奈良少年刑務所詩集より。(その7)

シリーズでお伝えしています。


奈良少年刑務所に収容されていた少年達の詩です。



その後に、私の感想を入れておきます。


(手違いで、その6が消えてしまいました。すみません!)





いつも いつでも やさしくて



ぼくが落ちこんでいるときも

反抗したときも


いつも いつでも やさしくて


そんなやさしい母さんだから

ぼくもやさしくしようっていう気持ちになる


でも ぼくのなかには「俺」がいて


そんな「俺」は時々

なにかに当たりちらして

ブツかって生きたかったんだ

でも


あなたは いつも いつでも やさしくて


だから本気で ブツかれなくて

だから本気で わがまま言えなくて

だから本気で さびしくて


やさしさで包んでくれる母の愛


ぼくはしあわせだけど

その「愛」が「やさしさ」が

ぼくのなかの「俺」を不自由にする


「俺」を母さんのまえで自由にして

本気で手足をバタバタさせたい

いつも いつでも


でも 少しも母さんに迷惑かけたくないんだ

そう そのやさしさの前では


いつも いつでも やさしくて




この詩の後に、編者の寮美千子さんのコメントがあります。



やさしさが、真綿のように人の心を

締めつけることがあります。

何が、ほんとうのやさしさなのか。

自分に問い直し、相手を見つめることの大切さを、

この詩は気づかせてくれます。

刑務所の矯正展の展示で、多くの参観者の注目を集めた詩でした。




ここからは私の言葉です。



私にも3人の子供がいますが、

私はこんなにやさしいお母さんではありません。


それがいいことなのか悪いことなのか

自分でもわからないときもあります。


その、向き合う子の資質にもよる部分もあるかもしれないし

一言にこれは正解、不正解って、簡単にはいえない

ものかもしれません。


時間がたったら、わかるのかもしれません。


だから、ちょっとだけ先の未来を観たい時や、

相手と自分の心のありようはどんな風か、とか、

これからどういう気持ちを持てばいいか、とか。


そんな時に、自分でもタロットを引いてみたりしています。


「まったくそれはそう!」という身も蓋も無いものが

出てくることも、よくありますし、


それか・・見えてなかったな、それは・・

という考えさせられるものが出るときもあります。


誰のためでもなく、

自分自身のために、

占いが出来てよかったと思うことがあります。


まだ駆け出しですけど、

その程度には、結構当たってる感覚がありますので、

どうぞ、今月末までの「30分無料モニター」

お気軽にお問い合わせ下さい^^☆




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2023年09月12日

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