蟹座の人々。

先日の、「かに座の詩(うた)」を読んでくださった方。


ありがとうございます☆


何を隠そう、私、蟹座なんです。


(先日、無事に一つ年を重ねました~☆)


蟹座の人以外の人が読んだ時には、ちょっと違和感のある詩だったかも?


蟹座の人には、もしかしたら「そうなのよ!」って思ってもらえたかも?


なんて思うのですが、いかがだったでしょうか?



蟹座って、よく「良妻賢母の星座」みたく言われるんですよね。


子供向けの星占いの本でも、蟹座のキャラって、


「じっと見守ってくれるクラスのお母さん的存在☆」


なんていう表現で。


そうなんですよ、当たってるんですよ。


基本的に、めちゃくちゃ面倒見がいい人が多いと思います。


仲良くなった人や身内には、本当にあれもこれもと良くしてくれます。


蟹座の、世間的イメージも、自己イメージも、


それがメインなんじゃないかと思います。



しかしっ!


蟹座って、そういう表向きに見える側面だけじゃないんですよ。


自分が蟹座だからこそ、いつもはあんまり語られない


もう一つの面について描いてみたい、と思って書いたのがこの詩でした。



蟹座の知り合いは数人いますが、


そのうち2人は国会議員(もしくは候補)です。


縁あって、そのお二人の下で働かせてもらいました。


なんで国会議員なんかになろうと思ったか。


その理由は、お二人とも、「大切なものを守るため」、でした。


片方の方は、「国民の命を守りたい」ということ。


もう少し具体的に言えば、戦争が出来る国にしていくための


法律が着々と整備されてくる中で、


「再び戦争をしないように。戦争で皆の命が失われないように。」


そのために「平和を守る」ということを信条に持っておられました。


もう一人の方は、女性やハンディのある方など、


「社会的弱者を守る」ということを目標に掲げておられました。


お二人とも、動機が、「守りたい」がスタートなんですよ。


お金や権力を目指すのでもなければ、「受け継ぐ」2世議員でもない。


そして、誰かに相談するでもなく「立候補することにしたから!」


と勝手に決めてしまう(笑)。


なぜか知らんのですが、この「勝手に決めてしまう」っていうのが、


どうも、蟹座の性質の中にあるらしいんですよね。


石井ゆかりさんの「星栞 2023年の星占い」の中にも、


蟹座について、こんな表現がされています。


「心優しく、共感力が強く、人の世話をする時に手間を惜しみません。


行動力に富み、人にあまり相談せずに


大胆なアクションを起こすことがありますが、


「聞けばちゃんと応えてくれる」人々です。」


ほら、出てきたでしょう。


「人にあまり相談せずに」


そして、「大胆なアクションを起こす」(笑)。


なんなんですかね、これは。


どうしてそういうことになるんだろうと。



ふと思い当たったのは、「蟹座の神話」でした。


(諸説ありますが、ここでは大蛇ヒドラと大蟹カルキノスが


親友だった説をとります。)


ギリシャ神話によく出てくる名前、勇者ヘラクレス。


ヘラクレスと大蛇ヒドラが、どうして戦うことになったのか、


そのいきさつまで話すととても長くなるので、


興味のある方は「蟹座の神話」って検索して頂くとして。


まあ、こまかいことは全部さておきまして、


とにかく、勇者ヘラクレスと大蛇ヒドラが対決することに


なったわけですよ。


で、最初はヒドラが圧倒的に優勢だった。


でも後から、ヘラクレスは甥っ子に応援に入ってもらったりして、


ヘラクレスが優勢になったわけです。


で、大蟹カルキノス目線から言うと、


「親友のヒドラがやられちゃう!!」ってなるわけです。


で、「助けなくちゃ!!」って、


勢い込んで飛び出していくんですけれども、


何も特に相手にダメージも与えられないまま、


あっという間にヘラクレスに踏み潰されて死んじゃうんです。


可哀想過ぎる(泣)。


まあ、神々にも、可哀想過ぎると思われたんでしょうね。


この大蟹カルキノス(蟹座)と大蛇ヒドラ(うみへび座)は


二人一緒に空に上げられて、星になったということです。


っていうね。お話なんです。



ここから着想を得た詩でした。


「守りたいもののためなら、何も惜しくない。


そこにはただ、「守る!」の、一択しかない。


誰かに相談して、反対されたからって止められるようなものではない。


だったら、相談なんかしない。」


そういうことなのかなって思って、それを詩にしてみました。



ちなみに、蟹座の人って、


この神話からも感じられるように、


「身内」と思う人に対しては徹底的に守ります。


でも、その他の人には結構冷たい、と表現されることも(笑)。


でも、「身内」の範囲って、その人によって違います。


生きていろいろと経験するうちに、だんだんと


「身内」の範囲が広くなることもあります。


私は自分で言うのもなんですけど、


相当「身内」の範囲が広いです。


遊びに来て頂いている皆さんも、


もちろん「身内」です!



これからも、月1で、各星座の詩と、


それらの星座の人々について思うところを書いていきます☆


楽しみにしていてくださいね☆




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