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長女のみーが、行きしぶり&時たま不登校になってから、結構たちます。もう一年くらい経つでしょうか。割と調子よくいける週もあれば、そうでもないときもあります。いわゆる「五月雨登校」的な感じです。
朝起きたときにはまあまあ良い感じでも、だんだんとあやしくなってきたり。
で、遅刻するにしても、「9時ごろいけると思います」って言ったのに、やっぱりだめで、「やっぱり10時になります」とか。何度も学校に電話してるこっちも嫌になってきます。
あ、ちなみに今、うちの小学校のシステムでは、学校への連絡フォームっていうのがあって、ネットで「休む・遅刻」とか、ポチッと送信するだけ、という実に便利なものがあるのですが、先生にお願いして、それは使わないでいます。っていうのも、私なりの作戦があるからです。
そりゃ、ポチッで済めば、私も楽なんですよ。でも、それじゃいかんというのが私の中にあって。(全ての人に当てはまるわけではないと思います。私とみーの場合は、ということです。)
学校に電話する時には、携帯から、スピーカーホンで、みーに聞こえる場所から、大抵はかけます。(お母さんが毎日頭を下げてるんだ、先生がやさしく対応してくれているんだ)ということを感じてもらいたいからです。何の葛藤も無く、やすやすとお休みしてはほしくないわけです。(これは、その子の状態や性格などにもよると思います。安心して休める状況を作ってあげたほうがいい場合もあると思います。)その葛藤を親子共に、一応乗り越えて、「今日は行く」とか「今日は家で勉強する」とか決めていくのが、現状の我が家のスタイルです。
で、数日前に、本人が「ごはん食べ終わったらいく」と言っていたのに、そのまま布団にもぐってしまい、「行かない」と言うわけでもなく、起きてくるわけでもなく、一体?という状況で時間が流れていく日がありました。このところ、時たまそういう時がありました。そうすると、「○時に行きます」とも言えない訳ですよ。で、「ごはん食べてから」という電話を8時半くらいにしたのに、10時を過ぎてしまいまして、担任の先生からお電話を頂きました。「遅刻する時には、保護者の方に一緒に来ていただくことになってるんですよー、お手数なんですがお願いできますか?」と。
ああ、そういえば、前にもちょっと言われたことがあったなあと思い出しました。
基本的には、そういえば、うちの小学校はそういうことになっているのだと、前にちょっと聞いたことがありました。でも、先生方が気を遣ってくださって、一年くらい、見逃してくださっていたのですね。でも、何時に来るかわからない、という状況が何回かあったので、これはもう言わなくては、ということになったのでしょう。
ああ、ついにきたかーと思いました。
ただでさえなんだかんだと忙しい日常に、学校まで送るという時間を作るのは、正直気乗りするものではありません。
まあでも、ものはとらえようです。「災い転じて福と成す」です!転んでもただでは起きないぞ、というのが私のポリシー(笑)。みーとしても、学校に行きたくないのにも、なにか理由があるんでしょうし。それがはっきりと言葉にはならなかったとしても、なにか潜在意識(深層心理)の中で「欠け」みたいなものがあるのかもしれないし。私も実際、仕事などで忙しくて、なかなかみーに意識が向けられなかった時もあるし。これは、それを埋めるための時間になるかもしれない、そういう風にしよう、と思いました。
で、昨日載せた茨木のり子さんの、「おんなのことば」の中に、
子供たちには ありったけの物語を話してきかせよう
やがて どんな運命でも
ドッジボールのように 受け止められるように
っていう言葉があったので、「これから学校に行く日には、なんか昔話とかしてあげよっか、小さいころあんまりしてあげなかったし」とみーに言ったら、「そういうのはいらんわ」と言われ、砕け散る(笑)。しかし、第二弾を用意してまして、「じゃあ、クイズしよっか」と言ったら、「やろう、やろう」と。
みーの出してきたクイズは、「トイレのはなこさんはどうしたらでてくるでしょうか?」・・(知らんわそんなもん)・・「わかんないな」・・「夜中に学校のトイレにいって、手前から三番目かな、そこのトイレのドアをコンコンして、「はーなこちゃん、あそびましょ」っていう。で、「おままごと?おにごっこ?」って聞かれるんだけど、ままごとっていうと殺されて、鬼ごっこって言うと、つかまったらころされるっていう」「どのみち殺されるのね(笑)」
「じゃあ、おかあさんから問題。お母さんの初恋はいつでしょうか?」「保育園!」「そんなにませてないわ」「中学生!」「とばしすぎ(笑)」「じゃあ、小4!」「当たり!」・・なんて話しているうちに、学校に着きました。歩いて10分ちょっとのところなので、遠くはなく、それもありがたいことです。
帰りは、ちょっとジョギング的な感じで、走ったり、ちょっと歩いたりして帰ってきました。普段、運動不足になりがちなので、これも一石二鳥!
みーの小学校生活も、残り3ヶ月あまり。そのうちに反抗期が来て、ろくに口もきいてくれなくなるのかもしれません。いろいろなことがずっとは続かないのだと、しみじみと思うこの頃です。
思うようにならないことも色々とありますが、それはそれで、ひとつの貴重な経験として、共に、「災い転じて福と成すのだ!」という気持ちで、いきましょう!どんな時間も、もう二度とない時間だから、味わって、楽しんで、前向きに向き合っていけたらいいなと思います^^☆