カウンセリング入門② ~無心に聴くこと~



nekousa



先日、「傾聴の学校」というセミナーを受けました。


(無料ですが、結構お勧めです!


個別相談をすると、最後に結構売り込まれますが(笑))



そこで、「傾聴の段階には1~5まであります」という話を聞きました。


先生いわく、「1は、傾聴っていうか、ほぼ聴けてないっていう状態です」


とおっしゃっていましたが、結構実は良くあることだと思うので、


改めてご紹介します。


まず。


私も、あるんですけどね。


やっぱり、身内とかだと、うっかり、そうなりがちなんですけどね。


聴けてないことの、一つの状態として。


聞いている話に対して、「ああ言ってやろう、こうも言わなくちゃいかん」


とかって、その人の話を評価して、自分の言いたい事を考えてる、とか


そういう状態があります。


そういう時には、ベクトルが、自分の思考に向いてますからね。


この次のターンにはこれを話そう、忘れちゃいかん、とか思って(笑)。


そっちに気を取られて。


そんな状態で、相手の気持ちに深く降りていくとか、同時にはできません。


とにかく、集中して聴くこと。



そのための方法として、今、名前を忘れてしまったのですが、


なんだったかなあ、そういう聴き方があるんですよ。


相手が何を言っても、一切評価をしない。


相手の言ったことに対して湧き上がってくる


自分の感情を、横に置く。


そしてまた何か湧き上がってきたら、それも横に置く。


何回でも、何十回でも、何百回でも、


そうやって湧き上がってきた気持ちを横に置きながら、


ただ、相手の話を、そのまま聴く、っていう。



私の個人的なことになりますが。


この「聴き方」を書いてあった本、実家に帰っている時に


読んだんですよね。


私、実家の母とは、


気が合わないっていうんでもないんですけど・・


価値観が、かなり違うんですよね。


生きていくうえで、大切に思うことが違うっていうか。


だから、話をしていても、


なかなか芯から分かり合うことは難しいし、


悩みを話されても、私からしてみれば、


「え?そんなの、こう考えれば良いじゃん。簡単じゃん」


みたいなことも、「絶対ムリ、私にはできない」


っていうような感じなんですよ。


だから、お互いに話をしてても、ちょいちょい、引っかかる(笑)。


「ん?そもそもそれ、前提からおかしくない?」とかね(笑)。


でも、いちいち、そう思うと、疲れるんですよ。


そんな時に、たまたま読んだのが、その本でした。


思い出しました、本のタイトル。


「それでいい。 ~自分を認めて ラクになる 対人関係入門」

漫画家 細川貂々


っていう本です。


基本、漫画なので、非常に読みやすく、しかも深いです。


人間関係に悩む人や、自分は暗いな~と思っている人に


かなりお勧めの本です☆



で、話が少しずれましたが。


そういう「聴き方」を意識して話を聴いてみたら、


なんだかずいぶんラクになったように感じました。



「感じたこと、考えた事を、ひたすら脇に置いていく」


「ただ、聴く」



知識は、実践あってこそ生きます。


ぜひ、やってみてくださいね^^☆




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