占星術的な護符



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護符の中には、惑星に関連したものがあります。

それは西洋的な護符にも、東洋的な護符にもあって。

要するに「星の力」を封じ込めたものです。


古代人は星を神聖視していました。

だから、それぞれの星に、社会や人間に及ぼす固有の性質があると信じ、その性質をもって願いを叶えたい。

そう考えたわけです。


中国の陰陽五行説なども、元来は、木星、火星、土星、金星、水星、という古代人が目視で観察することができた五つの惑星から来ているといわれています。


それが、いわゆる、”木火土金水”(もっかどごんすい)という世界を構成する五つの構成要素という思想の土台になったようです。


一方、西洋の儀式魔術の世界では、いわゆる七曜日に対応した七惑星、月火水木金土日(げつかすいもくきんどにち)を司る精霊の名前や図形が刻まれた護符が伝えられました。


中国人は北極星を宇宙の絶対的な支配者、神の星として崇拝しましたが、インド人はそうではなかったようで、北極星や北斗七星への信仰があまり無いそうです。


仏教は、中国を経由する過程で星辰信仰を吸収しながら、占いや護符などの知識と一緒に日本に流入してきたのでしょう。


陰陽道、道教という形で、もっと直接的に日本の宮中に採用されていった天文学や、占星術、呪術もあっただろうと思います。


日本ではよくお正月になると神社やお寺で干支の御守りが売られていたりします。干支の守護本尊などといって、干支に神仏が対応していたりするわけですが、十二支は、古代中国の天文学のなかで運行する星の位置を座標で表すために生れたと考えられています。つまり、ある種の占星学が下地になっています。



私は過去に西洋魔術の惑星の護符や、道教の北斗七星信仰に関連する護符など、東西の惑星の護符を描いてきました。


最近は、サビアン占星術を、個人的な護符に取り入れています。

サビアン占星術というのは、1925年、カリフォルニア州サンディエゴにあるバルボア公園で、占星術研究家のマーク・エドモンド・ジョーンズが、幻視者であるエリス・フィラーにホロスコープの牡羊座1度から魚座30度までの360度の度数の記号を書いたカードを見せ、彼女のインスピレイションに浮かんできた情景を元に表現された詩文のような、抽象的なシンボルたちのことです。


ホロスコープの惑星の度数ごとにこのシンボルが割り当てられており、それを解釈、分析することで、個人の性格や素質など、色々なことを知ることができます。


私はこのサビアン・シンボルを、個人的な護符に応用しています。

簡単にいうと、出生ホロスコープの中に、特に重要な意味を持つ惑星や、その度数、度数に結びついたサビアンシンボルがある場合、その惑星の影響力を意識的に取り込む目的で、度数とシンボルの題名を記入しそれを図案化したものです。


また、星回りを調べて、特定の星の配置を活かせるように促す護符なども、和香葉先生からリクエストを頂いて描いて差し上げたこともありました。


わたし的には、効いている感じがします。(現在も携帯しています。)


和香葉先生はどうだったか、聞いてみようと思います。




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