3月30日の記事、「アストロラーベの理念③-2」のなかに出てきた話で、

また別の機会に、と言っていたお話。

今日、お伝えします。


これは、上記の記事の中でもお伝えしましたが、

「構造構成主義」という学問を研究している西條剛央さんという方が、

その理論を活用して、東日本大震災の時の、「ふんばろう東日本」というプロジェクトを率いた時の話の中で、出てくるのがこの、

「状況×目的→方法」という方程式です。


その震災復旧の現場で、実際にこの方程式は、物凄く大活躍をしていました。


例えば、前回でもお伝えしましたが、いろいろな人が、家財、家電等を失いましたよね。それは、家ごと失った人もそう。家は何とか残ったものの、津波で家電が使えなくなった人もたくさんいました。

しかし、赤十字の家電の配布は、仮設住宅の中に、セットとして付随させる形だったので、自宅が残っていて、家電を失った人たちは、もらうことができませんでした。

これが、「状況」です。


そして、「ふんばろう東日本」の活動の目的は、

「被災された方々が自立した生活を取り戻すサポートをすること」

なので、当然、「被災された方々」の中に、仮設住宅の人、自宅の人、という区切りは無いわけです。困っているということには変わりないのですから。


で、この件についての目的は、「被災により家電を失った全ての人に、必要な家電を届ける」ということになります。


じゃあ、そのために、どうしたのか。


そこについては、私が言葉を選んで書くよりも、引用した方が正確なので、「チームの力 西條剛央 ちくま新書」より、そのまま引用させて頂きます。


「現地に入った翌日、すぐにホームページを立ち上げ、現地で聞き取ってきた必要な物資を掲載し、「送れる人は送ってください、送ったらどこの避難所に何をどのぐらい送ったかコメントしてください」とだけ記載して、ツイッターにリンクして拡散した。

必要な物資が全て送れたら、ホームページ上でそれを消せば、必要以上の物資がとどくことはない。

現地で必要な人に配ってくれるキーパーソンと組み、ツイッターの拡散力、ホームページの制御力、宅配便という既存のインフラを活用することで、必要な物資を必要な分、必要としている人に直送できる仕組みを作った。

さらにアマゾンのウィッシュリストも活用し、クリック一つでチェンソーや家電などを必要としている人に、世界中から支援できるようにした。

被災地のために何かしたいと思っている人たちが、日本中、いや世界中から、必要としている人に必要なものを必要な分だけ届けることが可能な仕組みである。」


ん~、凄いですよね。


このことを知っているだけでも、何かの時には、役に立ちそうですよね。


この方程式を台にして、もっと日常に近いお話にしてお伝えしたいのですが、

長くなりそうなので、また次回にさせてもらいますね^^☆




限界はどこだ?

2024年01月08日

昨日の記事の続きです。


昨日の記事の最後に、

「人命救助が優先なので、救援物資の受け入れを止めます」

という石川県からの声明が出ました

と書きましたが。


そもそも、それが変だと思うわけです。



それは、陸路が、道路の寸断等で通りにくくなっているから、

トラック等の物資の搬入で、救急車が通れない、っていう話ですよね。


陸がだめなら、空があるじゃないですか。

半島なんだから、海だって、船だってあるじゃないですか。


ヘリコプターって、なんのためにあるんでしょう。


まさしく、こういうときのためではないですか?


ヘリで初めて救援物資を届けたのが1月4日。


孤立地域からヘリで38人を救助したのが1月6日。


遅すぎませんか?


自衛隊は、命令があれば即出動するものでしょう。


だから、指揮がなっていないという事でしょう。




うちの地区で当選した自民党の衆議院議員、松本尚(ひさし)さんは、元医師で、

「ドクターヘリを全国に普及しました!」というのを、全力でウリにしていました。


そして、彼のHPには、展望として、

「国民の生命と財産を守るため、大自然災害や感染症パンデミックに対する国の危機管理体制を磐石にする」

とあり、また、「政治を志した私の思い」として、

「救急医として、災害時医療を牽引してきた者としてこの状況を考えるとき、国政を通して非常時にも強靱で復元力のある医療を確立させることで国と地域に貢献したいと考えるに至りました。」

とあります。


しかも、彼の出身は石川県金沢市。金沢大学を出ているので、石川は長い時間を過ごした故郷のはずです。


やるなら今でしょ!今しかないでしょ?!

と思いますよね。


で、

「今こそ、ドクターヘリを結集して、ガンガン石川で飛ばしてくださいよ!

自衛隊のヘリで、荷物も運んでくださいよ!」

って言おうと思って、事務所に電話してみたんです。


昨日から、今日にかけて。


時間を置いて、地元事務所に5回。国会事務所に5回。計10回。


誰も出ません。


20回くらいコールしても、秘書に転送もされませんし、留守電にもなりません。



ネットでホームページを調べている時にたまたま出てきた情報なんですけど、

松本さん、安倍派から、「もち代」として50万もらったとかで、

なんか問題になっているらしいです。

(2023.12.15の産経ニュースの記事)


それで、支援者とかから、苦情の電話とかが来るのがいやで、電話に出ないんでしょうか・・。

最悪、留守電くらいにはしておくべきでは?


あんなに「皆さんの為に!」って選挙の時に言っていた人が、全く人の意見を受け付けない態度を取っているんですよ。


そして、「防衛大臣政務官」という役職ももらってるんですよ。詳しくは判らないですが、一般の議員よりも、何か実権を動かすことができそうじゃないですか。


どうした、ドクターヘリは?



ここで、もうわたしのできることはほぼ尽きたなということで、

最後に親しくしている市議会議員さん2人に、以下のような内容のメールを送って、

お願いをする事にしました。



(前文略)


それにしても、ほとんど全てが、陸路の寸断という問題になっている気がするんですよね。


何のためにヘリがあるんでしょうか。田舎なんだから、畑とか田んぼとか、降りられるところはたくさんあるのでは?学校のグラウンドとかもあちこちにあるでしょうし。

ヘリが降りられなかったら、パラシュートで荷物を降下させるとか、アルミブランケットや風邪薬等の軽いものなら、ドローンという手もあるのではないでしょうか。

なんなら半島なので、海路という手もあるかもしれません。


ドクターヘリもいっぱい飛ばせばいいのにと、ここの自民党の松本ひさし事務所に、

昨日から10回電話してみましたが、出ないし、留守電にもなりません。


全てが後手後手で、あと少しでも、もう少しでも、という気が感じられません。


人命救助は大事ですが、物資が滞ると、寒さや飢えで体調を崩す人が出ると思うので

やはり両方が必要だと思います。


そのためには、やはり陸路以外の方法を開いていくべきだと思います。


もう私には、これ以上何か出来る気がしないので、もし何か筋がありましたら、動いて頂けますよう、お願いいたします。





ここまで書いて。


本当にやりきったなあという気持ちになりました。


本当は、例えば、ネットで呼びかけて署名を集めるとか、

何か方法はあるといえばあるのかもしれませんが、

今もやっと起きてこれを書いている状態なので、

この状態の中でやれるのは、さすがにこれが限界です。


でも、「今、自分に打てる手は全部打った」というのは

清々しい気持ちになるものです。



別に、被災地支援のことに限らないですけど、

何かに取り組む時に、

「限界までやったわ~」と思ったときに、

それが本当に限界か?と、

もう1センチでも2センチでも、なにか進めないか?

ほんの一つでも、思いつく手はないか?

ちょっとそんなことを思ってみていただけたらと思ったのです。


私、これは、って思うと、このくらい食い下がるくちなので(笑)。



で、ついでにいうと、

私、ちょっとサーモスタット機能(温度調整)が壊れてるみたいで、

気がつかないうちに限界を超えていることがたまにありまして、

今回の風邪もそれかなと思っています。



今日もそれなりに頑張ったので、もう寝ます(笑)。


おやすみなさい・・。



昨日、なんとか支援物資が揃い、

風邪で寝込んではいましたが、一日分の気力を振り絞って、

「神様、これだけ無事に済まさせてください」とお願いをして、

手紙を書き、物品リストを書き、宅急便の送り状を書きました。

そして、大きなブルーシート4枚をビニール紐で結わき、

大きなダンボールにガムテープで封をして、昨日はそれが、私の仕事の全てでした。



以下、手紙です。


テレビなどで状況を知り、いてもたってもいられず、有志を募って、

わずかばかりですが物品をそろえることができました。

気持ちばかりですが、喜んで頂ければ幸いです。


皆さんほどの大変さではないと思いますが、私も40年余りの人生の中で、

病気でもうだめかと思うこともありましたし、人間関係等で八方ふさがりになり、

自ら命を絶とうと思いつめたこともありました。

他にもいろいろと波乱万丈な人生ではありましたが、今は本当に生きてきて良かったと、

全ては意味のあることとして現在につながっているように感じています。


とにかく、一緒に生きていきましょう。


これからも気にかけて参ります。どうぞくれぐれも、お体を大切になさってください。




物品リスト


ブルーシート2畳用 19枚 ・ 3畳用 6枚

それ以上の大きさ 4枚


ゴミ袋45L 200枚 ・ 30L 150枚

レジ袋 200枚


軍手36双


ガムテープ9個


アルミブランケット25枚


ウォータータンク20L 1個


荷造り紐 250mを3個


ラップ小 55mを5個


紙コップ、紙皿、約20枚ずつ


飴 7袋




自己満足かもしれませんけどね、やったな、という感じがします。


近くのホームセンターに、大きなダンボールをもらいに行って、

抱えて歩いて帰ってくるときに、思ったんですよ。


「自分の『生き方』の問題なんだよね」って。


人が何と言おうが、それが結局役に立とうがたつまいが、

自分はこうありたい、という、その気持ちに沿って動けたかどうか。




動くと見えてくるものってあるんです。


今回も、いろいろなことを感じました。


また後ほど、そんなお話もできればと思います。



あ、ちなみに、今、石川県からの要請で、

「人命救助が滞っている為、石川県への物資の搬入を一時止めます

(個人も、団体も)」

とのことです。


また随時状況は変ってくるかと思いますが、今の時点での情報をお伝えしておきます。



今年は、元旦から石川の大震災。


2日には飛行機の炎上事故。


なんとも不吉な感じというか、一体今年はどうなっちゃうんだろう・・・と、なんとなく不安になっている人が多いかと思います。


神様とか、特に信じていなくても、これは何かのメッセージだろうか・・と感じたりしている人も、少なくないのではと思います。


博史先生とも、ちょっとそんな話をしましたが。


この震災で思い出すのは、やはり2011年の「3.11」の震災のことです。


あの時の規模は、印象としては、今回の100倍くらいだったでしょうか。


津波も物凄かったし、死者も物凄い数だったし、原発なんかも、爆発したら首都圏まで壊滅で住めなくなるんじゃないかって、本当に、「日本列島ダメになるかも」という恐怖がありました。


「頑張ろう東北」というのを合言葉にして、紅白歌合戦でも、その他の番組でも、「絆」ということをとても強く打ち出して、「この震災で学ばなくてはならないこと、変らなくてはいけないことがある」という空気が、濃くなったときもありました。


あの時、あの震災をきっかけに、日本という国は、根底から、変らなければならなかった、生き直さなくてはならなかったのだと思います。本当は・・。


けれど、何一つ変らなかった。

もしかしたら、もっと酷くなったのかもしれません。


計画停電で、時々電気が止まるようになり、電気の有難さを知った。

もう少し節電しても、世の中ってまわるんじゃないか?とも気が付いた。

原発って、何かあった時には、本当に恐いものだと知った。

都会の便利さの為に、地方に原発というものを背負わせているのだと改めて感じた。

そして、あんなに何度も繰り返された「絆」というキャッチフレーズも虚しく、この国の孤独死は増えているし、小中高校生の自殺も増えている。

コロナというのが、人を分断したというのはあるかもしれないけれど、それにしても。



人間というものは、個人で見たときも、失敗や挫折から何かを学び、その学んだことを糧として、変化をして、成長していくものであると思う。

そうであってほしいし、自分もそうでありたいと思う。


国も、そうなのではないでしょうか。

あの、3.11というもので、日本という国は、国民は、何に気が付いて、何を学んで、どこがどう変ったのだろう。どう成長したのだろう。と思うのです。


何も変ってないのではないかと思うのですが・・どうでしょうか。


「あの3.11の時に、何を感じたのか、何を学んだのか、思い返せ。しっかりしろ。」

日本人全体に対して、そんなメッセージが込められているように感じるのは、私だけでしょうか。



テレビを見ていると、とても悲しくなります。


元旦の、いいお天気の、とても穏やかなおめでたい空気の中。

今年はどんな年になるかね~なんて話している最中に起こった、大地震と津波。


どんな思いだっただろうと思うと、こっちまで胸が潰れるような思いになって、涙が出てしまいます。


けれど、あえて厳しい、現実的な事を言えば。

テレビの前で、知らない誰かが可哀想がって涙を流してくれたって、被災者の人たちにとっては、何の足しにもならないわけです。

それよりも、実際に、「今晩、窓に穴があいちゃって寒くて眠れないからどうにかしてほしい」とか、「お腹がすいて食べるものがない」とか、そういうことを、「現実的に」どうにかしてほしいわけです。


だったら。

テレビを見て、一緒に悲しくなってないで、小さくても何か動いたほうが、役に立てるわけです。


そういうわけで、昨夜から今朝にかけて、我が家の子供たちにも理由を話して、ちょっとずつお年玉からカンパしてもらい。近所の友達数人にもカンパしてもらい。

もちろん自分も少し足して。


そうしたら、約2万円ほどになりました。


現地から、「寒くて眠れないので、雨風をしのぐブルーシートがほしい」というラインを頂いていたので、半分以上をブルーシートに使いました。

ホームセンターに行って、2畳用と3畳用、買い占めました。(大人買い!)

全部で20枚くらい買えたのかな?

あとは、軍手を30双ほどと、保温アルミシート25枚。ガムテープとビニールテープをいくつか。


お金って、凄いなと思いました。

2万円弱のお金で、たぶん数十人の人が、今よりもいくぶんましな環境に住めるようになる。確かに、誰かの役に立つんだろうという実感が、実際の「物」を目の前にした時に感じられました。


3.11の時にも、さんざん救援物資は送りましたが、その時のボランティアとして活躍していた知人から、後で聞いて、反省したことがあります。

よく、「送って欲しいものリスト」みたいなものを見かけますが、私は、あればなんでも、いろいろなものを、細かいものまで一つの箱に入れてしまっていたんですね。


でも、現地では、人手もなくて、その仕分けが物凄く大変なんだって。

だから、できればだけど、「一箱全部、ビニールシート」とか、そういう送り方のほうが助かるんだそうです。


とはいえ、うちも企業でもないし、お金持ちでもないんで、なかなかそういうことは厳しいのですが、できるだけ、こまかいものではなく、できるだけ10個以上のものたちを入れる、というように心がけて、今回は送りたいと思っています。


物資石川県震災


自分の美学的には、「こういういいことしました!」的なのって、かっこわるいなと思ってるんですよ、ほんとは。

言わずにやったほうが、かっこいいじゃん、って。


でもね。もし、こうやって「とにかく行動するのだ!」っていう姿勢が、これを読んでくださる、誰かの勇気になることがあるとすれば。

かっこわるいかもしれないけど。


やるか、やらないか、って言ったら、「やる方!」を選んでいきたいので。


それでもって、書いてみることにしました。


このご時世、いつ何時、誰の身に何が起きるかわからないじゃないですか。


あれは、いつかの自分かもしれないわけじゃないですか。


保険じゃないですけどね、その時に、誰かにたすけてもらえたらいいなっていうのも、正直あります。(あつかましいんですけど(笑)


自分のやってきたことって、天の帳面についているというのか、引き寄せの法則じゃないですけど、結局はめぐりめぐってくるものだという感覚があります。


まあ、一生、やってあげる側で、やってもらうことがなかったら、それが一番幸せなのではないかと思いますが。



もう、一人の人間にできる事なんて、本当にわずかなんですけど。


それでも、胸を痛めているだけじゃなく、できることが、少しでも確かにある。


そして、できることをして、あとは気持ちを切り替えて、自分の人生をしっかり生きていく、ということが、一番生産的なことなんじゃないかと思います。



被災している方、もしくはその関係者の方で、これを見て下さっている方が、いるかどうかわからないのですが。


なにもたいしたことはできませんが、こうやって、小さくてもできることをしながら、私たちも生きて行きます。


もし私達の発信するメッセージから、ほんのおやつ程度にでも、心の栄養を摂って頂けたら、こんなにうれしいことはありません。


共に生きて行きましょう。


これからも、どうぞよろしくお願いいたします。



chikyuugi


イスラエルとパレスチナの紛争の経緯を、「教室」に例えて、学園ドラマ風にした映像を観ました。


学校の黒板に書かれるような、ざっくりとした内容だとは思いますが、分かり易かったです。


nikoniko

(ニコニコ動画の視聴者コメントを表示したくない場合は、動画下部、右側にあるセリフの四角い記号をクリックすると非表示になります。)







日本への原爆投下、9.11、イラク侵攻についても、わりと客観的に説明されていると思いました。


人類の愚かさを痛感させられます。


爆弾の降る下で

2023年10月17日

長年の夢だったマイホームが もうすぐ完成する


何年もの修行を経て やっと持てた自分の店

いよいよ開店は来週


ずっと大好きだったあの娘に告白

明後日が初めてのデートだ


今しがた産気づいた 新しい命が 今日生まれる


そんな日常の中に

突如降ってくる 爆弾の雨


爆弾を落とす者

傍観する者


その痛みを想え


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また新たな戦争が始まりました。


この機会に


いつも思っている、戦争に対しての


私の基本的な考えを


書いてみたいと思います。



私は、戦争というのは


「最大規模に大きな喧嘩」だと思っています。



いろいろな理屈や、いろいろな事情はあっても


基本的には「喧嘩両成敗」というのが


ひとつ、考えの基本にあるべきだと思っています。



わかりやすいように


規模を小さくして、個人の話にしてみましょう。



例えば、Bくんが、Aくんを刃物で刺した、


という事件があったとしましょう。


どうあっても、Bくんが悪いですよね。


でも、刺されたAくんは何も悪くなかったのか?



実は、Aくんは、何年にも渡って、


Bくんをいじめていました。


ラインから外して、


悪い噂をでっちあげて拡散したり、


うわばきに画びょうをいれたり、


ノートに「死ね」とか落書きしたり、


脅されてお金を巻き上げられることも何度も。


他にも陰湿ないろいろなことをやられて


Bくんは睡眠薬がなくては眠れないくらいに


追い込まれた状態で毎日を過ごしていました。


ある日の放課後、


たまたま校舎の裏で、


ばったりと、AくんとBくんが出くわしました。


Aくんは、仲間を2人連れています。


足がすくんだBくんは、じりじりと3人に


壁際まで追い詰められ、


Aくんに胸ぐらをつかまれて、


壁に押し付けられました。


身の危険を感じたBくんは


護身用にいつも持っていたナイフを出して、


A君を刺してしまいました。


というのが、この事件の真相でした。



という事件があったとしますね。



私の基本的な考えからすれば、


やっぱり手を出しちゃった


(しかも決定的に刃物を出して)


Bくんは、悪いと思います。


でも、Aくんも、やっぱり悪いと思います。


やられるだけのことはあるよね、と。



ちなみに、このAくんとBくんは


ある国を少しイメージしながら書きました。


Aくんがウクライナ(+全面支援しているアメリカ)


Aくんの仲間が NATO 北大西洋条約機構 ("みんなで作る、対ロシア軍")


Bくんがロシア、です。


日本の報道は基本的にアメリカ寄りなので


あまり報道されていないかもしれませんが


戦争に至るまでに、ロシア側から見たら


相当追い詰められていた部分もあるんですよね。


だからって、手を出していいのかっていうのはありますが。


先に手を出したら負けだよって、思うんですけど。


この件について詳しく知りたい方は、


ネットでいろいろと見てみてください。


両方からみて、初めて見えてくるものがあると思います。


例えば、


「バイデン ウクライナ 政界工作」


などのワードで調べてもらうと


知らなかった情報に当たるかもしれません。


何が事実で、何が憶測で、何が感情論か。


わけて考えてみると、いいかもしれません。



戦争は、報道される時には、


たいがい「感情」に訴えるように作られる気がします。



でも、実際に戦争を動かしているのは


感情ではないもの、という可能性が高いです。



戦争は、ビジネスです。


武器、弾薬、作る会社は世界に沢山あります。


溜まりに溜まったら、適当にどこかで消費する必要があります。


消費すると需要が生まれ、仕事が出来て


従業員の人たちもちゃんと給料をもらえます。


街を、家を、壊すだけ壊したら


復興事業で、建設会社の仕事が山ほどできます。


なるべく多く壊しておけば、それだけ儲かります。


惨いですけれど、それが戦争の現実です。


目を背けておきたい真実から


みんなが目を背けて


難しい事を考えると気持ちが暗くなるから


今日の楽しいことだけ考えよっと。


・・ってなると、ますますこの世界は酷くなります。


考える人が少なくなればなるほど、


考える人たちにとっては、やりたい放題ですからね。


自分で考えられるようになろう


自分軸を持って、大切にしよう


って提唱している理由の中には


実は、こんなことも含まれています。



話のついでに、一つ、考え方のヒントを。


戦争や、他にも大きな視点からものを見たい時に。


それを読み解く一つの要因として。


「そのことによって、お金がどう流れているのか」


「結局、誰が儲けているのか」


ということがあります。


そこから見ると、今までわからなかったものが


「ハッ!」という感じに、分かる時があります。


参考までに・・☆



そういう訳で


戦争というものに対しての私の願いは


たいていいつも


「(かわいそうな)こっち側の国が勝ちますように」


ではなく


「早く戦争が終わりますように」


です。



明日は新月です。


新月には、大きく育つ、結ばれていく系の


お願いをすると良いといわれています。



平和の芽が育っていきますように


停戦合意が早く結ばれますように


共に祈りましょう




政治家さんの、ポスター。


街のいたるところに貼られていますが。


あれ、ポスターの下のほう、


ご覧になったことありますか?


実はそこに、「ヒミツ」が、隠されてるんですよ。


あのポスター、「街頭演説会のお知らせ」なんですよ。


知ってましたか?


誰も知らないでしょうね、関係者以外は。


めちゃくちゃ小さい字で書いてありますからね。


もはや、誰にも気付かれないように(笑)。



なんで誰にも気付かれないように、


「街頭演説会のお知らせ」?


街頭演説会って、みんなに来てほしいんじゃなくて?



・・ええ。その通りです。


元々はそうだったんでしょうね。


けれどそれが全くの有名無実化して、


あれは完全に


「顔を皆さんに覚えてもらう用」ポスターです。


だけど、「街頭演説会」って書いておかないと


法律的にまずいので、一応、誰にも見つからないように(苦笑)、


書いてあるんですよね。


あれね、よくできてるんですよ。


そんなの関係者しか知らないから、その筋の人からしか


ツッコミとかないと思うんですけど、


でも、一応万が一の時のことも考えて、


例えば、「街頭演説会 8月25日18時~ ○○駅前ロータリーにて」


とか、書いてあるじゃないですか。


で、「あれ?今日8月25日の、


しかも今、ちょうど18時過ぎだけど・・」


なんてね、ことが、ないとはいえない。


そういう時のための予防線が張られてまして、


何年の、って書いてない。しかも曜日も書いてなかったり。


今まで会ってきた政治家さんの中で、


私が聞いた限りでは、


あのポスターの日時に、演説会をやってる人は


聞いたことないですね(笑)。


あ、でも、そのポスターの演説会だったか定かではないけど、


(コロナ中で)オンラインで、一応待ってみたけど


誰も来なかった、という方はいましたね。



あのポスターも、本人の名前が全体の何パーセント、


写真が全体の何パーセント、とか決まってるんですよ。


ほんと、くだらないでしょー。


まだまだ、政治&選挙、くだらないシリーズあるので、


また紹介していきますけども。


どうしてこうくだらないのかといえば、


やっぱりみんなが政治に興味がなさ過ぎるから、


興味ない人になんとか振り向いてもらう為に


「くだらない合戦」になっちゃんじゃないかと


感じています。


こんなブログを通してでも、


ちょっとだけ、政治とか選挙とかに


興味を持ってもらえたり、


面白がったりしてもらえたら嬉しいです。


もし勇気があれば、


その日時にその場所に行ってみて


やってるかどうか確かめて、


「やってないじゃないですかー」って


ツッコミを入れてあげると、


いやがられたり、ある意味貴重がられたり


するかもしれません。


そして、いつか、その人がもし演説してるところに


通りかかった時には、


ちょっとでも耳を傾けてあげてくださいね☆



みなさんに、政治とか選挙に、


親しみとか親近感を持ってもらえますように。


そして、真面目な政治家さんたちの


まっすぐな希望や願いが、


ちゃんと皆さんの心に届くような世の中に


少しでも近付いていってもらえたらと思います。




昨日の続きみたいな記事になります。


あ、この記事は、真面目な議員さん、


というのを前提に書いてますので、


そこのところ、最初にご理解下さい。



仕事に取り組めない⇒二日酔いでやる気でない


とか、そういう話ではないですからね(笑)。



政治家の活動としては


おおまかにわけて二種類の活動があります。


一つは「選挙活動」


もう一つは「政治活動」


です。



公式的には「選挙活動」は投票前の数日間に限られますが、


実際には、長い長い時間をかけて培われるものなので、


「選挙活動」⇒票を集めるための行動


というように、ここでは理解してくださいね☆



「政治活動」というのは、実際に、世の中をよくするような


取り組みを行うことをさします。


困りごとを聞いて相談に乗ったりとか、


その周辺の事を調べたりとか、


場合によっては、関連する場所に視察に行ったり、


市議会議員さんとかだったら


一緒に市役所に同行してくれる場合もあります。


そして、一番の活動の目玉は、


議会での「質問」ですね。


「こういう件で困っている人がいるんですが


こういう制度を作ったほうがいいんじゃないですか?」とか。


わかりやすく言うと、そういうことになります。


それで、うまくいくと、


体育館にクーラーが付いたり、


子供の医療費や給食費が無料になったりします。




普通に考えると、


「政治活動」を一生懸命やってる人が


選挙に受かりそうなもんじゃないですか。


だって、真面目に仕事してるんだし。



ところが、そうじゃないんですよ。


それは、さんざん、そういう例を見てきました。


「質問」を、たくさんたくさん、


寝ずに考えて、毎回毎回丁寧にやってきた議員さんが落ちたり。


「質問」なんか1回もしてない人が当選したり。


「質問」に限らず、


市民の声を丁寧に扱って、よく働く人が、


案外と下の方の順位での当選だったり。


横暴で、かなり悪評高い人が、


なぜだか上位での当選だったり。


・・理不尽だなあ・・と、思います。


それは、政治家さん本人が一番、


痛いくらいに感じていることだと思います。



例えば、皆さんも、お仕事していたら、


自分と同じ業務をやっている仲間より、


自分のほうがはるかに頑張っているとしたら、


それは認めてもらいたいじゃないですか。


その評価の表し方が、会社の場合は


上司からの褒め言葉であったり、


昇給であったりすると思うんですけど。


議員さんって、頑張っても昇給とかはないんでね、


やっぱり、評価って「投票」ってところに


表してもらうしかないわけです。


だけど、頑張って仕事(政治活動)しても、


結局ほとんどの人がそれを見てくれていないから、


票に結びつかない。


本来の仕事、政治活動を頑張っても、評価されない。


これは本当に悲しいことだと思います。


それでも、やはり応援してくれる人、


その政治家さんを頼りにしてる人たちもいるわけで、


そうすると、悲しがってばかりいても仕方ないので、


次に当選するために「選挙活動」を頑張るしかない。



で、昨日の続きですけど、


どうやら


「顔を見たことある」で投票する人が多いらしい


ということで。


これは、昔から「どぶ板選挙」と言われてるんですが、


まあ要するに、


「ポスターより実物(本人)だ」ってことで。


とにかく「人に会う」。


そして「握手をする」。


昨日の「ポスター1000枚」のジンクスじゃないですけど、


「握手○人で当選」とかいうのもあるらしい(汗)。


この「人に会う」というのを実行するには、


普通の日なら「戸別訪問」。


でも、みんなお仕事だったりで、


お家にあまりいないから、


そうすると効率よく人に会えるのは「お祭り」。


盆踊りとか、市民祭りとか。神社の祭りとか。


ありとあらゆる祭りに行きまくって、


誰か知人がいれば、その知人を介して、


皆さんに紹介してもらう。


こんな方法で、本当に投票してもらえるのか?


と思うでしょう。


してもらえる、感じがします。



実際、(ちょっと失礼な物言いですが)


そんなにたいした政治活動をしているようにも見えない


とある議員さん。


市民祭りとかで、あらゆるブースにちょっとだけ顔を出して、


ちょっとだけ買い物していく、というやり方で顔を売る、


という方法で、何年も活動してきた方が、


先日、当選してましたからね~!


ああ、「祭りで人に会う」って、たぶん効果あるんだなあ~


と、改めて、感じてしまいました。



とまあ、そういう訳で、


議員さんたちは、本来の仕事もせずに(できずに)


お祭りへの参加とかに精を出すわけです。



これはね~


やっぱり市民の側にも、大きな責任があると思うんですよ。


全て「政治家が悪い!」「政治家が働かない!」


「政治家の質が悪い!」って、


他人事みたいに言えないと思うんですよ。


だって、「働いているかどうか見ていない」し、


「質が悪い人を選んでいる」のは、市民ですからね。



じゃあ、どうしたらいいのよ?って


答えは簡単です。


郵便受けに入ってくるチラシを見てください。



皆さん、いろいろお忙しいのはわかります。


隅々まで読んでくださいとは言いません。


斜めでいいです。


タイトルだけでも、赤字や傍線の部分だけでも、


斜め読みでもいいです。


ちょっとだけ興味を持って、チラシを見る癖を


つけてください。


そうすると、


この議員さんは「子供」について頑張ってる、とか、


この人は「防災だ」とか、なんとなく方向性がわかります。


まめにチラシを入れてくる人は、


やはり、本来の仕事を一生懸命している人でしょう。


字の大きさや、イラスト、読みやすさなどにも、


その人の人柄が出ます。



また選挙前には、こういう情報も出していきます!


あ、「真面目な」政治家の人も、ご相談、お待ちしていますよ!




このところ、しばらく出していなかった、政治のお話です。


政治家さんのところで働かせてもらっていた経験からの、


リアルなお話をお伝えしていきます。


「政治にはお金がかかる」


っていうイメージって、あるじゃないですか。


そもそも、なんに使ってるの?


っていう話です。



高級料亭で食事。


なんていうイメージ、ありますよね。


まあ、そういうこともあるかもだけど、


根本的にはそこじゃないんですよね。



極論から言っちゃいますと、


みなさんが、時々、政治家さんたちのホームページを覗いて、


「なにやってんのかな?」


「どんなこと考えてるのかな?」


と、見てもらうだけで、現在使っている


活動資金のかなりの部分が不要になります。



そのわけを説明しますね。


まず、街中に、政治家のポスター、たくさん貼ってありますよね。


あれは、どうしてだと思いますか?


答は、「見たことがある人(見慣れてる人)に


投票する人が多いから」です。


「選挙区に千枚貼れば、まず落ちない」という


ジンクスがあると聞いたことがあります。



ポスター自体にお金がかかるのもありますが、


まず、ポスター用の写真を撮るために


写真屋さんで10万くらいかかります。


そして、ポスターを貼らせてくれる家を探すため、


ポスター貼り用の秘書を雇って、


戸別訪問でお願いして歩いてもらい、


貼らせてもらえる家を確保、そして、そこで作業。


プラスチックのボードを使う場合などは


そんなに難しくもなく、時間もあまりかかりませんが、


「野立て」という、畑とか道端に、


細い木材などを使って立てる場合、状況によっては


半日近くかかることもあります。



そして、日光に当たり、雨風に吹かれ、


劣化して破れると、また貼り替えに行きます。


台風の後とか、たくさん電話が来ます。


さっき、さくっと「貼らせてもらえる家を確保」って


書いちゃいましたけど、そんなの簡単ではありません。


だって、特に何のお礼も出るわけではないですし。


いきなり家の前に、特に直接の利益も無いのに、


人のポスターを「バーン!」って貼られるのって、


あんまり気持ちのいい人いないでしょ(笑)。



ちなみに、小ネタですけど、実際に貼らせてくださる方って、


「その政党応援してます!」って人よりも、


「家の前?あ、いいよ、どこでも。」みたいな、


どうでもいいというか、おおらか系の人が多い(笑)。



秘書がなかなかうまく家を確保できない場合には、


そういう専門業者に頼んだり。


専門業者は、1枚いくらだから、


本来は1枚でいい壁などに、2枚貼ってみたり、


悪質な業者だと、持ち主がよくわからないような


空き地の横などに、無断で「野立て」してしまったり。


(⇒無断貼りといいますが、だいたい後で問題になります(泣))



まあ、そんなこんな、いろいろと裏話も含めて


披露してしまいましたが


まあ、要するに、それだけの労力=人件費がかかるんですよ。



もうねー


なんていうんですかねー


この際、あんまり言葉を選ばずに言っちゃいますと。


ほんと、


「しょうもないわ~~!!」


って思うんですよ。



投票行って、


「あ、この人のポスターよく見るからいれよー」


って。


「たくさんいい感じの写真を貼ると売れる」って


アイドル投票なのかよ~!?


って。


小学校の児童会の投票の方が


まだましなんじゃないかと思うんですけど。



本当にそういう理由で多くの人が投票してるのか?


・・正直、わかりません。


「あなたは何が決め手で投票しましたか?


・チラシの内容が良かったから


・演説が良かったから


・ポスターでよく見かけるから


・・・・・・・・・・・・・・・ 」


なんていうアンケート、見たことないですし。


あ、誰かやればいいなあ。


どこかのテレビの世論調査とかでやってくれないですかね。


だから、各候補は、いろいろと活動する中で、


「これなんじゃないかな~」という手ごたえで、


投票してもらえそうな行動を取っていくんですけどね。



でも、正直、ちょっと手ごたえとして、


わからなくもないんですよ。


アンケートとかの電話かけをしていると、


「ポスターとかみたことないなあ」とか


「あそこの角にいつも貼ってあるから見てるよ!」とか


なんか、あるんですよね、手ごたえが。



とまあ、そういう


「ポスターで見たことがある」⇒投票行動


というのが、どうもありそうなので、


そこに多額のお金が突っ込まれてる、という話でした。



結局のところ、今日の結論としては、


「ポスターで見たことある」


という理由での投票は、ぜひやめていただいて、


児童会の選挙並みには、


「話を聞いて良かったから」


という理由で投票してください。ってことですね。



「よく見るから」というのは、


もう、犬猫への刷り込みみたいなのと


同じレベルですからね!



何年もふつふつと思ってきたことなので、


今日はちょっときつめの表現になりましたこと


おゆるしください!



政治って、遠いことでも関係ないことでもなく、


密接に私たちの「生活」につながっているので、


時々、こんな話も、


社会的な「自分軸」をつくる素材に


していただけたらいいなって思っています。