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次にくるのが、向き不向き、ということにも、少し似ていますが、
最近は「好きなことを仕事に!」っていうのが、はやってますよね。
(まあ、自分もそのくちなんですが・・(笑))
ところが、「自分が、何が好きなのか分からない」っていうのがあったりしますね。
このあたりって、もう少し突っ込んで考えるならば、
「自分が好きなことの中で、何か仕事になりそうなものがあるだろうか?」
とも言えるし、
「仕事としてある(成り立つ)ものの中に、自分が好きなことがあるだろうか?」
ということもできるかもしれません。
例えば、好きなもの、と言われて、
釣り、スキー、テニス、日曜大工、ラーメン、手品、空を眺めること、漫画を読む・・
とかあったとして。
それがそのまま仕事になるって、ものすごく天文学的な数字になると思うんですよね。
ないとは言いませんが・・
手品でごはん食べられるって、相当ですし。
ラーメン食べてるところをYouTubeで撮って、それを配信して、
それでご飯が食べられるほど稼げるって、そりゃあ、よっぽどですよ!
だから、「好きなことを見つける」こと自体が難しい人もいますし、
(退職した方で、「仕事人間で来てしまって、無趣味で・・」とか聞きますよね)
好きなことがあったとして、それが収入につながるようなものなのか、
という難しさもある。
多少、収入になるようなものの中で、好きになれるものが見つかるか、
という言い方をしてもいいですよね。
ここが見つかるかどうか。
まあ、ここは、ひたすらトライっていうのもありかなと思います。
好きなことが分からないって、部屋に閉じこもっていても、
あんまり見つかる気がしないので、とりあえず、遊びに行くでも、
ボランティアに行くでも、なんか動いていれば、
その中に、何か見つかってくる可能性は、部屋にこもっているよりは
よほど高いと思います。
出かけた先で、何気なく買ったたいやきに、
「しみじみ美味しいわ~、たい焼きやさん、いいかも」とか。
公園で遊んでる子供を見かけて、
「そういえば、子供と遊ぶのは嫌いじゃなかったな。
保育士の補助とか、学童の先生もいいかな」とか。
なんなら、好きじゃなくてもいいんです。
特に好きな仕事につけない場合、
(好きなことが仕事じゃなくてもいい、という場合も)
少し楽に、というか、楽しく、仕事が出来るようになるポイントって
2つある気がします。
1つ目は、昨日もそれには触れましたが、
特に「嫌いなこと」「苦手なこと」を避ける
ということですね。
消去法になりますが。楽にはなると思います。
例えば、対人が苦手すぎる人は、営業とか接客とかはやめたほうがいいでしょうね。
(人生のどこかの時点で、それが解消・改善されることもよくありますが)
同じことを繰り返すと飽きてしまう人は、工場のラインとかは向いてないでしょう。
逆に、単純作業を繰り返していると落ち着く、という人には向いてますよね。
なんとなく、これは、少し長く生きていると、
自分でもわかるようになるかなと思います。
あと、昨日もお話しましたが、職種だけではくくれない部分もあり。
もっと、心情的なところになりますかね。
同じ事務職でも、書類等の作業系が濃いのか、対人の仕事が多いのか、
また、工場や生産系の仕事でも、大きい職場か、小さい職場か、
事務的なのか、家族的なのか、どういう雰囲気なのか、
そういうことも、案外大事な、働きやすさの要因になると思います。
そういうことも、面接の時に遠慮せずに聞いてみると、
「思ってたんと違う」ということは、減るかもしれませんね。
自分では気付かない、得意なところ、もしくは苦手なところ、
私のやっている「強み診断」で、わかることも多いと思います。
特に若い方で、自分がどういう人間なのか、
何が得意なのか、何で勝負できるのか、よくわからない、という方に
おすすめです。
これも、一律、30分¥3000~という体系の中に含まれますが、
今までやってきた感じだと、おおむね1時間くらいはお時間を頂いて、
ゆっくりお話させて頂くのがおすすめです。
安くはないかもしれませんが、半日~1日働く分で、
より良い、自分を生かせる道を選べると思うと、
それだけの価値はあるのではと思います。
「仕事にまつわる、なかなか深い悩み。」
まだ書ききれませんので、次回に続きます。