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今日、久しぶりに
発達障がいと不登校を専門にやっている
知り合いの先生に、
長女の不登校についての相談をさせてもらいました。
いろいろお話したんですけど
結局、私が一番聞きたかったのは
病院のこと。
小学校の頃から、そして、中学になっても、
学校のある日は、
朝から、ちょいちょい具合が悪くなったりしてました。
おなか痛いとか、気持ち悪いとか、めまいがするとか。
まあ、よくある心因性のアレですよね。
学校に行かなくちゃ、っていう葛藤から起こったりします。
それは、そういうことだと理解していたので、
それについてはそんなに心配はしていなかったのです。
ただ、夏休みになっても、
それがスッキリしなかったんですよね。
学校のある時よりは減ったものの、
3日に1回くらいかな、お腹が痛いとか、気持ち悪いとか、
けっこう頻繁に言ってました。
それで、ちょっと心配になったんですよ。
登校のストレスからは開放されたはずなのに、なぜだろう・・?
って。
で、もしかしたら、本気で何かの病気を持ってるのかも・・
と思ったので、相談してみることにしたのでした。
最初、病院に行こうと思ったのです。
でも、まず何科に行けばいいのかもよくわからない。
心療内科?神経科?精神科?内科?小児科?
で、上記の先生に相談したところ、
「心療内科か思春期外来がいいかな」と教えてもらい。
「思春期外来っていうのがあるんだ~!」と
勉強になった次第でした。
「でも、病院に行く前に、1回電話で話さない?」
って言ってくださったので、
実は、今日の午前中は、電話でお話していました。
いろんなことを話しましたが
病院についてのことだけをピックアップしますと。
先生
「そもそもなんで病院に行こうと思ったの?
病院に行っても、実際それで不登校が治るとかってあまりなくてさ。
結局、薬を出されて、様子見ましょうってことになるからね。」
私
「そうですよねー
私も、病院に行ったら不登校治るとかは、全然思ってなくて。
病院に行っても、結局、薬なんだなっていうのはわかってて。
知り合いに免疫系の研究者がいて、日本の精神薬って相当ヤバイって
聞いてるし、自分もちょっとだけ飲んだことあるけど
ほとんど効き目感じなかったし、
ギリギリまで薬は飲ませたくないんですよね」
先生
「結局、薬漬けにされちゃったりってこともあるからね」
私
「そうなんですよねー
いや、そっち方面の話ではなくて、
体調が、夏休みになったら、登校もないし、
ぱっとするかなと思ったんですが、
案外とダラダラと良くないもんで。
なんか、心因性かと思いきや、案外と、
何か本気で、別の、
変な病気を抱えてたらやだなって心配になってきて・・」
先生
「不登校の子は、特に、五月雨で学校に行ってたような子は、
夏休みになっても、ぱっとスッキリしないことが多いよ。
そういう状態は、よくあるよ。
あとね、病院は本人によく相談して。
本人が行きたくないって行ってるのに、行かせても意味がないから。」
私
「わかりました!安心しました。
夏休みでもスッキリしないで引きずるもんなんですね。
そういうもんだとわかれば、たぶんなにか他の大変な病気とかでは
ないと思うし、しばらく様子を見ます!」
っていうことで。
めちゃ、スッキリしました!
同じようなパターンの人、あまりいないかもしれませんが、
もし、そういう人がこの記事を見てくださったら、
そして、別のパターンの方でも、
なにかしらお役に立つ部分があれば、嬉しいです。
もろもろ、約1時間にわたり
うちの、半分お笑いのネタのような不登校の話を
お互いに笑いながら、話したり、聴いたりという時間の中で。
先生、こうおっしゃいました。
「みーちゃん(長女)はさ、もう、
フリースタイル中学生でいけばいいと思うよ!」
私
「私もそう思います!(笑)」
先生は、私と長女との関係性が悪くないのを感じ取って。
「お母さんが、そういうスタンスなら大丈夫」
と。
そして、
「不登校の問題って、結局は親子の問題なんだよね」って。
これは、なかなか深い一言だと思いました。
実際には、不登校のきっかけは、いろいろだと思います。
いじめであったり、担任との相性の悪さであったり、
体調不良だったり、いろんなきっかけがあると思います。
でも、そのきっかけから始まる「不登校」という現象が
その「親子関係」を、あぶりだしていくんじゃないかと。
そこまでに築いてきた親子関係の中間的まとめ(清算)として、
出てきている「不登校」という状態なんだと思います。
もしくはここまでの親子関係の、その延長で行った場合の
未来に出てくる危険を回避するためでもあるかもしれません。
まあ、ともかくも、
「不登校」という状態が、
今、この親子には必要なのであって、
そこでよく話し合ったり、時間を共に過ごしたり、
共に悩んだり、考えたり、模索したり、
乗り越えたりする体験が、今、その親子に必要だからこそ
起こっていることなのだろうと思います。
そして、そのいろいろの結果、
結局、学校に行くようになろうが、
学校に行くようにならなかろうが、
それは、もうどちらでも良いのではないかと思います。
だって、学校は、人生の中間地点に過ぎないから。
けれど、そうやって、
「不登校」という時間を与えられた親子が、
その時間を大切に生きることが出来れば
きっとそれは、その親子にとって
必要だったものを消化、吸収できる時間なわけで。
実は、普通に問題なく学校に行き続けられた子よりも、
もしかしたら、濃厚な素敵な時間を
親子共々に過ごせるのではないかと思っています。
ちなみに、先生の名前は
新田恒夫 先生
「不登校 新田恒夫」でYouTube検索すると
いろいろと出てきます。
先生のお話は、ほっとして、元気が出ますよ☆
良かったら検索してみてくださいね^^☆