闇バイトの前に観るべき映画


ここ最近、東京、埼玉、千葉、神奈川あたりで、

強盗殺人事件が連続して起きているそうですね。


いわゆる「闇バイト」に手を出した若者が、逃げたら殺す的な脅しをかけられて、民家を襲撃して住人を暴行死させるという痛ましい事件が起きていると。


私は、この闇バイトに乗っかってしまう人たちの心理がどうにも分からないんです。


闇バイト=「犯罪の請負い」ですよね。


その犯罪の内容が詐欺だったり、強盗だったり、殺人だったりして、


当然、捕まったら刑事罰を受けることになる。


その内容によっては死刑だってあり得るわけです。


そんなリスクの大きな仕事に果たして旨みがあるのだろうか?と。




私は、逮捕された青年たちに、見せたいビデオを持っています。


原作 小池一雄、

萬屋錦之介 主演の TVドラマ『子連れ狼』


元々はコミックだった作品です。

私はコミックをまだ読んだことが無く、ビデオのほうを全巻持っています。



子連れ狼

(TVドラマ「子連れ狼」萬屋錦之介版は、1973~76年に渡り、全3部76話が日本テレビ系列で放送された。)


有名な作品ですが、あらすじを簡単に説明します。


「子連れ狼」の名で怖れられている、元公儀介錯人(架空の役職ですが、作品中では切腹の補助として罪人の首を斬る役目のこと)の拝一刀(おがみいっとう)は、柳生一族の姦計によって謀反の疑いを着せられ一族郎党を惨殺されます。


生き延びた息子の大五郎を木製の乳母車に乗せて、幕府と柳生一門の両方から命を狙われ続ける流転の旅に出た一刀は、暗殺稼業によって莫大な富を集め、幕府に陰謀をめぐらす柳生一族に復讐する、というお話です。



子連れ狼のような時代劇に出てくる刺客は、バイト代を貰うのではなく、暗殺を依頼する人物に対して刺客料を要求します。


最初の交渉の段階で、どちらかといえば刺客のほうが立場が上なのです。

自らの手を血で汚して暗殺を請合うわけですから。


少なくとも「子連れ狼」は、幕府から葵の御紋を着用することが許された介錯人(首を斬って切腹を補助する仕事)であり剣の達人ですから、自らの腕を安売りするようなことはなく、『刺客、一殺五百両』と相場が決まっています。



今の金額でいったら5千万円くらいでしょうか。

自分が手を汚さない代わりに、誰かに殺人や強盗を依頼するからには、それ相応の対価を必ず支払うのが筋だと思うんですよ。

そして、そこを欺くような依頼者は、刺客に殺されても文句はいえないはずなんです。



刺客一殺五百両

(「刺客一殺五百両」現在のお金でいえば5千万円くらいか?)



刺客は、取引の都度リスクを払って交渉に臨んでいるわけですから、刺客料をちょろまかして安く使おうとしたり、約束の金額を支払わなかったりすれば、逆に刺客に斬られて金を奪われることになります。

それは、冥府魔道の道を行く人間を甘くみた結果であり、自業自得というもの。


↑ これが前提としてある私にとって、脅されたからといって本当に貰えるのかどうかも分からないようなバイト代のために、強盗や殺人まで、パシりに使われてしまうような連中の感覚が理解できないのです。


刺客が、依頼人に脅されてどうする

内容を知らされていなかった人もいるとは思いますが、想定していない仕事を強要される可能性があるということを最初に想定できていない時点で、「どんだけ世間知らず?」という話ですし、闇の業務には向いていない人達だと思うのです。


その向いていないド素人たちを、報酬額や脅しだけで釣り上げて、やっつけ仕事だけれどやらせてしまうという、犯罪の手法としては無謀なやり方が横行しているのは、物を考えられない、おつむの足りない若者が増えているからなのではないかと思います。



闇の世界に足を踏み入れるならば、光の世界に対する以上に相手を容易に信用してはいけないでしょう。


犯罪組織と繋がることのリスクを甘く考えています。


捕まれば刑務所行きになるような犯罪を命じられ、安い報酬で捨て駒にされる仕事=闇バイトなんだということを、闇バイト君たちは分かっているのか?


「知りませんでした」

「そうなると思わなかった」

「なんかホワイト案件?とか書いてあったんで」


→それはあなたが相当に馬鹿です。


そんなお馬鹿な連中が、反社や国家権力の両方と渡り合える訳がないですよね。


犯罪組織に個人情報を渡してしまったら、その組織がパクられたとき、自分もパクられますし、そこまで行かなくても、共犯者が自首して色々ばらすことがあり得ます。

だから報酬を貰えたとしてもリスクは残り続けます。


不安定な雇用形態で強盗や殺人を請け負うなんてリスクしかないでしょう。

バイトがてらにできる所業ではないのです。

だいたいそれに耐え得るだけの、冷酷非道なメンタルがないと、たとえ任務を遂行したとしても、やった後で心を病んでしまうでしょう。



彼らに足りないのはお金というよりも、



1 よく考えること。


2 自分という人間を理解すること。


3 自分の意志と目的を自覚すること。



拝一刀はそれを悟った上で冥府魔道を選んだのです。


それが出来ていない時点で闇バイト君たちは『刺客失格』です。



闇バイトしようかどうしようか悩んでいるそこの若者よ!、


初回5000円分割引、line登録で3000円分割引があるから、実質無料で8千円分、時間にすると80分間占える、電話占いアストロラーベで、一度ホロスコープを調べてみると良い!。


君が本当にやりたい仕事は何なのか?


君はどういう事に長けているのか?


今、経済苦ならば、それをどうすれば乗り越えられるのか?


バールや鉄パイプを握る前に、自分自身の意思をしっかりと掴み取ってもらいたい。



追記


私はかれこれ15年くらい前から、対犯罪護身術を個人的に研究しています。

自作の護身道具は、キーストラップとして使える鞭のようになっており、パラシュートに使われる丈夫な紐を編み込み内部に六角ナットが幾つも埋め込まれています。持ち手側には、警笛が付いています。


これをポケットにいつも忍ばせおき、いざという時に武器として使います。

遠心力によって打ち込んだ場合、先端についた鍵や六角ナットが、毒蛇コブラの牙のように敵の骨肉を噛み破るでしょう。


本当に生命にかかわるような危機的場面を回避するためのものです。


実際、私の住む町でも、不審者に突然顔面を殴られて財布を盗まれた男性が血を流して歩いていたことがあり、私は声をかけてその人から話を聞きました。

金髪の老人が、自転車に乗りながらいきなり殴りつけてきて、財布を盗んで走り去ったのだとか。自転車に乗りながら、しかも老人ですよ。


また写真のような杖を何種類か持っています。

近所に買い物に行く際にも、手に馴染む軽量な杖を持ち歩いています。


外から侵入してくる強盗などに対抗するために、家の色々な場所に、こうした柄のついた棒状の武器をおいてあります。


女性の場合、催涙スプレーや大音量が簡単に出せるような警笛が良いと思います。


お買い物、登下校、会社帰りなど、普段の日常生活のなかで、


自分の身は自分で守る。

油断せず、常に警戒心を持つ。


ということが大切だと思います。



護身用具


(航空機のボディに使用される硬質なアルミ合金で出来たアウトドアステッキ、カジュアルな服装にも違和感なく持ち歩ける杖、自作の護身用具兼キーストラップ)



ブログ画像
次の記事
2024年11月09日

コメント
[2] 小室博史 | 2024/11/08 17:31
護身術を研究しているというとだいたい日本では奇異な目で見られると思います。
それは日本がまだ諸外国と比べて治安が良いからだと思います。
でも最近は外国人も多くなっていますし、犯罪組織も跳梁跋扈しています。
私は生物として、またオスとして、トラブルに巻き込まれそうになったり、いざというときには、戦えることがやはり必要だと考えています。
[1] ケイスケ | 2024/11/08 14:42
ひろし先生の護身術…あまり深く考えていませんでしたが…明日は我が身かもしれない大切な事なんですね
name.. :記憶

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):