学校が楽しい、という瞬間。



unndoukai




中一の娘ですが、


行きつ戻りつながら、


このところは葛藤が強くて


学校にいけない日が多くありました。



体育祭が近いというのに


体育祭の練習は、学校自体に行っていないため、


結局1、2回しかできず。



「種目なんだっけ?騎馬戦とかやるの?」などと訊いても


「行ってなさ過ぎて、なにをやるのかもわからん」


みたいな状況・・。


果たして、当日(今日)


行くのかどうかと思っていましたが、無事に行きました!



出場種目は、


・個人の徒競走


・学年種目

(皆が背を丸めて、小さい子がその背中の上を走って渡ってくやつ)


・全員リレー


・応援合戦


・綱引き


でした。



開始時間が早すぎて(8時台)


洗濯干しも終らず


駈けつけてみると、全員リレーからでした。



人数が多い学校なので、見つかるかな~と思ったのですが


うちの娘、ナチュラルにちょっと変わってるので、


ほとんどの子は普通に、直に頭にはちまきを巻いているのに、


帽子の上にはちまきを巻いている子が何人かいて、


そっち側かな~と思ったら、やはりそうでした(笑)。


しかもみんな短い靴下なのに、


娘は長いハイソックスなので、すぐわかる(笑)。


そういう子でよかった^^;




全員リレーでは


普段休みがちだし、特に今は運動もしないので


(こけるな~ こけるな~)とだけ念じてました。


こけなかった!・・よかったです、本当に!!



そして、綱引きでは、勝ちました!


飛び上がって喜んでました!



リレーでも、綱引きでも、


退場の時には私の前を通るんですね。


私、小さいんで、2列目以降にいると


見つけにくいと思うのですが、


ちゃんと見つけて、嬉しそうに手を振ってくるんです。


ああ、まだまだ「おかあさん」なんだな、


そして、「お母さんがいると安心」なんだなと


改めて思いました。



彼女が体育祭で、どんな様子を見せるのか、気になっていました。



その場にいたとしても、


「どうしてこんなことしなくちゃいけないんだろう・・」とか


「こんな暑い中,馬鹿馬鹿しいわ~」とか


思っている可能性もあるし。


笑っていたとしても


「このシーンで笑っとかないと変に思われるし」


みたいなことを思ってるとかもありえるし。


でも、そうではなく、ナチュラルに楽しそうでよかった!



皆で綱引きをして、勝って、飛び上がって喜ぶ!


なんて、学校以外では出来ない体験ですからね。



不登校の苦しさ、つらさは、


勉強が遅れるということだけではなくて


この、行事や部活をはじめとする


「みんなとするいろいろな経験」が


できなくなってしまうことも、


一つにはあると思います。


不登校と言われる子達でも


「学校が楽しい、と思う瞬間」って


時には、あるものなんですよね。



例えば、部活だけ学校に行くとか


行事関係だけ行くとか


(体育祭、合唱祭やその練習などだけ行く)


そういう行き方もあっていいんじゃないかなと


思ったりもして。



たぶん、当事者にしてみれば


(そんな時だけ来やがって、と思われるのが嫌だ)


とか、めっちゃありそうですけど。



でもまあ、その辺は


「もし羨ましいなら、あなたもそうすれば?」ってことで。


それなりにまあまあリスキーだけど、覚悟でね、っていう。



大学で、好きな科目を選んで取って、


その授業だけ聞くというスタイルがあるのだから、


ありといえば、ありなんじゃないかなと思うのですが。




不登校問題解決の一つの案として、


「登校できるようになる」と


「不登校でも良いじゃん」以外の


通常登校でも不登校でもない、


行きたくないけどしぶしぶ時々行く五月雨登校でもない


新しい選択肢!


「好きな科目とか、好きな時間だけ行けば良いじゃん!」


っていう。


これの最大の壁は、


「それを、先生や周りの生徒がどう受け止めるか」


っていうことなんですけど。



それって、


「学校で、学びたいことだけ、学びたいし


体験したいことだけ体験したいし


その他は自分で学びます」っていう


かなり独自の学び方で、


今の教育に対して、挑戦的ですらあると思うのですが・・。



皆さん、どう思われます?


よかったらコメントいただけたら嬉しいです^^☆



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