ドクダミ


(我が家の裏庭に繁茂するドクダミ)



現代の魔女たちは、ドクダミをどのように見ているのか?。


もちろん個々の経験や、捉え方によって様々ではあると思いますが、


参考までに、簡単な市場調査をしてみました。



たとえばこちらのオカルトショップ


The Witch And The Cowboy


には、こんな説明があります。


(日本語訳を引用)


ドクダミには多くの治癒特性があり、
治癒の呪術に優れています。
呪術、意志、そして全体的な魔法の強さと回復力を
高めるために使用してください。
あなたの人生からネガティブなエネルギーや
有害な影響を取り除くためにこれを使用してください。
このハーブは、精神、心、体を落ち着かせる呪術に優れています。
また、敵の活動に対する魔法の耐性を構築する
保護の呪術にも役立ちます。




治癒、浄化、癒し、防御、にお薦めってことなんでしょうね。


商品自体は売り切れています。


需要があるということなのでしょう。



またこちらは日本のオカルトショップです。


魔術堂


(上から四番目の商品)


料理や茶として飲まれることもあるドクダミは、生薬や漢方の解毒剤としても用いられるハーブです。呪術においても、心身に蓄積された毒のような邪気を取り除いてくれることが期待できるでしょう。


と紹介されています。


このお店は私も利用したことがあり、秋葉原の電気街の奥まったところにあるのですが、目立つ看板があるわけでもないのに不思議と経営が続いている日本では数少ない魔術用品店です。


やはり解毒とか浄化の用途が紹介されていますね。その植物が元々用いられてきた効能と、霊的な性質を重ねて見ている感じなのでしょう。




ドクダミは、英語圏では、カメレオンプランツとか、フィッシュミント、ハートリーフなどと呼ばれているようです。


美しいハート形をしているので、恋愛系の建設的な魔術にも使えそうな気がします。


たとえば、


”新しい出会いを生じさせる”(四方につるを伸ばして沢山の葉が出てくることから)。


”失恋の傷心から回復する”(治癒力と再生能力から)。


同じくその治癒力をもって、


”相手の心の中にある否定的な感情や印象を修正し愛情を回復させる”。


”健康的で明るい恋愛を招く”(薬効や壮健さから)。


こんな風に、結び繋ぎ的な用途でも使用できそうです。




ドクダミの強烈な香気には、確かに邪気を取り除く効力がありそうです。

昨日作ったような薬草の束は、雨が降る予報があるときは、その都度、室内に取り込んでいるのですが、束を干している部屋の気が浄化されている感じはあります。


小室博史



呪い返しの方法

2023年11月26日

「今どき呪いなんて・・・」と思われる方も多いかもしれません。


試しにamazonドットコムの検索で、”呪い” ”方法” と入力してみれば、呪いに関する無数の出版物が売られている事が分かると思います。また、呪いを解く方法、お祓いの方法なども見つけられると思います。それだけ、呪いへの関心、需要があるということなのだと思います。


人間に、好悪の感情、怒り、妬み、憎しみの念がある以上、「呪いの方法」が無くなることは無いと思います。呪いの震源地は、「人の心」です。特に呪いの知識が無い人でも、その人の心に相手の不幸を念じる感情が生じているならば、場合によっては一つの「呪い」とも成り得ると思います。


虐められたり、貶められるなど、それ相応の理由があって呪っている場合もあると思いますが、憎らしい、妬ましい、という自分勝手な感情から他人を呪う人もいます。


その動機が何であれ、特定の対象者に差し向けられた否定的な感情のエネルギーである以上、その標的となった人が、呪いの影響を受けてしまう可能性はあると思います。





呪われているかどうかを、どうやって判断すれば良いのでしょうか。

断定することはできませんが、幾つかの兆候が当てはまる場合、呪われている可能性があるかもしれません。


・急な体調の悪化、精神状態の悪化。(熱も無く、風邪をひいたとも思われないのに、急激に吐き気が生じたり、悪寒を感ずる。体力を消耗して動けなくなる。理由の分からない抑えがたい焦燥感、不安感、憂鬱感。)

・悪夢を見る、金縛りにあう、朝起きたときに身体が硬直して布団から出られない。

・家電製品の突飛な故障。(電球が破裂したり、新しい製品がいきなり壊れるなど)

・突然の出火、発火現象。

・異臭が漂う。

・火の玉のような怪光を見る。

・心霊写真のようなものが写りこむ。

・毎日鏡に映る自分の表情が急に老け込んだように見える。

・体の特定の部位に痛みを感じるが、医者に行っても異常なしといわれる。

・飼っているペットが死んでしまう。

・身近な人、家族などが精神的に変調をきたす。

・それまで明るく元気だったのに、理由も分からないが自殺願望がわいてくる。

・特定の人物と関わってからというもの、凶事が連続して起こるようになった。


こうした兆候がある場合、呪われているかどうかははっきり分からなくても、呪いを解く方法を実行してみると良いかもしれません。方法は無数にありますが、今回は、呪いを解除することができる言葉(真言、マントラ、呪文)をご紹介します。


「この言葉の威力によって、かけられた呪いを祓う!」という強い気持ちで唱えてみて下さい。


先ず一つ目がこの呪文です。


『オーム ナマー バガヴァトゥヤー アールヤ マハー プラトゥヤンギラーヤイ』


(アールヤのルは巻き舌で、プラのラも巻き舌で発音します。)このマントラの意味は、「オーム聖なる大返呪詛女尊(だいへんじゅそにょそん)に礼拝します。」です。






もう一つは、『法華経』の中にある『観音経』の一部です。

観音様のお力によって、呪いを送り返してもらいます。


『呪詛諸毒薬 所欲害身者 念彼観音力 還著於本人


(しゅーそーしょーどくやく しょーよくがいしんしゃ


ねんぴーかんのんりき げんじゃくおーほんにん)』






最後に もう一つ呪文をご紹介します。


『アラハバキ・イシカ・ホノリ・ガコ・カムイ』


全宇宙を動かしている神である、アラハバキカムイの加護を得られる呪文です。どういう風に唱えても構いませんが、太陽、月、北極星、北斗七星、などに向かって唱えると効果的です。




念のために、より強力な方法も掲載しておきます。


この方法は、アラハバキの信仰者でもある私が、様々な伝承を基に考案した呪い返しの方法です。北極星、北斗七星の神でもあるアラハバキの加護を受けて、呪詛を無効化するものです。


実施する日は、カレンダーで「新月」の日を調べ、「その前日」の夜に行います。


この方法に必要な物は、香炉、お香(スティック型やコーン型の香が便利です)、鉄剣(なかなか入手し難いと思いますので、手刀で代用すればOKです。ペーパーナイフなどで代用しても良いです。)、方位磁石(方角を知るのに必要)



北斗七星



1・夜、沐浴をして身を清め、小高い丘や山の上、ビルの屋上などの高所に立ち、お香を焚いてその煙を天に届けます。


2・お香を焚いたままで良いですから、利き手に鉄剣を握るか、手刀を結びます(お不動さんのような姿勢を取る)。


3・真南を向き、片目をつむって下界を見下ろし、凛とした力強い声で「アラハバキ・イシカ・ホノリ・ガコ・カムイ!」と七回唱えます。


呪いの発信源が分かっている場合は、その呪いの行使者が住んでいる領域を見下ろす高所から行うと良いでしょう。どうしてもこの儀式を野外で出来ない場合は、室内で、自身が高山の山頂に立っていると想像しながら行います。



ことばのちから

2023年10月16日

私は、最近、お薬を飲む時や、目薬をさすときに、「治る!」と唱えるようにしています。

ダニエル・キイス著「クローディアの告白」には、呪術の効力を強く信じている精神分裂病の女性、クローディアが、自分の肌に出来たイボを、十字型に切り込みを入れた玉ねぎで、たちまち治癒してしまった話が出てきます。


私にはそこまでの治癒体験はありませんが、じんましんになったときに、「いいか、おまえらぁ、よぉーく聴けよ?」「あのなあ・・・、絶対になあ・・・ヒスタミンとか・・・分泌するなよぉ~!」という自己催眠をかけてみたところ、すぐにじんましんが消えていきました。小学生の頃、催眠療法のカセットテープを図書館から借りてきて練習しておいたのは正解だったと思いました。


催眠術で「あなたの腕にアイロンをつけますよー」と語りかけると、被験者の腕に火傷が生じることがあるそうです。それくらい、人間の肉体は、外部から言われたことや、自身が思い込んでいることから影響を受けるのでしょう。


牛乳を飲むと背が伸びるという信仰がありますが、医学的な根拠や統計的な論拠は全然無いそうです。つまり、迷信、俗説に過ぎないんです。それでも、子供の頃、やたらと牛乳をがぶがぶ飲んで、個人的にはスクスクと背が伸びているように見える子たちが、周りにいたような気がします。そういうのも、もしかしたら、”牛乳を飲めば背がドンドン伸びる””牛乳とはそういう飲み物なんだ”という情報を、完全に信じていて、完全に鵜呑みにしていることによる、プラセーボ効果なのかもしれません。


呪術と催眠術の共通点は、その技を信頼しきった状態で、心の奥底に明確なメッセージを注ぎ込むことです。私は、言葉を呪術的に活用する訓練は、日々の生活の中でも出来ると思っています。だから、薬を飲む時は、「治る!」と念じています。美容のサプリを飲む時には、「若返る!」、「綺麗になる!」と唱えると良いと思います。

男性用サプリだったら、「勃ーっつ!」とか(笑)


kusuri


小室博史



前編では話したりず、後編です(笑)。


魔法(ファンタジー)と魔術(現実)の違いについてですね。



わかりやすいイメージとしては、「魔女の宅急便」。


あの、女の子の「キキ」が使ってるのが「魔法」(空を飛ぶとか)。


あ、ハリーポッターとかも、だいたいそっち側ですね。


「キキのお母さん」が、なんか試験管みたいなので、


魔法の薬みたいなの作ってるじゃないですか。


あの感じが「魔術」。


(ああ、そういうことなのか~!)と、


すごく納得した話がありまして。


魔法使いが、ほうきに乗って空を飛ぶっていう。


あれは、二つの「魔術」のイメージが


組み合わさったものらしいです。


具体的にいいますと。


一つは、ほうきにまたがって歩き、


畑の隅に、豊作を念じ込む、という魔術。


もう一つは、キキのお母さんみたいに、


なんやらかんやらとかき混ぜて、


ある種の薬が出来まして、


そしてその薬がなんかちょっとヤバイ薬だったらしく


それを飲むと意識が吹っ飛ぶという(笑)。


その、「意識吹っ飛ぶ」というのが、


「宙に浮く」というイメージになり、


「ほうきにまたがる」と相まって、


あの「ほうきにまたがって空を飛ぶ」イメージになったんだとか。


ちょっとびっくりじゃないですか(笑)!?



「魔術ってなによ?いまいちわからん」とか


「魔術って効くのか?」とか


そのあたりをもう少し深堀りしていきますと。


ウィキペディアあたりの説明では、


魔術も呪術も一緒みたいなあつかいをしてますねー。


呪術っていったらおまじないですね。


日本で、身近なところで言ったら、


節分の時に玄関に飾る、ヒイラギ+いわしの頭とか。


車を買ったときの、お祓いとか。


お葬式の後の、お清めの塩とか。


あともう、今の科学で説明できないあたりの、


手かざしとか気功なんかも含まれるんじゃないでしょうか。


(ウィキでは、漢方薬とか針灸までかいてあったけど、私的には


それは魔術に入れたら入れすぎな気がするんですけどねー)


だからものすごくザックリ説明すると、


「よくわからんけど、効くと思われている何か」


みたいな感じですかね~。


だからね、もうこれが「効くか効かないか」は


正直言って、「自分の体感」しかない気がするんですよ。



私って元々、結構、現実的な方なんじゃないかと思っています。


けど、博史先生に出会って、


なかなか不思議な世界観を見せてもらって、


テレパシーって確かにあるんだな、とか


占いって当たるんだな、とか


護符って効くんだな、とか


これはもう、自分でひとつひとつ体験して、


現実にあるんだなと、納得したわけです。



例えば、現実的に考えてみましょう。


「彼とうまくいきますか?」


という質問を頂いたとします。


これを、タロットのワンオラクル(一枚引き)で見るとします。


これは、すごく意地悪な見方をすると、


半分以上の確率で当てることが出来ると思います。


まず、普通に考えて、約半分は当たります。


ざっくりいって「うまくいく」「いかない」の半々だからです。


そして、一時うまくいったように見えたけど、やはりだめだった。


逆に、上手く行かないかと思ったけど、うまくいった。


という、その後の展開の変化まで含めると、さらに確率は上がる。


そして、「占い師にこう言われた」という思い込みが、


無意識にそういう未来へ「導かれやすい」ということも考えると


適当にカードを引いても、もしかしたら6割位、


当たっちゃうのかもしれません。


けれど、引くカードが複数枚になってきたり、


質問が狭い範囲のことになると、そうはいきません。


例えば、ケルト十字みたいに、10枚くらい引いて、


それが、「この件の過去」「近い未来」「カギになること」


「自分の立場」「これに関わっている人」などなど、


さまざまな項目、全てに、「なるほど!!」っていう


答えが出てくる確率なんて、これは本当に低いというか


限りなく不可能に近いのではないかと思います。


でも、出るんですよね。


なぜか、出る。


正直、「どうにも変だ。これは間違ったな」と


思ったことが、過去に2回ありました。


でも、本当にめったにない。


「そりゃそうだよね」と言う答えが出ることは多々あるし、


「そこか!」という、自分が気付かなかった事を


カードが教えてくれることもある。


ともかく、何枚ものカードが、


ちゃんと意味を持って並ぶ。


これは何か不思議な力が働いているとしか思えない。


これを「魔術」っていうんだろうなと、


現実主義の私も、体感として「あるのだ」と


思うようになりました。



何事においても、自分の体験、感覚、って大事です。


その体験ひとつひとつが「自分軸」を作ります。


護符が効くのかどうか。


それはまず、無料で公開していますので、


ぜひ、ご自分で心を込めて書いてみてください。


人生は、壮大なる大実験ですから☆


そして、もし手作りの護符が効いたら、


一言でも「効きましたよ!」と


メッセージをいただけると嬉しいです☆





博史先生が護符の説明の中で


魔術、などの言葉を使っていますが、


今更ながら、「魔術ってなんだ?」という。


そこらへんを深堀りしてみようかと。



魔術(魔法)っていったら、やっぱり「魔女」じゃないですか。


この前、「魔女術(鏡リュウジ著)」っていう本を読んだんですが。


面白かったです。



まず、日本語訳がまずかったなと思うですが、


「魔女」って、女性だけじゃない。


ホントです(笑)。


男性が、魔女の格好(女装)してるとかじゃなくて(笑)。


男性もいるわけです。


いわゆる「魔法使い」ですね。ハリー・ポッターとかね。



諸説ありますけどね、私の理解している範疇でお伝えします。


キリスト教が世界を席巻していた時代がありましたね。


その時代に、キリスト教から見た、異教の人々がいたわけです。


古来からある多神教の女神崇拝ですとか、自然崇拝ですとか。


そういう方々が、宇宙やら自然やらに対して、独自の祈り方をしたり、


なにやら呪術的な不思議な術を使ったわけですよ。


それらを総まとめで、「魔法」とか、「魔法使い」とか「魔女」とか


呼んだわけなんです。


だから、今の日本の神道で言えば、未来を観る「おみくじ」とか、


厄を払ってもらう「お祓い」なんかも、魔術の一種でしょうね。


たとえば、魔女の使う魔術の例を一つ挙げると、


風が吹いている時に、ハンカチでその風を包み、縛って、


そのハンカチを解く時に、風が吹く、なんていうのもあるそう。


今、満月や新月の願いごと、なんていうのも流行っているけど、


それも、魔女のおまじないが源流みたいですよ。


子供向けの「おまじないの本」とかありますけど、


ああいうのもやっぱり「魔女」起源みたいです。



博史先生は「魔女サークル」を主催してました。


結構、日常に不思議なファンタジーみたいなものを


抱えている人です。


庭仕事を少し手伝おうと思って、庭を掘ろうと思ったら、


「あ、その下あたりに、


呪いの瓶が埋まってるんで気を付けて下さい」とか、


仕事するのに少しすっきりさせようと片付けていたら、


「あ、その後ろの籠に悪魔閉じ込めてますんで」とか、


「昨日、弟とテレパシー実験やったんですけど」とか(笑)。


最近はそんなことも多少減りましたが、私も慣れて来ました(笑)。


「あ、悪魔に腕つかまれたんですね、なるほど!」みたいな(笑)。



博史先生のおもしろ不思議ワールドを覗いてみたい方、


7月13日の動画など、ご覧になってみてください☆