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『老化を予防して、美容にも良い、そして男性なら男性更年期障害、女性なら女性の更年期障害に改善の効果も期待できる、そういうドリンクの作り方をご紹介したいと思います。』
<フェヌグリーク、アニスシード>
『男性用と女性用に分かれていまして、一つだけ使う素材が違ってくるので、最初にそれを説明したいと思います。先ずですね、男性用の素材がこの”フェヌグリーク”という、マメ科の種子の粉ですね。カレーに使われるスパイスの一種です。男性はこれを入れて下さい。』
『女性は”アニス”、クッキーとかに入れるものですけれども、香辛料の一種ですが、アニスシードっていう、アニスの種を粉にしたものですね。』
『ふつうにね、ネットでも買えます。これはフェヌグリーク。アマゾンで買いました。”上野大津屋”というね、アメ横にあるスパイスの専門店で、豊富な種類扱ってるお店があって、そこで僕は買っています。で、アニスもね、お菓子用にこういう風に売ってたりするんで。まあ、スーパーにも売ってると思いますので、それを買って下さい。』
『ええ、まずですね、男性用のこのフェヌグリーク。どういう作用があるかというと。男性ホルモン・テストステロンに良く似た働きを持つ成分が含まれてるんで、まあテストステロンの値が少し上がるという風にいわれています。大体12%くらい上昇するって言われているらしいんですけどね。』
『男性ホルモンを高める-直接的に男性ホルモンの分泌を促したり、男性ホルモン様の働きをする成分を含む食物って、身近なものであんまり見当たらないんですよ-このフェヌグリークぐらいしかですね。まあ他にもあるのかもしれないですけど。まあこれが一番手っ取り早いだろうと僕は思ったんですね。』
『一方ですね、女性用のこのアニスシード。どういう効果があるかというと、”アネトール”というね、甘い香りの成分が含まれてるんだけど、アネトールは、エストロゲンという女性ホルモンに似た働きを持つといわれています。そして、骨の細胞を増やす効果があるんですね。骨芽細胞といって、骨の生成に関与する細胞が増えます。なので、例えば妊娠した経験のある方とかね、カルシウムが骨とか歯からね、抜け出ちゃって、子供作るためにね、結構骨がスカスカになっちゃうって、よく言われますけれども、骨そしょう症になり易いんですよね、女性は、男性よりも。で、それを防ぐために、アニスシードを摂ると良いと思います。』
『アニスシードにはね、胃腸の健康を保つ働きがあるといわれています。女性は便秘の方が多いので、やっぱり胃腸を健康に保つっていうことがね、即ちそれは見た目とか、美容とか、当然プラスになるわけですよね。便秘をするとですね、要するに老廃物なので、その老廃物が体内に残ってるっていうことはね、それはやっぱりお肌にも良くないって言われていますね。お肌が綺麗な方っていうのは、やっぱり腸が健康であるということが多いですよ。』
<マカ>
『ここからがですね、男女共通の素材になります。まず一つ目が”マカ”というこの粉ですね。このマカはね、南米ペルーに自生しているアブラナ科の植物で、カブみたいな形をしているんだけどね、それを粉にしたもの。で、”アルギニン”ってのが入っています。アルギニンは成長ホルモンの生成に関与しているんですけど、成長ホルモンっていうのは、脳のね、下の部分、底の部分、下垂体という所から分泌されてます。みんな誰でもそれは分泌されているんですが、成長期を過ぎて二十歳くらいになったら、段々と少なくなって行くんですね。成長ホルモンは、血管、お肌、骨、筋肉などの細胞ですね、その新陳代謝を担ってるんです。で、この成長ホルモンが少なくなって来ると、老化が早まって、まあ、老け込んでってしまうんですね、カラダ全体が・・・。身体全体の細胞が老け込んでってしまうわけです。で、それを防ぐには成長ホルモンの分泌を促せば良いわけなんで。まあ、その素材になるのがアルギニンですから、アルギニンを摂っておくと良いということなんですね。』
『このアルギニンは、”一酸化窒素”を作ります。一酸化窒素が作られるとですね、この一酸化窒素がですね、”グアニル酸シクラーゼ”という酵素を刺激します。そうすると、”サイクリックGMP"というものが生まれます。このサイクリックGMPというものが、血管の平滑筋を緩めて、動脈を広げて血流を良くします。それが”勃起”の仕組みなんですね。』
『勃起に限らず、人体の血管はそういう仕組みで、血流が良くなります。アルギニンが一酸化窒素を作る、そのことによって結果的に血流が促進されます。』
『アルギニンを摂ることによって肉体疲労と脳疲労が回復されます。それからですね、アルギニンが”ポリアミン”といわれる-20種類以上あるんですけど、まあ炭水化物ですね-、20種類以上の炭水化物を作り出してます。そうするとそれが小腸で吸収されて、全身の血流にそれが流れて行きます。それが何をしてくれるかというと、細胞を新しく生まれ変わらせてくれるんですね。当然、お肌とかね、血管とか、身体のありとあらゆる細胞の生まれ変わりに、このポリアミンが関わっています。』
『それは血管の炎症を防いでくれて、動脈硬化を防いでくれて、血管と骨と臓器の老化を予防してくれます。なので、内臓を若く保ちたい。まあ、ある意味人間のカラダって表から見えてる部分と、内側にある臓器で出来ているわけだから、その両方の細胞を老いないように若返らせてくれるもの、それがポリアミンなんですね。アルギニンがポリアミンを合成するわけです。なのでマカを入れるわけなんですね。』
『そして、マカには亜鉛が含まれています。亜鉛がですね、特に男性機能を正常に保つのに不可欠なミネラルになってます。男性は精巣という所で、男性ホルモンとか精子を作ってるんだけど、この精巣を健康に保つ効果があります。ええ、それとですね、亜鉛は300種類以上の酵素の働きに関与してるんですね。その結果、得られる健康効果としては、皮膚を守ってくれます、脱毛を防いでくれます、成長を促します、骨を丈夫にします、怪我とか火傷の回復が早くなります、アレルギーを抑制してくれます、味覚、視覚、嗅覚を正常に保ちます、糖尿病を防いでくれます、そして身体の酸化を防いでくれます。これはだから、男性にも女性にも役立つもの。』
<カカオ>
『次がですね、カカオね。カカオ。チョコレートの原料です。これは100%のカカオの粉です。amazonに売ってるんで調べてみてください。まあそんなには高くないですね。結構、いっぱい入ってるやつを買うとお徳だと思います。カカオにはどんなものが入ってるか。さっき言いました亜鉛、カカオにも入ってます。亜鉛でしょ、カリウム、リン、マグネシウム、カルシウム、鉄、銅、ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンE、それからγトコフェロールというのが入ってます。γトコフェロールはですね、肌荒れを防止し、過酸化脂質の発生を防ぐといわれています。この酸化した脂、過酸化脂質っていうのが、全身のですね、肉体の老化に非常に悪い働きをするんですね。この過酸化脂質が生まれないようにしてくれるんですね。それとカカオポリフェノール。ポリフェノールって色々あるんですけども、特にエピカテキン、カテキン、プロシアニジンというものが重要です。このカカオポリフェノール、何をしてくれるかというとですね、先ず抗酸化作用-カラダが錆びない、老化しないように-、抗ウィルス作用、抗がん作用-癌になりたくない人はカカオ摂るといいですよ-、コレステロールを下げる、動脈硬化になり難くなる、それから血糖の上昇を抑える-甘いものが好き、おやつでよく甘いケーキとか、クッキーとかお菓子を良く食べる人-、血糖の上昇を抑える効果が、実はカカオにあるんですね。まあ、だからって、めちゃめちゃ甘いチョコレートとか食べたらね、なんか、相殺されちゃうかもしれないですけど。殺菌作用、抗菌作用、虫歯、口臭を予防する、肥満を予防する。まあダイエットしたい方ね、”わたしダイエットしてるからチョコレート食べないの~”っていう人いるかもしれないけど、そのチョコレートに含まれているカカオにはですね、肥満を予防する効果があるので、お砂糖控えめになってるチョコレートは、食べたほうがいいと思います。』
『そしてね、長生きしたい方、ちょっと注目の情報なんですが、ギネスの最高齢記録保持者(確かね、その記録は既に塗り替えられてたように思うんだけども)フランス人のね、ジャンヌ・カルマンさんていう方がね、1997年に、まあ122歳で亡くなったんですけども、そのジャンヌさんは、チョコレートが大好きで、一週間に900gのチョコレートを食べてたといわれてます。で、ちょっと計算してみましょうかね、900g割ることの7日間=128gですね。128gものチョコレートを毎日食べてた。そして122歳まで生きたっていうんですね。まあこの方はワインなんかもお好きだったようなんだけども、チョコレートが、長生きにね、まあ関係してた可能性は、大いにあると思いますよね。』
『そしてカカオには”テオブロミン”という成分が入ってて、これはアルカロイドの一種らしいんだけれども、血管を拡張してくれます。ですので血流が良くなります。それから脳内物質セロトニン-別名幸せホルモン-といわれる-セロトニンに働きかけることによってリラックスします。精神をリラックスさせてくれます。で、心血管の健康全般に良い影響があるといわれています。』
『なのでね、やっぱり血管って大事なんですよ。女性だったら美容のために血管っていうのは凄く大事なんですよね。血管が丈夫でしなかやで、健康であり続けられれば、お肌もピチピチで居続けられると-単純に言えば。そして男性もね、血管がか細くなって、少なくなってしまうと、やっぱり、それは勃起不全を引き起こす原因にもなるわけなんですよね。ですから精力絶倫でいたい方は、やっぱりカラダ全体の血管を強くしておく、そして血流を良くしておくってことが大事なんですよね。まあ一説ではこのテオブロミンが性的な興奮を高めるといわれたりもするんだけども、まあそこまでの効果があるかどうかはね、ちょっと疑問もあるんですけど。まあ、それはさておきね、あの血管には良いですので。』
<シナモン、コショウ>
『では、次にシナモンとコショウについてご説明します。シナモンにはβシリンガレシノールという成分が含まれています。コショウにはピペリンという成分が含まれています。この二つは共に、血管の丈夫さをですね、向上させる働きがあると考えられます。その仕組みはですね、まず血管の周りに壁細胞という細胞がコーティングのようにですね、覆っているんですね。で、この壁細胞側からは、タンパク質の一種である、アンジオポエチン-1という分子が出ます。そして、血管は、血管がこうあったとしたら、血管の内側の内皮細胞という所からTie-2と呼ばれる酵素が外に向かって出てきます。そうすると、このTie-2とアンジオポエチン-1が、ガチャっと噛み合ってですね、接着剤のような働きをして、壁細胞が血管の表面にピタッとくっついて、しっかりと固定された状態になります。そうすると、血管自体が壁細胞でがっちりとコーティングされて、壊れ難くて長持ちする、寿命の長い血管になります。これは血管だけではなくて、リンパ管についても同じことが起こるといわれています。このシナモンに含まれるβシリンガレシノールとコショウに含まれるピペリンは、両方とも、アンジオポエチン-1と同様の働きをして、内皮細胞側のTie-2を活性化することによって、接着剤の働きをして、壁細胞と内皮細胞をくっつけることを促してくれるという風にいわれてるんですね。そうすると、お肌もピチピチで居られるってことなんです。』
<生姜>
『そして最後の材料が生姜です。生姜に含まれているジンゲロールが、血行を促進して、血管の老化を予防してくれます。そして免疫力を高めてくれます。』
<飲み方>
『これで全部、材料の説明をしたんですけども、女性はアニスの粉とこれを混ぜてですね、男性はフェヌグリークとこれを混ぜて、全部一色端にして、牛乳をコップ一杯ミキサーに入れて、この材料全部そこに溶かしこんで、飲んでください。』
『という事でですね、男性も女性も更年期障害を改善し、それに留まらず、健康で若々しい肉体を維持して行くためのドリンクを是非続けて飲んでみて下さい。』