祝☆合計アクセス2万回超え

今年の春分から始まった Astrolabe へのアクセス数が、遂に昨日2万回を超えました

2万回に達成したらお祝いしましょうと和香葉先生と話していたのですが、あいにく和香葉先生はお風邪をひいてしまいました。日頃のお疲れが出てしまったのかもしれませんね。私の占いによると、休養によって治る普通の風邪、と出ていました。十分に身体を休めて頂きたいと思います。


和香葉先生は、占いや心理学について、様々な本や情報を読み漁り、幾つものファイルやノートに、毎日細かくメモを取っています。勤勉な<山羊座の月>が絶え間ない研究へと和香葉先生を没入させているようです。もしかしたら、風邪で寝込んだ布団の中でも勉強をしている可能性があります。


一方、私は太陽が山羊座なのですが、月が牡牛座なので(星座のせいにしてはいけないけれど)和香葉先生のようにコツコツ勉強するのが苦手で、いつものんびりして、お菓子ばっかり食べています。


明日は冬至となり、太陽が黄道12星座の山羊座の中に入ります。この時期には、自分の星座の守護神である牧神パーンに出会えるような気がして嬉しくなります。そんなことを考えている山羊座も珍しいのでしょうけれど。


最近あまり読書をしていない私ですが、このタイミングで、若い頃に愛読していた松尾未来さんの「魔女を生きる」(白水社)を再び手に入れましたので、まっさらな気持ちで、懐かしみつつ読み返してみたいと思っています。


自然そのものを神として崇拝している私(十代後半で家族が入っていた仏教系宗教団体と決別し、鏡リュウジさんの「魔女術」や、松尾未来さんの「魔女を生きる」をとっかかりとして、魔女の女神信仰、自然信仰を実践し、やがて、色々な意味で特殊な文献「東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)」を研究するなかで、アラハバキ信者となって行った占い師)にとって、冬至という時節は、<自然>という名の神と向きあい、自分がまた一つ歳を重ねたことや、地球の生物の一個としての自覚、時の流れを感じさせてくれる、ささやかな、感慨深いイベントです。



冬至電話占いアストロラーベ



「現代の日本人が、この時期になるとクリスマスツリーを鑑賞したり、わざわざ雪が降るのを待ち望んだりするのは、どうしてなのだろう?」と考えてみたりもします。


たぶんその習性の原因の9割ぐらいは、ケーキ屋さんやおもちゃ屋さん、百貨店の永きに渡る宣伝効果と、キリスト教の伝統行事をひとまず”男女の何か”に結びつけておこうとする市場原理の賜物によるものなのでしょう。


でも、イースターやハロウィンなどの祝祭に比べると、私たち日本人がクリスマスのお祝いに対して目を輝かせる背景には、それ以上の何かがあるように感じてしまうのは、私だけでしょうか?。


私はそれを「歳神様信仰」、つまり元旦に一年間を司る神を招き、おもてなしをする祭事の風習に原因があるのではないかと考えています。


今でも日本人がお正月を厳かなものとして神聖視する傾向があるのは、大晦日前に家を掃除して、この歳神様に来てもらい、新たな一年をまた守って頂くというお正月の信仰感情が、潜在意識の中に遺っているからではないかと思います。


簡単にいえば、鏡餅を飾ったり、神社に行ったり、玄関に自治会から配られる門松が描かれた紙を貼った方が「なんとなく」いい感じがするのは、その古い風習の名残り、余韻のようなものが、元旦の行事に溶け込んでいるからなのではないかと思うのです。


気合の入った歳神様信仰としての「お正月」が、やがて近代になって薄められて行き、社会的な行事の一つに数えられるようになったことで、かえって欧米から輸入されたクリスマスへの感情に、昔からあった歳神様信仰や冬至のお祭りの感情が、移行して混ざり合って行ったのではないかと。


学術的でも何でもない、ただの”予想”なんですけどね(笑)


私達の遺伝子のなかには、火山地帯の温暖な森林の恵みによって繁栄を築いた縄文時代にまで遡るような、太陽や月、山や海、火や清らかな水への畏敬の念、狩りをして得られる動物たちといった自然界への回帰願望と帰属意識がたぶん残っているのだと思います。(時々、キャンプをして釣った魚を串に指して炭火で焼いたりすると、そうした感覚が懐かしく思い出されてくるのではないかと思います。)


実際、四季を愛でる日本人の感性は、そうした古い信仰や文化と、切ってもきれない関係にあります。この冬至の時期には、一年で最も短い、白っぽく涼しげに見える太陽の光の加減と、ストーヴを焚かなければ手足もかじかんでしまいそうになる寒さが手伝って、季節の変わり目を察知する本能や、暖かい家の中に集まって、家族が来年も健やかでいられるように祈る感情が、自ずと刺激されるのかもしれないと思ってみたりします。


電話占いアストロラーベにとっても、太陽は守り神のような存在です。その太陽が見せてくれる12の周期、12の星座の物語、それを通じて星からのメッセージを受け取り、日々の生活に生かして行くこと、それが占星術です。


今年も一年間、私たちを見守ってくださった、太陽の恵みに感謝します。

占い研究における唯一無二の親友である和香葉先生に感謝します。

そして2万回も観て下さった視聴者の皆さんに感謝いたします。

皆さんに素敵な冬至が訪れますように




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