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皆さんこんにちは、電話占いアストロラーベの超絶当たる占い師(の一人)小室博史でございます。
ところで、皆さん、「日本で一番当たる占い師」って誰だと思いますか?。
実は、そのような、日本最強で、並ぶ者の無い、唯一無二の、超絶当たる占い師というのは、この国内に無数に存在しています。
というか、かなり、無限にいるかもしれません。
たぶんこの惑星は超絶当たる占い師の宝庫であり、枯渇することがない奇跡の資源のようなかたちで存在しています。
どういうことかと言いますと、それが宣伝広告のキャッチコピーだからです。
現在、俵を破って出てきた米粒のようにたくさんの占い師がこの国にはいます。
お客さまよりも、占い師のほうが多いんじゃないかってぐらいにいます。
だからこそ、「どうやったら自分の存在を知ってもらえるだろうか?」
「我が社の占い師が、毎日荒稼ぎしてくれるためには、どうやって売り込むのが得策か・・・」
って、当然考えますよね?。
もし、あなたが占い師を始めたら、きっと同じことを考えるのではないでしょうか。
現在は、インターネット上に名前が上がらなければ、誰とも繋がることができませんし、占い業界でビジネスをすることは、ほとんど不可能に近いでしょう。
まして、これほど競争率の激しい業界で、どの会社もしのぎを削って、自社の宣伝対策に抜かりがありません。
昔は、女性誌の後ろの方のページが、電話占いの宣伝の”リング”になっていました。
ゴングが鳴ると、宣伝文句の技をかけあって勝負します。
そこで、顧客の心を鷲掴みにする様々な謳い文句、殺し文句が編み出されて行きました。
「神秘の霊能力であなたを救い、守護霊様との協力で復縁を成就します!」
「離れたくても離れられない、彼の心を呪縛する、驚異の魔女●●先生のお言葉」
「彼は貴女の運命の人ですよ、絶対に離してはダメ・・・高級龍神が神懸かった驚愕の的中力で心の底まで全てを見通す●●先生がデビューしました!」
こんな感じでスラスラ出てくるんですけど(笑)、言葉のプロレス技をかけあいます。なかにはキャッチコピーを商標登録して他社を牽制したりする企業もあったりして、なかなかに熱い戦いが繰り広げられていました。
今から20年くらい前、電話占いにはまっていた方々にとっては、「そ、そうだったんだ、そういう角度から見てなかったから気が付かなかった・・・」っていう感じかもしれません。
それが今では、google検索で上位に入り込む事が、勝負所となっています。
そのために、自社のサイトが検索されるように、大手企業ほど、広告会社に多額の宣伝費を払って、SEO対策をしています。SEO対策っていうのは要するに、ネットで検索されるようにするための対策です。
だから、「背筋が凍るレベルに当たる占い師」とか「驚愕の的中率、超絶当たる占い師なら●●」といった派手な文言を散りばめることで、検索され易くなることを狙っています。
正確にいうと、当たる占い師という捨てがたいキャッチコピーを必ず混ぜ込みながら、そこに大げさな言葉を散りばめてデコるイメージです。
これをどこの企業も必ずといっていいほどやっています。
イメージ的にいうと、紅白歌合戦のクライマックスで小林幸子が天上界から降臨してくるかのような情景で、各占い師が降臨しちゃうぞみたいな感じです。正直、そういう宣伝文句、決めセリフも、すでに使い古された感はありますが・・・。
ただ、この宣伝文句の論調、カラーは、細かく見て行くと、各社でそれぞれに少しづつ違いがあり、その企業の特徴を言い表していたりします。
企業はそういう宣伝合戦を当然の作業としてやっていますし、個人が経営している小さな店舗であっても、自分で自分のことを、まあ要するに当たる占い師として書いていることが結構あります。
大手と提携しているフリーランスの鑑定士は、会社がまとめて宣伝してくれるので、自画自賛のキャッチコピーをわざわざ書く必要性はあまりありません。
個人の鑑定士は誰かにSEO対策をしてもらわない限り、検索エンジンのAIに自身をアピールすることができませんから、自分で書くしかありません。
そうした宣伝文句は、そういう言葉で検索してくる不特定多数の人々、及びgoogleのロボットに向けて書かれているわけです。
ですから、検索すると「当たる占い師」が無数に出てくるのは当然なのです。
占い好きな人たちが”当たる占い師”と入力した時にgoogle検索で照合されるように、そう書いているわけですから。
というわけで、”超絶当たる占い師は、超絶いる”というお話でした。