卜術が、誰にでもできると思う理由。

まず、私たちの考え方なんですけど、


アストロラーベのトップページにも出してるんですが、


「占いは神託」だと思ってるんですね。


神様を信じてない人なら、


スピリチュアルっぽい言い方をすると、


「大いなる宇宙のエネルギー」みたいになるのかなあ。


なんかわからんけど、「大いなるもの」。


「大いなる意志」みたいなもの。


そういうものがあるっていうていで、


私は「大いなるもの、教えて下さい」って、出してるんですね。


すると、なんか分からんけど当たる(笑)。


だから、「大いなるもの」、あるんじゃないかと。


まあ、ここで、その「ある・なし」論争はしませんが、


一応、そういう世界観でやってるわけです。



で、星占いとかもそうですけど、仏教(密教)でも、


梵我一如という考え方があり、


大きな宇宙と、小さな宇宙(人間)は、つながっていると


考えるのですね。スピリチュアルもそうかな。


直感的につながっているというか、呼応しているというか。


だから、私達人間は誰でも、標準装備で、


「大いなるもの(宇宙)とやり取りできる力」があると


思っています。


インスピレーションって、ひらめいた!って、


多かれ少なかれ、誰にでもあると思います。


あれも、その一種なのではと思っています。


だから、最も軽いものだと「ひらめいた!」から、


最も重いものになると「神懸かる」まであるのではと。


占いは、その真ん中辺りかな。


ひらめきの種類をあげれば、


音楽家とか、詩人とか、発明家とか


「降ってくる」みたいな感覚のある人もいますよね。


だからまあ、誰にでもそれなりにあるんです、きっと。



例えていえば、料理とか、自転車に乗るとか、


そういうことと、そんなに違わないんじゃないかと。


やればたぶんそれなりに、誰でも出来るんです。


ただ、練習が必要。


そして、誰でも出来るといっても、


やっぱりセンスっていう部分はあるのだろうと思います。


料理だったら、食べることが特に好きなわけではないし、


味とかも良くわかんないけど、


レシピどおりに作れば、それなりのものができる、


という人もいるでしょうし、


食べたことの無いものを食べても、それがどんな


調味料を使ってるかだいたいわかるし、


新しい料理を自分で考えるのが大好き、


という人もいるでしょう。


そういう差はあると思います。


でもだいたい、やればできるんじゃないかと。


そして、これを見て、「いっちょやってみるか」なんて


思うタイプの人は、


料理で言えば、「このレシピ作ってみるか」っていう


タイプの人な訳ですから、ざっくり分ければ


「センスあるほう」なんじゃないかと思います。



で、おうちで今すぐできる(たぶん)、占いレッスンの仕方。


サイコロを使います。


(私は1回しか使ったことないですけど、


角型(3、4、6角形)の鉛筆でもいいかも。)


で、できればですね、神託ですから、神聖な感じって大事な気がして。


あれば新品のもの。


なければ、サイコロだったら水で洗ったりするといい気がしますね。


で、占い専用にするといいと思います。


で、まず設定を決めます。これは自由に決めてください。


例えば、サイコロなら、奇数はイエス、偶数はノーとか。


もしくは質問によっては、数が少ないほうが確率が低い、


数が多ければ確率が高い、とか。


逆に、1から順に可能性が高い、とかでもいいです。


鉛筆なら、一面につき、それぞれ、


1・2・3とか、数字を打ってもいいでしょう。


で、質問をするわけです。


「買い物に行くのに、Aのお店とBのお店、どっちがいいですか」とか


「今日は子供に「宿題!」って強めに言うか弱めに言うか」とか。



占う時のコツはたった一つ。


一瞬でもいい、強く念じること。


それだけです。



で、その後を観察するわけですよ。


「Aの店だったから行ってみたら、丁度ほしかったものが半額だった!」とか


「「宿題」って言うのを弱めに、って出て、


なんでかなーと思っていたら、


学校で嫌なことがあって凹んで帰って来たので、


確かに今日は強めには言えないなって思った」とか。


そうやって、回数を重ねるうちに、当たるっていう感覚が


掴めてくるかなと思います。



ちなみに、それと同時に、たぶん「直観力」みたいなのは


大事な気がしていて。


これは、ふだんの何気ない選択を、「直感で」「自分で」決める、


っていうのが大事、というか、訓練になるかなと思います。


例えば誰かと御飯を食べる時の注文でも、


なーんにも考えないで、「私も同じで」とかじゃなく、


ぱっとみて、食べたい!と思ったものにするとか。


ちなみに私はそういう時に、一瞬で「これかな」と思い、


その後であれこれ他のも見て、一通り悩んだ挙句に


最初の「これかな」に帰ってくるというのが多いですね(笑)。



あ、説明がちょっと抜けてしまったのですが。


要するにね、いろいろとやってみると、


「こっちが設定したこと」に対して、


ちゃんと「その設定で」答えてくれる感じがあるんですよ。


それは、不思議でした。


でも例えば、可能性や濃度を見るときに、1を濃いと見るか、


6を濃いと見るかは、しっくり来る方があれば


どちらかで固定してしまったほうがいい気もします。



不思議な話になりましたが、


興味のある方はやってみてください。


ちなみに私は、タロットより場所も時間も取らないので、


いざという時のために、バッグに小さなサイコロを


今も忍ばせています。



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2023年08月18日

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