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子供は可能性のかたまりです。
めいっぱい、可能性が詰まっています。
何にでもなれます。
そして、「可能性を伸ばそう」ということばかりが
声高らかに言われます。
でも、たまには、「その向こう側」の面も
見たほうが良いのではと思います。
実際、その子の人生で、なれるものって
そんなに数多くはありません。
少ない人で1つ。
多くても、最大でも10個くらいではないでしょうか。
転職とか副業とかもある時代だから、
そして、趣味の分野でも「何かになる」とも言えるかもしれないから・・
なんて考えると、平均3~6個くらいなんでしょうかね、なれるものって。
逆にいうと、それ以外の全ての可能性を削って、
そこへと特化して、なんとか「それになる」わけです。
だから、「たくさんの可能性に満ちている」というのは
「まだ何も選んでいない」ということでもあるわけです。
あまり語られないことですが、可能性は、
あれもこれも、伸ばすだけじゃダメなんだと思います。
どこかで、選ぶ。削る。少なくしていく。
そして、選んだものを伸ばしていく。
伸ばしてみて違うようだったら、また別のものを選ぶ。
もしかしたら、あきらめたもの、捨てたものの中に
リメイクして伸ばせる何かが眠っている可能性もあります。
だから。
何かにつまづいたとき、「これで可能性が削れた」
と思うと、いいのかもしれません。
チームでやっている場合などは、自分がダメだとわかると
他の人に素直に任せられるようになったりします。
削らなければ、集中して伸ばしていくこともできません。
ものごとは両面から見よう、というお話でした^^☆