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先日、「傾聴の学校」というセミナーを受けました。
(無料ですが、結構お勧めです!
個別相談をすると、最後に結構売り込まれますが(笑))
そこで、「傾聴の段階には1~5まであります」という話を聞きました。
先生いわく、「1は、傾聴っていうか、ほぼ聴けてないっていう状態です」
とおっしゃっていましたが、結構実は良くあることだと思うので、
改めてご紹介します。
まず。
私も、あるんですけどね。
やっぱり、身内とかだと、うっかり、そうなりがちなんですけどね。
聴けてないことの、一つの状態として。
聞いている話に対して、「ああ言ってやろう、こうも言わなくちゃいかん」
とかって、その人の話を評価して、自分の言いたい事を考えてる、とか
そういう状態があります。
そういう時には、ベクトルが、自分の思考に向いてますからね。
この次のターンにはこれを話そう、忘れちゃいかん、とか思って(笑)。
そっちに気を取られて。
そんな状態で、相手の気持ちに深く降りていくとか、同時にはできません。
とにかく、集中して聴くこと。
そのための方法として、今、名前を忘れてしまったのですが、
なんだったかなあ、そういう聴き方があるんですよ。
相手が何を言っても、一切評価をしない。
相手の言ったことに対して湧き上がってくる
自分の感情を、横に置く。
そしてまた何か湧き上がってきたら、それも横に置く。
何回でも、何十回でも、何百回でも、
そうやって湧き上がってきた気持ちを横に置きながら、
ただ、相手の話を、そのまま聴く、っていう。
私の個人的なことになりますが。
この「聴き方」を書いてあった本、実家に帰っている時に
読んだんですよね。
私、実家の母とは、
気が合わないっていうんでもないんですけど・・
価値観が、かなり違うんですよね。
生きていくうえで、大切に思うことが違うっていうか。
だから、話をしていても、
なかなか芯から分かり合うことは難しいし、
悩みを話されても、私からしてみれば、
「え?そんなの、こう考えれば良いじゃん。簡単じゃん」
みたいなことも、「絶対ムリ、私にはできない」
っていうような感じなんですよ。
だから、お互いに話をしてても、ちょいちょい、引っかかる(笑)。
「ん?そもそもそれ、前提からおかしくない?」とかね(笑)。
でも、いちいち、そう思うと、疲れるんですよ。
そんな時に、たまたま読んだのが、その本でした。
思い出しました、本のタイトル。
「それでいい。 ~自分を認めて ラクになる 対人関係入門」
漫画家 細川貂々
っていう本です。
基本、漫画なので、非常に読みやすく、しかも深いです。
人間関係に悩む人や、自分は暗いな~と思っている人に
かなりお勧めの本です☆
で、話が少しずれましたが。
そういう「聴き方」を意識して話を聴いてみたら、
なんだかずいぶんラクになったように感じました。
「感じたこと、考えた事を、ひたすら脇に置いていく」
「ただ、聴く」
知識は、実践あってこそ生きます。
ぜひ、やってみてくださいね^^☆