お問い合わせ |
何度か書いていますが、私は占い師ですけど、
何でもかんでも占ってみる、という方ではありません。
(このあたりの詳しい話は、1/28のブログ「占いって怖いですか?」をご覧下さい。)
みなさんが、けっこう占ってみるかもしれないけど、
私は占わないんだよな、というのは、このパターンです。
自分が大切に思っていること、大事だと思うこと。
その序盤、中盤。(もしくは始まる前)
どうして占わないか。
それは、占いの結果によって、自分がそちらへ誘導されてしまうかもしれないと思うからです。
占いが、良い結果だったらいいですよね。
でも、あまり良くないとか、悪い結果が出るかもしれない。
その時に、どうでしょう。
良い結果が出るまで、何度も占いますか?
(一般の人なら、占い師をはしごしますか?)
たまーにいらっしゃるんです、そういう方。
「彼が私のことを思っているかどうかって、いろんな占い師さんに聞いたんですけど、4人は思ってる、って。3人は思ってないって。どうなんでしょう?」
占いは、多数決じゃないんです^^;
だいたい、最初に出たものが当たっていることが多いそうです。
でも、当たる確率99.9パーセントじゃないですからね。
(興味ある方は、2/6「的中率99.9%という嘘。」をご覧下さい)
もし、外れてたらどうしますか?
(きっと外れてるよね~、っていうか、外れててほしいな・・)
なんて思いつつ、頭のどこかに、
(やっぱり当たってるのかな~、そうなっちゃうのかな~)
なんて、残っちゃうのではないでしょうか。
その無意識に、自分が引っぱられて、そっちに行ってしまう、
それが叶ってしまう、つまり占いが当たってしまう、ということも
よくあることなんじゃないかと思うのです。
だからね。
さっき、例に挙げた、「彼は、私のこと、どう思ってるんでしょうか」っていう。
そんなに占い師をはしごするエネルギーがあるなら、
直接本人と話をしてみるのが一番良いと思うんですよ。
そうやって、自分の目と耳とで、しっかり向き合えば、きっとわかると思います。
私自身のことで言えば、
今日も学校を休んでいるみーが、中学からちゃんと学校に行けるようになるか、
これが目下、一番の課題ですが、あえてそれは、今は見ません。
まっさらの状態のままで、なんにも、良くも悪くも先入観なく、
そのまんまの様子のみーを、眺めていきたいと思っています。
博史先生いわく、最近はマッチングアプリで、出会ったばかりの方が、
相手のことや、相手の思いを聞くのに、かけてくることが多いそうです。
私から言わせれば、「そんなの、自分で確認すればいいじゃ~ん!」と思うわけです。
だって、仮に占いが当たっていたとして、ですよ?
その彼が、「知的で・やさしくて・遊び好きで・ずるがしこい所もある」
っていう人だった時に。
どこを取っても、占いは当たっていますよね。
その占い師によって、どこを当ててくるか、どこを一番先に持ってくるか、
わからないですよ?
「知的な人ですね~やさしくて」かもしれないし、
「遊び好きで、ちょっとずるがしこいところがありますよね」かもしれない。
まだ、つきあってもいない段階で、これからお互いのことを知っていこうという時に、
どっちを占い師に言われるかで、自分の、その人を見る目って左右されちゃいませんか?
だったら、まず、まっさらな自分の目で、なるべく先入観なくその人を見る、っていうのが、結局、一番近道で、一番ストレートに、その人がわかるのではという気もします。
で、何回か会ったり、付き合ったりしてみてから、
どうしてもここが気になるんだけど
とか
なんでこういう態度なのか理解に苦しむ
とか
出てきた時に、占ってもらえば良いんじゃないかなと思います。
それが、最初に
「序盤、中盤。(もしくは始まる前)」の大事なことは見ない」
と言った理由です。
だから、私も、中盤以降、いろいろ自分でやってはみたけど、
煮詰まってきたな~とか、何かにぶち当たったな~と感じるときには
やっぱり占ってみたりします。
そんな風に、自分の人生の決定や、人を眺める目を、
占いに明け渡してしまわないで、必要に応じて、
上手く使えると良いのではと思います。
どうしても「なんか不安で占いに頼ってしまう」という方は、
どうしてそうなのかな、という、元になっている部分を
占ってもらうと良いかもしれませんね^^☆