日の出のサビアンシンボル

ここ数日間、アストロラーベのHPのサイドバーに、「日の出のサビアン」という情報を載せていました。お試し的にやってみたのですが、毎日ホロスコープを出して情報を書き写すのがちょっと大変だなと感じたので、それは一旦やめました。(無理すると続かないので)

”日の出のサビアン”とは何かといいますと、その日の日の出時刻を調べ、その時刻の出生ホロスコープを作り、その惑星の度数からサビアンシンボルを割り出して表示していたんです。

どうして日の出時刻なのか?といいますと、「日の出」時刻のホロスコープは、その日(日の出から翌日の日の出まで)のなかで、その地域全体に住んでいる住人に、浅く広く影響を与えるのではないか?と考えているからです。

もちろん日の出時刻にその場所で生まれた赤ちゃんは「濃く」影響が行くと思います。

私はかつてはプラシーダス法でハウスを分割したホロスコープ(出生時刻を正確に反映した)を使ってサビアンシンボルを出して自分のホロスコープを分析していたのですが、試しに「正午」とか「日の出時刻」などでホロスコープを作ってみたところ、そのことで若干シンボルが前後するわけですが、どうも日の出時刻のほうが、自分にはぴたりと当てはまると感じることが多かったんです。

ただ、それはもしかしたら、私が母親の胎内から生まれてくるときに、長い長い陣痛期間があって、夜遅い時刻に生まれたことも関係しているのかもしれません。

本来はもっと早い時刻に安産タイプならするっと生まれたのかもしれず、赤ん坊としては天界からの影響力が十分に結晶化して、入ってた可能性があると思いました。

つまり「難産の赤ちゃんは、時間を巻き戻してホロスコープを作ったほうがしっくりくるかもしれない説」です。

かつて読んだ情報からのうる覚えですが、どのタイミングの時刻で計算するべきかという問題は、昔の占星術師たちの間でも議論されていたらしいです。

母子手帳に出生時刻がちゃんと書いてある時代の私たちからみると、日の出とか正午で計算する方法は、何となく原始的に見えてしまうかもしれませんが、そうとはいいきれないのではないかと思っています。

それは天界の情報が新生児にどんな感じで入って行くのか、細かい部分を誰も解き明かしていないからです。

サビアンシンボルを出して、”なんかしっくり来ない”と思った方は、試しに「日の出時刻」を調べて、やってみるといいかもしれません。必ず自分が生まれた年月日の日の出時間のデータを調べてくださいね。


小室博史


hinode


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