カウンセリングと占いの違い。1

最近、カウンセリングの本を読んでいる時に、


占いと一般的なカウンセリングの違いって、なんなんだろうなと思います。



まず、前にもこれは書いたことがあるかもしれないのですが、


カウンセリングが、短くて数ヶ月、長くて数年かかるのに対し、

占い師が良心的に取り組んだ場合は、もっと早いだろうということです。


(良心的、とあえて書いたのは、長引かせて、何度もリピートしてもらうことで

利益を得ようとする占い師もいるからです)


カウンセリングが、主に理論でやっているのに対して、

占いは魔術的な要素が入ってきます。


カウンセリングの先生に、「~だと思いますよ」と言われるより、

「あなたの星はこういう星ですよ」

「カードには、こう出ていますよ」

と言われた方が、刻まれるんですよね、心に。


カウンセリングの先生に言われるより、占い師に言われた方が、心にひっかかる。


それは、占い師の、神秘性というか、魔術的な部分というか、

カウンセリングの先生よりも未来が見える感じがあるからでしょうね。


だから、良い占い師の先生に当たって、上手に導いてもらうと、

カウンセリングよりも回復とか、解決が早いはずです。

本人の無意識に、深く食い込んできますからね。


ただ、カウンセリングも占い師も、お互いに人格が良ければ、というのが前提の話です。当たり前かもしれませんが、大事なことです。

あと、相性が合うか、っていうことも大事です。


先日、占い師をプロデュースしている占い師の先生二人が、対談をしている動画を見ました。そこでも、「占い師に一番大切なこと」の条件に、まず「人柄が良いこと」というのがあがっていました。


意外かもしれませんが、「当たる!」というのは、まあどっちでもいいんだと。

「99パーセント当てる!」とかじゃなくて、全然いいんですよ、と。


例えば、「私、毎回、付き合った人に振られるんです。今回3人目で、もう1ヶ月連絡が取れないんですけど・・どうなるんでしょうか?」というご相談だったら、「ああ、ダメですね」という答えで95パーセントは当たるんだそうです。

でも、それで、当たって。当たったからって満足でしょうか?


問題はそこからですよね。

どう、上手に、その人が幸せに近づいていくための問いを立てていくか。

そこへ、導いていくか。


そっちの方が大切なんじゃないでしょうか。


「当てる占い師」、じゃなくて「幸せに導いてくれる占い師」。


どうでしょう?


例えば、「立て続けにいつも振られる」として。

その原因は、どこにあると、自分で思っているのか。

はたして、それは合っているのか。

もしかしたら、今、全然自分が想像していないような理由ではないのか。

その原因が分かったとして、それをどう解決するのか。


そうやって、深堀りをして、一緒に人生を歩んでいく、作っていくお手伝いをする、

そんな占い師になれたらいいなと、アストロラーベの占い師二人は思っています。


占いとカウンセリングの違いについて、まだお話したいことはありますが、

長くなりますので、続きは次回に。



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