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今年も我が家に、無事にサンタクロースがやってきました。
長男は20歳なので、もう来なくなってしまったのですが。
高1の次男と、小6の長女のところには、今年も来てくれました。
次男は、一昨年くらいは、サンタクロースの事を、知人の資産家のSさんなのではと踏んでいたらしく、「Sサンタ」と呼んでいました。
でも、いつしか、その呼び方はしなくなりました。
長女は、すごく現実主義な子で、好きなものは「お金とお肉」っていう(笑)。
テレビで、宇宙人のミイラの分析を、大学とかでやっているのを見て、私は「ほんとにやっぱいるんだね~!」と驚いて信じてるのに、娘は、「いや、まだちょっと信じられん」と言っているような子です。
そんな彼女は、動画で、サンタについてのアニメを発見したらしく、先日私に見せてくれました。それによると、サンタクロースは、巨大企業が抱えている秘密結社だそうです。
超現実主義な彼女は、その様に理解して、サンタクロースをとらえているようです。
次男が「Sサンタ」と言わなくなったのも、もしかしたら、長女から「こういう風になってるんだよ!」と教えられたのかもしれません。(無粋だから聞きませんが)
ともあれ、今年も、無事にサンタクロースはプレゼントを置いていってくれ。
次男は、大好きなポケモンの、イーブイのぬいぐるみがあるのを見つけると、にま~っとして部屋へ。
長女は、次男よりも品数としてはたくさんのものをもらったにもかかわらず、相当不満足げで。
「なんかびんぼーくさいプレゼントばっか。高級なものをもらってる子もいるのに」
と、のたまってましたが、
そこは私も、「秘密結社」という世界観の中で、
「子供の数もたくさんだし、予算も限られてるわけだろうし、くじ引きとかでいいものが当たる子もいるんじゃん?」と。
しかし、長女がもらったプレゼントは、地味に彼女に「必要なもの・確実に使うもの」だと、母は知っていたので、あんな風に文句ばかり言っていましたが、使うときには、だんだんと、「もらってよかったな~」と、サンタさんに感謝するような気持ちになってもらえたらいいなと思っています。
って。
我が家のクリスマス記録になってしまいましたが。
改めて。
私は、クリスマスが大好きです。
なぜかというと、子供たちがサンタクロースという存在を信じ、
その信じる子供たちを、周りが優しい結界で護っているからです。
例えば、電車で小さい子が、たまたま隣に座ったおじいちゃんに、
「ねーねー、サンタさんにこれもらったんだよ」と言っても、
「よかったねえ」と微笑んでくれて、余計なことは何も言わないでしょう。
近所のお姉さんに、「おねえさんのところにもサンタさんくる?」と聞けば、
「子供の時には来てくれたよ」と答えてくれるでしょう。
これは大人と小さい子供との関係に留まりません。
小学生くらいの同級生同士の間でも、信じる派と信じなくなる派にわかれますが、
魔法の解けた「信じない派」の子でも、「信じる派」の子が
「サンタさんがこれくれたんだよ~」というと、ただ「よかったね!」と言います。
もはや「集合意識」とも言うべき、魔法の優しい結界によって、
「サンタクロース」という存在は護られています。
そういう結界が張られる、クリスマスは特別な日です。
そのことを思うと、なんて奇跡みたいな日だろうと思って、
いつも涙ぐんでしまうのです。
こういうような気持ちが、少しずつ世界に広がっていけば、
世界って平和になるんだろうと思っています。
来年も、子供たちのもとに、無事にサンタクロースが来ますように。