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アストロラーベの理念について、何回かに分けてお伝えして参ります。
まず、ひとつめの理念。
「仕事は第一に、お互いを幸せにするためのものである」
これについて、です。
あたりまえのようで、あたりまえではないんですよね。
「幸せ」のために仕事をするって。
「全然幸せじゃないけど、嫌な仕事だし、嫌な会社だけど
お金のためだから、仕方ないから、働くしかない」
とか、ありますよね。
もしくは、好きな仕事であっても、そこに時間と意識をつぎ込みすぎて、
家族を顧みず、家庭崩壊とか。
それは、幸せには向かっていない働き方ですよね。
そして、ちょっと変わっているかなと思うのは、「お互いの」ってところ。
「自分の幸せのために」ではなくて、
「お互いを幸せにするために」っていう文章にしました。
これは、実は元になっている文章がありまして。
今、参考にさせて頂いた本、
「会社が永続する31の言葉 平山秀樹 日経BP」を
ざっと2回ほどめくってみたのですが、どうも該当する箇所がなかなか見つかりません。
うろ覚えで申し訳ないのですが、たしかこんなことが書いてあったと思う、
ということを、お伝えしたいと思います。
「会社というものは、何のために存続するのか、ということを、何十年にも渡って考えてきた。その結果、会社というのは社員の幸せのためにあるのだ、という結論に至った。そのための戦略として、みなさんに「良い会社だね」と言われる働き方をする事を目指してきた。」
要旨としては、そのような内容だったと思います。
ちょっと意外だったのは、「お客様のために」が第一なのではなく、
「社員の幸せのために」が第一だということ。
へえ~~、と思ったんですが、なるほど、とも思ったんですよね。
たとえば、スーパーとか、この辺だと結構たくさんあるのですが、それを例にとってみましょう。
私が一番通っているのが「○務スーパー」っていう、有名なところなんですが、もう我が家の冷蔵庫と化してますが(笑)、とっても雰囲気が良いんですよね。勤めている人たちが、なんだか良い雰囲気なんですよ。他の人も、よくそう言います。
それって、大事だよね、って。
そのスーパーがなくなってしまったら、私たちお客さんも困るけど、一番困るのは、やっぱり働いている人たちなのかもしれません。それが生きる糧になっているわけだから。お客さんは、「残念だ・・」といいつつも、他のお店に行けばいいわけだから。
お店の人が幸せだと、買いに行くほうも、なんだか幸せな気持ちになります。
私たちは、「自分」という人格で仕事をさせてもらっているので、余計に、「自分が幸せかどうか」というのは、大切なことになると思います。
だって皆さんも、「自分が幸せじゃない」と思っている占い師に観てもらうのって、なんかイヤですよね(笑)。どこへ導かれるんだろう、っていう(笑)。
そして、元ネタとしては、「社員の幸せのために」なんですけど、うちの場合はどっちが社員という訳でもないので、「お互いの」という風に表現しました。
「自分の幸せのため」ではなく「お互いを幸せに」っていう。
それって、微妙な違いのように見えて、結構大きな違いな気がします。
地獄と極楽の違い、って言うお話、聞いたことありますか?
地獄と極楽は、セッティング的には、全く同じだという話。
こんなお話です。
大きなお皿に、ごちそうが山盛り載っています。
そして、それを食べるために、長い長い箸が、それぞれに渡されています。
地獄では、それを皆、自分で食べようとして、あっちにぶつかったり、落としてみたり、しまいには喧嘩してみたり・・ということで、誰も食べることが出来ない。
でも、極楽では、お互いに、向かい側の人に食べさせることで、みんな自分の食べたいものを、おなかいっぱい食べている。
というお話です。
今、急に思い出したんですけど、まあ、そういうことなのかなって。
あとは、なんでもかんでも、お金にさえなればいいや、という働き方ではなくて、それをすることで、自分も満足感の得られる、心をこめた仕事をしたい、という思いもあります。
今日も良い仕事が出来たな、って、寝るときに幸せを感じられるような。
第一の項目については、そんな感じでしょうか。
また次回に続きます^^☆