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先日、野原で採取して軒下で乾燥させていたクサノオウやヨモギが乾いたので、細かく粉砕してそれぞれ瓶に入れました。
あんなに大量に採ったものが、こんなに小さくなっちゃうんですね。
今の時期であれば沢山採れるので、追加でとってこようと思っています。
祈願の効果を高めるためにも、なるべくエキスの濃い、旬のこの時期に集めたいです。
裏庭に繁茂するドクダミは、結びつなぎの祈願にも応用したいと考えています。
個人的に感じることは、この薬草からは優しい凛とした雰囲気と、汚染されない清らかさを感じるんです。その清らかさによって、不浄なものを浄化する、そんな霊力を持っているのだと思います。
ただ純粋なだけではなく、病気にかからない健康的な濃い緑色の葉と、少々踏まれたところで決して潰れない強い生命力をもっています。
その逞しい根っこは地面を埋め尽くすかのように、どこまでも伸長します。
そして一見枯れたように見えても、来年にはまた必ず芽を出します。
このしたたかな強さは、結び繋ぎの祈りの目的に適っています。
特にハートリーフと呼ばれる愛らしい呼称とその形は、ハート(心臓)にも似て、恋愛の願い事、縁結び、出会いを招く、廃れることの無い愛などの願意に適しています。
切る祈願に用いれば、浮気をやめさせたり、誘惑的な異性を退けさせることにも応用できそうです。
今の時期、ドクダミは白い花のつぼみが沢山出てきています。
私は健康のために料理して食べたりしているのですが、ドクダミの香りが苦手な人は多いかもしれません。でも、この時期の葉を手でぱちんと叩いたときに放たれる香気は、どこか白檀などの香木にも似た、気品のある香りなのです。
わたしはこの香りがとても好きで、よく湯船に葉のたくさんついたドクダミの花束を浮かべて入浴しています。
リモネンが入っているので、このお湯で髪を洗うと、髪がしっとりまとまり、滑らかになります。美容にご興味のある方は試してみてください。
そして、庭に咲き始めた幾つかの大輪の薔薇の花びらを採取し、結び繋ぎの祈願で用いるために、やはり乾燥させようとしています。
薔薇の花びらは、魔女の呪術のなかでもお馴染みの恋愛成就のお香になります。
メルヘン・ツァウバー、ピンク・フレンチレース、白いボレロ、そして小ぶりのコーネリアです。
これから続々と蕾が開いて行きますが、薔薇は品種にもよりますが、ある程度咲いたら萎れてきますので、満開になった頃にその姿を見て楽しんだら、こうして花びらを採取して掲示板祈願の火にくべる供物にします。
☆ 当サイトでは、お祈り掲示板を常設しており、どなたでもご自身の願い事を、神社の絵馬のように、あるいは七夕の短冊のような感覚で掲示板にご投稿頂けます。
掲示板に投稿された願い事の成就のために、旧暦3日と、満月の翌日に、それぞれ結び繋ぎの祈りと、切る祈りを実施しております。
ご興味のある方は、掲示板をご覧下さい。