それをやらないポンコツ政府なんで。


(自然災害以外も例を挙げれば、年金とか預けても、ろくに記録も何もつけていなくて問題になったでしょう?)


そんなポンコツな人(組織)に、さらに大きな権限を与えたら、ろくなことにならないのは、明らかでしょう。



ここはまず、プロに語って頂いた方が、文言や解釈の間違いもなくていいと思うので、


「日本弁護士連合会」の出しているクリアファイルから、引用をしたいと思います。


絵も可愛くて、内容も高校生に話している風でわかりやすいので、ぜひ読んでみて下さいね!



kenpo_pmf_202311_2( .pdf / 4.4MB )


改憲




文中にもありましたが、「緊急事態条項(のようなもの)」を利用して

人々が酷い目にあった歴史が、世界のあちこちであります。


日本だったら、治安維持法ですね。


参議院の請願から一部引用しますね。


治安維持法の犠牲者は、戦前の天皇制の下で主権在民を唱え、侵略戦争に反対したことを理由に、弾圧され多大の犠牲を受けた。治安維持法が制定された一九二五年から廃止されるまでの二十年間に、革新政党、労働組合、農民組合などの活動家を始め平和主義者、知識人、文化人、宗教家まで逮捕者数十万人、送検された人七万五千人、そのうち拷問により虐殺され、また獄死した人々は約二千人にも上った。


とまあ、こんな感じです。



あと、ドイツのヒトラーの独裁も、同じ類の「緊急措置権(大統領緊急令)」が乱用されて、始まったんです。



いっぺん、和香葉語訳してみましょう。


緊急事態条項が使われるって、こんな感じ。



「今ね、緊急事態だから!


 話し合ってる暇とかないから。


 上で全部勝手に決めちゃうけど、いいようにするから、大丈夫だから!


 いっときなんだから、いうことを聞いて!


 人権とか自由とか、わがままいわないで!


 場合によっては、あなたの土地も建物も、勝手に使わせてもらうけど、


 みんなのためなんだから、つべこべいわないで、我慢して!」



っていうような、法律ですわ。



一見すると、「まあ、そういう瞬間があっても仕方ないんじゃない?」とも思えますよね。


でも、これって、「ノールールで好きなようにさせてもらいます」っていう法律で。


これを使う人の「人格と判断」に、全ての運命がかかっているのです。




これ、実は穴だらけなんですよ。


「いいようにするから」って、どんな風に?

誰にとっての、「いいように」?


「いっときなんだから」って、いつまで?

いつまでかは、誰が、どうやって決めるの?


「みんなのため」って、どういう「みんな」?

「お国の為」とはどうちがうの?

「政府のため」とか「一部の偉い人のため」とかじゃなくて?




また今年も、「改憲」の議論が出てくるかもしれません。



その時に、こまごまと、重箱の隅をつつくような話にもなるでしょうが、

一番大事なところだけ、おさえておきましょう。



憲法というのは、(暴走する可能性のある)強い権力を抑えておくためのものです。


「権力」という猛獣を、暴力化しないように閉じ込めておく「オリ」としての機能が「憲法」なのです。

そして、私たち一般市民の、自由とか幸せを守ってくれるものです。


それが、絶対王政を倒して、民衆が自由を手にして、

自分達だって上に好きなようにはされないんだ、っていう強い意志のもとに、

長い長い歴史をかけて育てられてきた思想です。



自民党の出してきている改憲案は、それの逆をいくものです。



いかに「上」に権力を集中させるか、ということに意識が向かっています。


そのために、個人の自由や幸福は後回しで良いという思想なんですよ。


「いやいや、そんなことはないですよ~」って改憲派の方は言います。


「基本的人権、とか、ちゃんと改憲案にも書いてあるじゃないですか」って。


でも、よく見ると、「なんで今までのと違って、ここ、削ってあるんだろう?」

っていうところとか、いっぱいあるんですよね。


そこらへんは、「取りよう」かもしれません。


「解釈」っていうか。



けれど、法律というものを仕事にして、その解釈を日々さんざんやって来ている

その道のプロ、「弁護士」さんたちが、


こういうファイルを作って、個人的にもたくさんの弁護士さんたちがいろいろな活動をして、「改憲は危ないよ!」って、必死に発信をしている。


そのお話には、一度、素直に耳を傾けるべきものがあるだろうと思います。



私の親しくさせていただいている人にも、その活動に何十年と費やしてきた、弁護士さんがおられます。


まさしく「信念の人」です。


また近く、お話を伺いに、訪ねてみたいなと思っています。



昨日の記事をご覧になっていない方は、そちらから御覧下さい。



昨日の記事の続きで、まあ、そういうわけでして。


議員に限らないですけどね、いざっていう時に、その人の人間性が出るんだと思うんです。


で、昨日記事にあげた、自民党の松本尚(ひさし)さんの場合、

あんなに「ドクターヘリを普及しました!」

「全国に磐石な緊急医療体制を!」とか言いながら、


現在、石川県に


ドクターヘリが飛び交ってるって全然聞かないんですけど!!


そして、


そのことを要望しようとしても、


10回かけても電話も出ないんですけど!(留守電にもならないんですけど!)



ま、要するに、そういう人な訳です。



票を入れたのは、千葉の人ですけどね。


でも、千葉の人でも、票を入れた人で、親や親戚や友達が、被災地にいる人は、

「ドクターヘリどうした?」と思ってるんではないでしょうか。

いや、そんな話は忘れてしまったでしょうか?



非常時のときに、上の人がどういう指揮をとるかって物凄く大事です。

(もっといえば、非常に備えて、そういうことを綿密に考えておくことも大事です)


それが、たくさんの人の命にかかわります。


そう、他人事ではなくて、あなたの、私の、命に関わる話なんです。


政治家に、どういう人を選ぶかっていうのは。




このところ、いろいろ書きました。


陸がダメなら、海があるだろうとか、空があるだろうとか、

パラシュートとかドローンとか、何かしら手を考えるべきだろうとか。


それを追っかけるようにして、動きがあるような感じもしますが、

もちろん、これを見て動いているのではないと思いますよ。


っていうか、私ら凡人が思いつくようなことは、それよりずっと先に、

頭が良いと言われている政治家や官僚等の人たちが、

どんどん思いついて行動に移してくれなくてどうするんですか。


「それはまだ思いつかなかった!」とか

「さっき思いついたことだけど、もう実行されてるのね!」とか

そういう速さがなくては、私らがやったほうがましでしょう。


他の国では、ここまでポンコツな国ばかりではないです。



やっぱり、やる気がないとか、私利私欲にまみれてるとか

そういう政治家が多すぎるんだと思います。



何度も書いていますが、完璧な人なんていません。


当然、政治家にも完璧な人なんていません。


だからって、「誰に入れても無駄」っていうのは、絶対に違います。


あたりまえだけど、電車でたまたま隣に座った人と、あなたって、別人でしょう。

どう考えても同じではない。

性格も違えば、持っている能力も違う。

どちらも、完璧な人間ではないけど、確かに違いがあり、向き不向きがある。


政治家も同じです。


そして、初めは良いことを言っていても、腐ってくることもある。


だから、こういう非常時に、どういう良い動きをしたか、もしくは悪い動きをしたか、

あるいは何もしなかったか、というのをよく見ておくといいです。



なぜなら、それが


自分たちの命に直結することだからです!




どうぞ、いろいろと今、観察しておいて、


「ましな方」に、選挙の時には投票してくださいね。



棄権は、「ましじゃない方」に有利になりますからね。

(統計上、そういう結果が出ていますのでね)




もう少しましな「上」の人が、この国を動かしてくれるようになることを、

切に願ってやみません。



そして、それは、そのまま


国民のみんなが、もう少し考えて、


「少しでもましな人」に投票出来る様になりますように、


という願いでもあります。







裏金


今朝のニュースを見ていて、先日の続きを書きたくなったので。


いや~、しみじみと、国民ってばかにされてるんだなあと。


今回の、自民党の「キックバック問題」について、解説の人がこんな事を言っていたんです。

「国民感情がこのままではおさまらないでしょうね。これは補選をやってガス抜きでしょうね。」


さて、これはどういう意味でしょうか?


要するにですね。


自民党としては、こんなに不利な状況で、衆議院解散はやりたくないわけです。

さすがに負けそうな気がするから。


でも、「選挙」ってものを挟まないことには、この国民の不満のやりどころがない


そこで、今回のことで、おそらく離党とか、辞職とか、出てくるんではないかと思うのですが、そうすると、辞職だと議席が空いたりするんですね。


で、その議席を埋めるために、選挙をやるんです。それが補欠選挙。


この事件がどこまで広がって、どこまでの議員が検挙されるかわかりませんけど、辞職まで追い込まれる議員は、そんなに多くは無いのではと思います。わかりませんけど。

たぶん、何十人とはいないでしょう。

数人~多くて十数人ではないでしょうか。


で、その穴を埋めるために、選挙をします。


さすがに、この空気感の中なら、野党が圧勝でしょう。(さすがにそうであってほしいのですが)


で、みんなの不満が、多少、解消される。


しかし、自民党は今、圧倒的多数ですから、実は十数人、野党に取られたとしても、議席的には痛くもかゆくもありません


そうして、溜まりに溜まった国民の不満は、このようにして、小さい穴からシューッと蒸気が出るように、圧が抜けて、少しおさまるのです


そうして、何事もなかったかのように、この国の政治は続いていきます

次の、衆議院の任期満了は約2年後。

その頃には、「ばかな国民」は、今回の「キックバック事件」のことなど忘れて、ふつーに自民党に入れてくれるか、もしくは棄権してくれるか、どちらかだろうという算段です。


そしてこの予想は、大方当たります。

そういうことを繰り返して来た国民だからです。

何年も、政治の動向を気にして来たのでわかります。


何か事件がある⇒ニュースになる⇒国民が怒る⇒時間が経つ⇒忘れる


延々とこれを繰り返しています。


日本人て、なんていうのか、諸行無常に慣れすぎているというのか、

適応性が高いというのか、とにかく良くも悪くも「慣れちゃう」んですね。

そして、忘れてしまう。


まあ、怒りの感情なんぞ、忘れたほうが身体にいいんです。

それはそうなんですけど、政治が良くなるためには忘れないほうがいい(笑)。


どれだけ忘れてるかって、例えば、消費税が値上がりした時安保法制が通った時桜を見る会の時あの時のことって覚えてますか

詳しくは覚えて無くても、その時に感じた怒りって、まだ感覚として覚えていますか?


日本人って、本当に良くも悪くも忘れ上手な気がします。諦め上手というか。


この際、忘れちゃってもいいです。


でも、選挙の時には思い出してください


思い出すように、この記事も再度出そうかと思いますが(笑)。



このごろ、年金受給者の苦しい生活ぶりが、よくテレビに映ります。


ガスを止めて、電気だけで生活していたり。

80歳を過ぎても、働いている人も何人も見ました。

冷蔵庫の中ががらんとして明るい人もいました。


それにひきかえ。


日本の国会議員の給料は、確か世界第4位だとか。


その上、議員年金もあります。


そして、年間1000~5000万のキックバックとか。


意味がわかりません。


年間5000万?

・・その金額が生涯収入みたいな人もいることでしょう。


そんな人たちが、雲の上から、はるか下を見下ろして、

年金をこんなに安く決めているわけですよ。


いいんですかね、これで。


私達の世代が年を取ったら、更に年金は厳しくなると思っています。



選挙が来たら、きっとほとんどの人はその頃には、

今の怒りを忘れていることでしょう。


そして、選挙前には必ず、お金がばらまかれます。

「なんとか給付金」という名目で。


で、「やっぱり今の与党はお金くれるしありがたいな~」という気分になって、

そして自民党に投票。もしくは棄権します。


そうして、この国の国会議員は、安泰で、その地位を守り続けます



もういい加減に、そのぐるぐるから抜け出しませんか?


その時が来たら、またこの記事をアップしますので!


いったん、今の怒りを忘れても、

その時にはちゃんと思い出して、どうぞ投票には行ってくださいね!




羊の群れ


このところ、自民党のキックバックの問題が、連日ニュースになっておりますが。


政治という世界でしばらく働いていた身としては、

「あるあるよね~、そういうこと」という感じで。

「今更どうした?」という感覚です。


おそらく皆さんが、ジャニーズ問題の時に感じていた、あの感じ

暗黙の、周知の事実」だよね、的な。


さすがに、「年間5000万」とかはでかいなあと思いましたが。

(町の年間予算じゃあるまいし)

でもなんとなく、自民党の偉い人とか、1000万くらい、

そういうことあるのかなあと、うすら思ってました。


私のお世話になった方や、一緒に働いてきた人には

まずそういう人はいませんが、あちこちから聞く話では

(政治家を通して聞く話なので、ただの根も葉もない噂とかじゃなく)

「そういう(汚いことやる)人って、いるんだよね~」という感覚はあり。

かといって、決して、そういう人ばかりではないんですけど。


しばらく前に、安倍首相の時に「桜を見る会」とかで、騒がれたじゃないですか。

ああいうことしてるんだもの。そりゃ、こういうこともあるでしょう。


きっと、国会議員だけじゃなく、県会議員とか、市町村議会とかでもあるでしょう。


この前、うちの街の話で、非常に不可思議な話を聞きました。


うちの街では、小中学校の給食は、給食センターが作っているのですが。

時代的には、その給食センターが新しく出来た時から、私は知ってはいるのですが。(まだ10年位前かな?)

この前、ある議員さんから、その給食センターの謎を聞きました。


まず、給食って言ったら、主食、ですよね。当然、ごはんは炊けないとですよね。

で、炊飯室って、あるに決まってるじゃないですか。

で、当然、あったそうなんです。当初の図面では。


しかし。なぜか、いつの間にか、炊飯室がなくなって、そこが「フライヤー室」に

替えられていたそうなんです。・・謎。


で。

ごはんはどうしてるでしょうか?


そうです。他所から買っています

しかも、それが、隣町とじゃななくて、かなり遠くの

車で1時間もかかるようなところから!!

炎天下、夏の猛暑日とかは、腐ってしまうのではないかと心配です・・。

長い時間をかけて、運んでこられて、そしてそれを分けて、

また運んでいくんですから・・


いったいこれは、どうゆうこと?

はっきりとはわかりません。


ただ、その給食センターの建設には、ある議員さんの名前

関係者として浮上してたんですよね。


なんかあるんじゃないかな~と思ってるんですが。


なにかあるのか?ないんだったら、どうしてそんな謎なことになっているのか、ぜひ説明してもらいたいです。


そんなことを何にも知らないまま、この街の子供たちは

もう10年くらい、その、炊き立てには程遠いご飯を食べ、

親もそんなことは知らずにきたわけです。


そして、どう考えてもなんだか不自然すぎる気がするこの案件には、

陰で誰か儲けている(黒い金が動いている)気がするんですよね・・。


そんなこと、あちこちに、どの町にも、ってくらい、いっぱいあるんじゃないかと思いますよ。



話は最初に戻りますが。


こんなひどい自民党の状況でさえ、ちらっとでも「衆議院解散?」という

ワードが出てくるのって、どういう事かわかりますか?


「衆議院解散」って、衆議院自身が決めるものなんです。

つまり、今なら、圧倒的多数で、自民党・公明党が与党なわけで。


与党自身が、「解散!」って宣言をすること。

つまりそれは、「今、選挙すれば与党が勝てる!」っていう意味と、ほぼイコール。


内閣支持率も最低ですしね。

公明党も「今はとても出来ない」って言ってますしね。

たぶん、解散しないでしょう。

でも、ニュースとかの解説で、今後の展開として考えられるのは・・

という項目の中に、

①衆議院解散 とかって、出てくるわけですよ。

それは、「これ以上ボロが出てこないうちにやっちゃおう」という意味になるんでしょうけど・・。

「勝てるんじゃないか」という気持ちがあるから、そういう話も出る。


だから、現場的にいえば、

「選挙やって、土下座して、必死に、『悔い改めて、命がけで頑張ります!』とか言っておけば、きっとまた投票してくれるだろう」と、自民党の人たちが思ってる、っていうことです。


もちろん、自民党の人たちがみんな悪人だとは言いません。野党の人が皆良い人だとも思いません。


ただ、どうぞ、もう少し考えて投票してもらいたいと、切に思います。


特に、差別するわけじゃないですけど、多くの場合、なんですけど。


田舎の人たちは、自民党が好きですね。昔からそうだから、という、実に保守的な理由で。

宗教じゃないんだからさ~と思います。

「うちは昔っから曹洞宗だからさ~」みたいな(笑)。

そういうノリで、「うちはむかしっから自民党だからさ~」っていう感じ。

この国では、宗教の自由もあるし、思想の自由もある。

宗教は、檀家とかに属しているとちょっとめんどうなこともあるけど、

政治は、投票用紙に書くのを変えるだけだから、実にお気軽。


みなさん、そろそろ気がついたらどうでしょう?

選挙の時に、土下座する勢いの人たちって(皆とはいわないけど)、心の中で、ぺろっと舌を出してたりするんですよ。

「こいつら、ばかだから、こうやって頭下げておけばまた票を入れてくれる」って。


で、投票に行かない人たちにも、お伝えしたいこと。

その行動も読まれています。

「こいつらどうせ、ばかだから、投票なんて半数は行かないから」って計算済み。


そうやって、ばかにされて、高い税金取られて、給料は上がらなくて、老後も安心じゃなくて。


いいんですかね?それで。


それを選んでいるのは、私たちなんですけど。


スウェーデンの人だったかな?

日本人が、「税金を取られる」っていうっていう表現をした時に、

「え?取られる?どういうこと?」って言ったそうです。

向こうでは、預けるもの、ちゃんと自分たちに還ってくると実感できるもの、という感覚があるそうです。

だから、政府に、というか、その国のシステムをみんなが「信頼」し、「感謝」する気持ちがあるんだって。

なんか、日本だと、ちょっと想像しにくいですけどね。

そういう政治家を、その国の人たちは選び、そういうシステムを自らつくったわけです。


人間のやってることだから、できないことではないですよ、全然。


信頼できる政治家がいない、という人もいるかもしれません。


だからって、棄権してはだめです!

それは、「いかようにでも好きにして下さい~自分の意志はないので」ってことだから。

「税金を上げます!」って言われても「徴兵します!」って言われても、文句言う権利はナシ!だって、「好きにして下さい~」って言ったのだから。


今から言っておきましょう。

選挙の時には、どうぞ、必ず投票に行ってください。

今は、期日前投票の人も多くて、5人に1人くらいだったりします。

だから、当日の予定があっても大丈夫!


いい人がいない、誰にしていいかわからない、そういう時は。

ダメなほうを消す、消去方式で!

「いいね!」とは思えなかったとしても、少しでも「まし」な方を。


そうしたら、きっとこの国は、少しずつ変わって行きます。


あんな人たちに、ばかにされて、好きなようにされているままじゃ、悔しいでしょ?


前回、「蟹座の人々」の中に、国会議員の話が出てきましたので。


ついでってわけじゃないですけど、たまにはちょこっと政治の話など。



少し前に、「衆議院解散か?!」というのがありましたね。


衆議院って任期4年なんですけど、まず4年間任期を満了することは少ないのです。


(ちなみに参議院は任期6年で、任期は6年満了します。)


なぜ参議院は任期を満了して、衆議院はしないのか?


それは衆議院には「解散」があるからです。


早いと2年くらいで解散しちゃうことも。



ここで問題です。


野党議員が「理由無き解散だ!」なんて叫んだりしますけれども。


解散の「理由」って、なんでしょうか?


えっと、「理由」って言う言い方も、


ちょっと違うかもしれないんですけどね。


正解は、「与党の都合がいいから」です。


もう少し詳しく説明しましょう。



解散を決めることが出来るのは「内閣」です。


つまり、簡単に言えば「与党」ってことです。


だから、先の問題の正解を、詳しくどストレートに言うならば、


「与党が選挙に勝てそうな時期を、見計らって解散する!」


ってことです!


だから、元々、解散にまともな理由なんてないといえるでしょう。


内閣の支持率とかを見て、今なら勝てるかな~どうかな~と


いつ「解散!」のカードを切ろうかな~と常に狙っている。


で、いい感じになってきた頃を狙って、


支援金、給付金とかを、国民にばら撒く。


そうして国民が「やっぱり今の政府、いいわ~、お金くれるし」


って、気分が上がったところで「解散!」というシナリオになってます。


もう、これは毎回恒例と言っていいでしょう。


そして、国民は、お金をもらったばっかりで、


ちょっと気分が良かったりするもんだから、


結構な確率で「今の与党」に投票するのです。


そうすると、与党がまた勝てるようなことになっております。



さて。ここでひとつ気をつけなくてはいけないのが。


そうやって「ふわっ」と投票して勝たせた党が、


実は勝ったら「本当はなにをやりたいか」ですね。


増税とか、社会保障とか、難しいエネルギー問題とか、


耳が痛くなるようなそういう話は


選挙で勝った後に、「実は・・」って出してきますね。


「おいおい、そんなこと聞いてないよ!」


みたいなことも、


「えっと、皆さんから圧倒的な支持をいただいておりますので」


って、言ってきますからね。


「そんな法案にOK出したわけじゃないよ!」って思っても、


「党の要綱の細かい字には書いておりますが」って。


そういう感じ。


まあ、党の要綱の細かい字までは見なくてもいいです(笑)。


できれば、前回の選挙で


「選挙に勝ったらこういうことを言い出したな・・」って


いうことがあれば、それを思い出していただいたり。


あとは。野党が「与党はこれを狙っている!」とか


必ず指摘してきますから、それを読んで頂くとか。


別に、与党に投票しちゃダメとか、野党に入れてという話ではありません。



「解散」というカードの裏のからくり。


無意識にそれに乗っけられて、


なんとなくフワッと投票してませんか?っていうこと。


それって、為政者の思うままになってるんですよという事実。


それを知って頂きたくて。


いろいろと考えて、与党がいい、野党がいい、


それはもう個人の自由です。



ただ、国を動かしているあなたの1票が、


ふわっとではなく、意思を持って投票されますように


という願いをこめての、情報でした☆



たまには政治の話も出していきますけど、


なるべく分かりやすく書きますので、


お付き合いくださいませ☆



いよいよやって参りましたね~、統一地方選挙!


みなさんのお家の周りにも、選挙カーは走っているでしょうか。


実は!


20日、21日と、わたくし、うぐいす嬢をやります☆


久しぶり(4年ぶり)でちょっと緊張しますが~


自然体で楽しくやれればいいかな~と思っています☆


ちなみに、わたし、幼稚園のときの夢が、選挙カーのうぐいす嬢でした。


変な子でしょう(笑)。


なんでかっていうと、選挙カーに手を振ると、


マイクで大音量で「かわいいお嬢ちゃんのご声援、ありがとうございます!」


って、言ってもらえるからです!(笑)


「かわいい」


なんて素敵な響きでしょう~(笑)。


私、兄弟が下に二人おりますが、妹と弟、


二人とも、とってもおめめぱっちりな、


とっても「かわいい」子だったんです。


だから私は、相対的に「かわいい」なんて言われることがなくて。


それで選挙カーが好きになり、


うぐいすをやりたいなと思うくらいになりました(笑)。



さてさて、長い前置きになりましたが。


みなさんはもう投票される方は、決めましたか?


前回、チラシの見方などのお話をしましたが、


どうしてもそれが面倒な方、


チラシ見たけどやっぱり決めかねる~、という方。


投票日当日、5分で済む、実にシンプルで、


そこそこおすすめな、候補者選びの方法があります。


それは。


「ポスターの顔」!!


です。


写真は、ある部分の、ですが、その人の真実を写し取っています。


その人のオーラまで感じるつもりで、


じーーーーーーーっと、眺めてみてください。


やさしそうか


軽薄そうか


頑固そうか


腹黒そうか


人を見下す感じか


真面目そうか


利口そうか


やる気がありそうか


などなど


よーく見れば、なんとなく伝わってきます。



投票所に行く前に、ポスターとにらめっこして、


決めてから入ったほうが、


入ってしまって、「誰がいたっけ?」と


目の前の名前の羅列から適当に名前を選ぶより、


何倍も良い投票が出来ると思います。


そんなんでもいいですからね、


ぜひぜひ投票に行かれてみてください。


そして、ぜひ、投票した人の名前を覚えておいてください。



そして、何か、公園とか学校とか公民館とか、


法律とか、地域の困りごととか、


個人だとちょっと難しいなという、公に関わる問題が出てきたときには、


気軽にその人に相談してみたらいいと思います。


その人を当選させたのはあなたの1票があればこそなので、


あなたには十分その権利があります。


実際には、議員さんと言っても実にいろんな人がいますので、


思うような対応をしてくれない場合もあるかもしれません。


そんな場合でも、「議員なんてみんなろくでもねえ!」なんて


みんな一緒くたにしてしまわないで。


時々日常モードの時に配られる、議員さんからのチラシを見ると、


ああ、この人なら相談に乗ってくれるかもって人、


きっと見つかるのではと思います。


(そうそう、選挙前だけじゃなくて通常モードの中で


定期的にチラシを入れてくる議員さんは、真面目に働いている人が多いです)



行政のお悩みは、気軽に議員さんに。


メンタルのお悩みは、気軽にアストロラーベにどうぞ~☆




こんにちは!


さて、お待たせいたしました!


前回の続き、各候補のチラシを見るポイントについてお伝えします☆


見やすいように、箇条書きにしていきますね!



1、「それは誰がやったことなんだい?」


かなり多くあるパターンがこれです。


「○年度予算の内訳」


「○○道路開通!」


「○○文化会館に着工!」


凄い!やるじゃん、この議員さん!


って見えますよねー。


でも、ちょっと待って。


そんなにでかいことを動かす力は、一人の議員にはないですよ。


市長にはあるけどね。(議会の反対がなければね)


え・・?じゃあ、誰がやったの?


市がやったんです。


市長が決めたことに反対しなければ、


「さんせ~い」って言えば、


いろんなことはできあがっていくんです。


(やる気のある市長さんならね)


要するに、広報とか、市役所発信のものに、


「体育館の新設が決まりました!」とか、あるじゃないですか。


まあ、あれをパクッてるだけです。


でもね、嘘ではないですからね。


「体育館の新設」は、本当ですからね。


どこにもこの議員が言い出したとか、尽力したとか、


一言も書いていませんからね。


勝手にみなさんが誤解してくれるだけでね。


あとは、「重点的に取り組む4つの課題」とか


そんなのを、市の(市長の)打ち出しているものから


パクッてきてる人もいますね。


大きな事をいろいろと打ち出してくるチラシは、


一体誰がそれをやったの?あなたにそれがやれたの?


ということをちょっと疑ってみてください。


たとえば、「ウクライナ・トルコに支援をしました!」と言ったとしても、


それは市で(市役所で)やっただけで、


本人は何一つしていないという可能性も、なきにしもあらずですからね。


ああ、ちなみに、自分が関わっている場合は、


「○月議会で取り上げました!」とか、


必ずというくらいアピールが入ってますからね。


(自分がやったことは選挙の時こそしっかりアピールしないとなので!)



2、偉い人と一緒に対談してるけど?


時々見るパターンです。


市長と対談、県知事と対談、など。


ありがちな理由としては、ネタがないからです。


市議会の議長や副議長は、質問が出来ないので、


「こういう質問をしましたよ!」という記事が書けない。


あとは、新人さんでネタがない時などにも使われます。


それが一概に悪いってことでもないんですけどね。


でも、それが何を表しているか、っていうことを


深掘りして考えてみると面白いです。


例えば、市長と対談している。


ある意味、いいような、そうでもないような。


市長と議会は、ある種の相反関係ですからね。


市長の暴走を止めたり、足りないと思います!とか意見を言うのが


市議会の役目なので。


あんまり仲が良すぎる感じだと、「ちゃんと市長に言えるのかな?」


と、逆に少し不安になる部分もありますね。


県知事と一緒に市議会議員が対談してる場合とかは、


実際には、特に市議会議員としては何も効力がないのではないかと思われます。


もし個人的に仲が良かったとしても、


何十分の一しか権力を持たない一市議会議員が、


知事に取り入って、市長の決定をどうこうするって


あまり考えられないと思います。


県知事のほうは、特に親しい市議会議員ではなくても、


そのチラシを通して自分の考えをある地域の県民に知ってもらえるから


ラッキー、という感じなのではないでしょうか。


ことわざにありますよね、


「トラの威を借るキツネ」


それですよ、まさしく。


偉い人と知り合いなら、偉いのかな?


そんな感じで投票してもらえたらいいな、という作戦です。



3、言うだけなら誰でも言える!


「こんな町をめざします!」


「こんな風にします!」


そういう理想は、もちろん、ないよりはあった方がいいと思います。


でも、言うだけなら誰でもいえるんだ。


あと、時々見かける


事業計画(新設体育館!とか、信号機の新設!とかね)の後ろに、


「○○の視点」っていう書き方。


これも、「視る」だけなら、結構、誰でも視れる。


現職の場合だったら、やっぱり


この4年間で何をやったか、というのをみるといいと思います。


それは、前回も書きましたが、


「質問」と「日常の活動」ですね。



で、やっぱり、投票の基本は、


「自分の願いを叶えてくれる(くれそうな)人☆」に


投票することです。


友達の知り合いだからとか、イケメンだからとか(笑)、


そういう理由での投票は、あまりお薦めしません。



例えば、毎朝、車通勤で渋滞して、イライラしてるパパなら、


「○○交差点の改良で渋滞解消を!」


とか言ってる人に入れればいい。


子供が身体が弱くて、医療費に苦しいママなら


「子供の医療費を無料に!」


って言っている人に入れればいい。


かんたんなことなんです☆




最後に、せっかくの占いサイトなので、


星読み的視点からのチラシの眺め方を☆



人生の目的を持って、しっかりと自分の道を歩んでいると、


太陽星座っぽさが、前面に押し出されてきます。


知り合いの議員さんに、


おひつじ座さん、さそり座さん、いて座さんがいますが、


見事にそれっぽいです。


活動も、チラシからも、そういう匂いが濃厚にします。



おひつじさんは、とにかく勢いが凄い。


大胆不敵。まっしぐら。



さそりさんは、ひとつのことにこだわって深く掘っていく。


問題の奥の本質を突く。心理戦まで絡んでくる。



いてさんは、市議会議員であっても、


地球温暖化とか、生物多様性とか、


視点がめちゃ高くて、ある意味、国会議員みたい。



だから、そうですねー。


感覚的にチラシを読むならば。


なんだかどれも同じようだな、という魅力の感じられないチラシは


省いてしまってもいいのかもしれないです。



ちょっと独特な感じの、この人の個性が出ているな、


この人、自分の言葉で語っているな、という


そんな感じのものをピックアップして頂いて、


そこから選んでいただくと、


「太陽(人生の目的)をしっかり生きてる!」


という、素敵な議員さんを選べる可能性が高いかもしれません。



時々、お誕生日や星座を書いている議員さんもいますよ。


この人、しし座っぽいな~とか、おうし座かな?とか、


そんな風にチラシを眺めてみても


おもしろいかもしれません☆



どうぞみなさん、投票にはぜひに行かれてみてくださいね~。


あ、ちなみに私は今日、県議会の投票は、


期日前で済ませてきちゃいました!


投票券(入場券?)を持ってなくても、期日前、投票できるんですよ。


知ってましたか?


今日はそのつもりじゃなかったから、


投票券(入場券?)は持ってなかったんですが、


「忘れちゃったんですけど~」って言ったら、


普通に投票させてくれました。


全国どこでもそうだと思います。



近々、市役所(区役所・町村役場)に行く人は、お試しくださいね~☆



※ お誕生日で分かる、星座の一覧表、載せておきます☆


チラシを片手にご覧くださいませ~☆


(生まれた年によって、切り替わる日が微妙に違う場合もあります)



《誕生日と太陽星座》

牡羊座 3/21~4/20

牡牛座 4/21~5/21

双子座 5/22~6/22

蟹座 6/23~7/23

獅子座 7/24~8/23

乙女座 8/24~9/23

天秤座 9/24~10/23

蠍座 10/24~11/22

射手座 11/23~12/21

山羊座 12/22~1/20

水瓶座 1/21~2/19

魚座 2/20~3/20


私、水星が双子座なこともあってか、


結構幅広くいろんなことに好奇心旺盛でして。


まあまあいろんなことに首を突っ込んで、


それなりに詳しくなっちゃったりしてます(笑)。


ざっくりカテゴリに分けると


占い・教育・宗教・心理学(特に発達障がい)・政治


こんなところでしょうか。


みなさんがあまり身近に感じられていない分野もあると思います。


しかし!


知れば知るほど、「めっちゃ関係あるじゃん!うちのことじゃん!」


みたいなことって出てくるんですよ、実は。


できるだけ、それが伝わるように書いていきますので、


いろいろな話になりますが、


楽しみつつ読んでいただけましたら幸いです。



ということで。


今回のテーマは、政治。


うわ・・って、ここで閉じないでくださいね(笑)。


ちゃんとあなたの隣の話に着地しますから、


もう少しお付き合いくださいね。


よくみんな言いますよね。


「日本の政治は腐ってる!」とか


「議員はちゃんと働け!」とか。


全くその通りです。(全肯定!!)


しかし!


なぜ、日本の政治はよくならないし、


議員は働かないのか。


その答えは、簡単なんです。


みんなが「よく働かない議員」「腐ってる議員」を


当選させているからです。


それは、そういう人たちに直接「投票しちゃってる」という人もいるし、


あとは「投票に行かない」という消極的な形で


当選させている人たちもいます。


実は、投票に行く人が減るほど、


腐っているやる気のない議員は当選しやすいんですよ、知ってました?


そこそこ深く、政治ってものに関わってしまった者から見ると、


確かに、「やる気のある人」「頑張ってる人」「有能な人」っているんです。


そういう議員さんも確かにいるし、そうなるだろうという候補もいます。


でも、そういう人が当選するわけではない。


有権者目線から言えば、


「でも、誰がそういう人なのかわかんないよ!」


ってことになるでしょう。


そうなんですよ、そこなんですよ。


それをどうしたらわかってもらえるか、見分けられるのかという大問題。


いろいろポイントはありますが


まず第一に見てもらいたいものは「チラシ」ですね。


「みんないいことばかり書いてあってよくわかんない!」


そうでしょう。


そうなんですが。


あの紙一枚に、各候補は、魂を込めてきてますからね。


決して、「みんな同じ」ではないんですよ。


その人の人格とか、思いが、にじみ出ているものなんです。


チラシの詳しい見方の説明は、ちょっと後回しにして。


そもそも、議員さんの仕事って何か?


裏方では、市民の相談に乗ったり、市役所にかけあったり、


ということがあります。


(これも、その議員さんの性格ややる気によって雲泥の差があります)


表向きでは、議会での「質問」というのが仕事になります。


「市民の人がこういうことで困ってますけど、どうなってんですか~?」


って聞いてくれる感じですね。


(こんなに口語調ではないですけど(笑))


まあ、この「質問」が、議員としての見せ場な訳ですよ。


だから、チラシを見て、「どういう質問をしているか」っていうのが


一つの見るポイントになります。


「道路」のことばかりを取り上げている人、


「教育」に特化している人、


「環境」に力を入れている人。


議会での「質問」だけに限りませんが、


チラシを斜めにでも見てもらうと、その人の傾向が分かります。


質問が全く載っていない人や


こんな活動をしましたよー


っていうのが全く載っていない人は


もしかしたら、ちょっと怪しいかもしれないです。


だって、本来、それが一番の見せ場だから。


見せ場を見せないって、働いてるのか?


っていうことになりますよね。


あと、チラシを見るポイントっていくつかあるので


次のブログでご紹介しますね☆



今日もこのブログにお越し頂きありがとうございます☆


少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。


選挙関係者の方、もうしばらく戦いが続きますね。


お体に気をつけて、最後まで、自分のためというより


みなさんのために頑張っていただきたいと思います!



有権者の方、統一地方選に向けて


今、たくさんのチラシが届いていると思います。


ぜひ取って置いて頂いて


この記事と次回の記事を参照しながら


チラシを眺めてみてくださいね。


きっと新しい見方が出来ると思います。


選挙関連のご相談もお受けしています。


(当落そのものはみませんのであしからず)


お気軽にご連絡くださいね☆