不登校・親のストレス。


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このところ、社会派の記事を連発してしまいましたが。


その間に、新学期も始まっております。



去年の暮れ、そして正月明けと、ご丁寧に2回にわたり、

わたくし、寝込むレベルの風邪を引きました・・。


ようやく昨日、今日辺りから、「復活」という感じです。



新学期の初日も、私は具合が悪く。


主に腰が痛かったんです。


2回目の風邪は、咳がよくなって来たと思ったら、代わりに腰が痛くなってきて。


なんとなくこれは、「去年一年の疲れだろうな・・」と感じていました。



そんなこんなで、新学期一日目は「行く」と、みーは言ってましたので、

あとは「パパ、よろしくお願いします」ということで、私は「病人です」という感じで寝ておりました。


いつもは、パパもお仕事があるので、多少、みーに声を掛けたりはするものの、あとは出勤モードになって、自分のペースで好きなように動いて、「あ、もう時間だから。行かないと間に合わないから、あとはよろしく~」みたいな感じで出かけるのです。


パパもお仕事が大変なのはわかっているので、有難いと思ってるし、みーのことも私が、というのは仕方ないと思ってはいるのですが、でもちょっとだけ、


「仕事さえしてれば、あとは子供のことはおおかたよろしく~でいいんだもんなあ。気楽でいいなあ。」と思ってしまうこともあります。

(「仕事さえしてれば」っていうだけでも大変なのはわかってはいますが・・)


でも、この日は、パパも、私が寝ているので「自分が送り出さねば」というガッツリ自覚モードになってました。


で。


せっかくなので、私はがっつり「病人モード」になって、パパにお任せして、客観で観察をしていました。


パパ、最初は穏やかに、みーに声を掛けるものの。


なかなかみーが動かないので、なだめたりすかしたり、ちょっと厳しい声を掛けてみたり。


パパは私よりも気が短いので、だんだんとイライラしてくるのが手に取るようにわかりました。


そのうち、明らかに怒ってる感じの調子になってきて、

「学校休むんだったら、一日スマホ禁止だ!」と。


で、ついでに、パパは、みーにはスマホのロックの解除の暗号を教えていたのですが、「もう、それも変えるから!勝手に使えないようにするから!」とかいって。


あ~、それ3年位前にやってほしかったわ~、と思いました(苦笑)。



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観察してて思ったのは。


やっぱり、子供が学校に行く行かないに付き合うのって、本当に大変なんだなということ。


自分が渦中にいる時には、なかなか客観視ってできないものですが、ちょっと離れたところから見たときに、「いや、これは大変だわ~」と改めて感じました。


みーは、2学期、21日休んだのです。そして、55日登校しました。


21日のうち、すぱっと気持ちよく朝から「家で勉強する」と休んだ日もあれば、

登校した55日の間にも、行くの行かないのとさんざん大変な思いをしてなんとか行った日もたくさんありました。


大変だった日は、一体何日あったのでしょう。


たぶん、40日程度なのかなあ?


この、客観で見ていて、なかなか大変そうなこのやりとりを、私は2学期、40回近く、おそらく繰り返したのだろうと思うと、そりゃ、腰が痛くなっても仕方ないかなと思いました。


あ、ちなみに腰痛の原因って、8割以上の人が不明なんだそうですよ。


そして、実は隠れ原因として、「ストレス」っていうのが、かなりあるようなんです。


(おつかれさま、自分~)と思いました。



そして、全国の不登校児のお母さん(お父さん)にも、「本当にお疲れ様です~」って思いました。


不登校、本人も大変ですけど、親も大変ですよね。



時々、疲れちゃうのも仕方ないです・・。


たまに嫌になってみたり、問題を横に置いてみたり、棚にあげてみたり、ちょっと忘れてみたり。


やっぱり向き合ってみたり、考えてみたり、話したり、聞いたり、学んだり、なにかやってみたり・・。


それでいいんじゃないでしょうか。



うちも、私が寝込んで、子供たちに言っても誰も洗ってくれないから、台所のお皿がたまりにたまって、過去最大の山になって。


たまりきったところでパパが洗ったら、1時間もかかったっていう・・。



もうねー、自分の子育てを反省しましたよ。


こういう子供たちを、自分は育ててしまったんかい、と。



お皿の洗い方も、すすぎ方も、拭き方も、教えたのに、何がいけなかったんだろう、って。



けど、「腰痛いわ~、頼むわ~」と、まためげずに言ってみたら、やってくれましたね、お皿洗い。


なんだ、やればできるじゃん!



そう、だいたいのことは、たぶん「やればできる」。


逆の表現をすると、「ほんとはやればできるのにやらない」(苦笑)。



では、なんで「やらない」のでしょうか?


それは、「結局は、親がやってくれる」と思っているからだと思います。



だから、それに対するひとつの方法として、


「お母さん(お父さん)、もう歳だからさ~戦法」というのがあります。


まあ、今回みたいに「病気だからさ~戦法」でもいいと思いますけど、

これは「どうせ元気になるんでしょ」という向こうの甘い期待があります。


演技でいいんです。


「お母さん、年だから物忘れひどくて」とか


「これ、大変すぎて、一人でやると腰が痛くて」とかいって、


(自分がやらないことには仕方ないんだな)と自覚してもらう。


話には聞いていましたが、再度それを思い出して、


「あれな。確かに大事かも。」と、今、かみしめています。



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「YDK(やればできる子)」をお持ちの、現在お困りの親御さん、


よかったら「歳だからさ~戦法」、使ってみてください^^☆


リアルに、老け込んじゃダメですよ。


あくまでも、たまに使う演技で(笑)!






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