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今日、本を読んでいて、衝撃の事実を知りました。
なんと、
「母親に向いている女性」は約27%しかいないと!
まあ、いろいろな指標や見方があるとは思いますが、
一旦、この本の筋で、お伝えしますね。
読んでいた本は、
「ちゃんと「やる気」のだせる子に」 田中喜美子 NMS研究会 PHP研究所
という本です。
上記の数字には「おおっ!?なんじゃこれは」と思いましたが、
解説を読むうちに、
「ふむふむ、なるほど、そうかも・・」と思いました。
じゃあ、まず、どういう女性が、
「子育てに向いている」のか。
NMS研究会の「データに見る子育ての問題点」から解読すると、
向いている人には、基本的な特徴が3つあるそうです。
1 他人の面倒見が良い
2 のんきでおおらか
3 家事を手早に片付けることができる
だそうです。
確かに。
実感から言っても、それはそうだわ、と思います。
しかし!
ここに重大な落とし穴?があるのです。
この3項目は、「矛盾しがち」ということです。
特に、2と3は、矛盾しがちだと思います。
「のんきでおおらか」な性格の人は、だいたい動きもゆっくりでしょう。
だから、「家事を手早くできる」ってわけには、なかなか・・。
逆に、「家事を早く片付ける」人は、「のんきでおおらか」じゃない
確率が高いでしょうねえ・・。
私は、1と2が強めで、3に欠けるタイプ。
私の母なんかは、2が欠けていて、1はまあまあ、3は満点です!
そんなこんなで、この3つが、「いい感じに全部そろっている」
という女性が、27%しかいないっていうのも、うなずけます。
逆にいうと、私もそうなんですけど、
「特段向いてるわけじゃない」のに、
世のお母さん方のおそらく7割の人は、
それなりに苦しい部分を抱えつつ、
みんな良く頑張っているなあと思うのです。
この三つは、どれかを強化しようと頑張ると、
他が崩れてしまいそうになる、という
ある種の絶妙なバランスの上に成り立っているようにも思えます。
そして、この文章の締めとしては、
自分自身が、
『まず「幸せな母親」になることが、
幸福な子どもを育てるために何よりも必要だということを、
ぜひ覚えておいていただきたいと思うのです。』
という文で締められています。
本当にそうだなと思います。
結局、いろいろな細かいことを言えど、
親は子どもに、最終的に望むのは
「幸せになってほしい」ということなのではないかと思います。
「親の背を見て子は育つ」と言いますからね。
まずは、「完璧な親」じゃなくてもいいから、
自分が幸せにならないと。
自分が幸せな背中を見せてあげないことには、
子どもも、「幸せって、どいういうのだっけ?」
ということになりかねません。
これは、子育てをしていない人にも
通じる話だと思います。
配偶者のいる人、
恋人のいる人、
会社等の人間関係の中にある人。
私たちみたいに、起業したりして、
しかも占い師とかみたいな
人に幸せになってもらいたいと願うような仕事の人は、
なおさらだと思います。
まず、自分が幸せでなくちゃ。
自分で、自分を癒したり、褒めたりして、
ちゃんと自分を満たしてあげること。
ママさんも、その他の方々も、
向いていることばかりじゃなかったとしても、
皆さんその中で、よく頑張っていると思います。
たまには、自分をゆっくりほめてあげてください。
自分に優しい気持ちになれることが、
きっと、子どもにも、周りの人達にも
優しくできることに、つながり、
自分も含め、みんなの幸せに
つながっていくと思います^^☆