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もうかなり前のことになりますが、私がまだ占い師ではなく、
占い師になるとは思ってもいなかった頃。
私は、お客さんとして、博史先生に、
いっぺんやってもらいたいと思っていた、
「前世占い」をやってもらいました。
自分のことというよりも、自分の周りの人たち。
家族や友達、恩師など、そういう人たちが、
前世(というか過去世)で、自分とどういうつながりだったのか、
っていうことを、さんざん占ってもらいました。
いろんな人を聞く中で、ほとんどの内容は「そうだろうなあ、そんな気がする・・」
と、自分の中で納得のいくものが多かったです。
でも、ちょっと意外だったのは。
この十数年の中で知り合った「じいじ」たち、ジャンルは違うのですが、
それぞれ、自分の人生の師とも言えるような、大切なものを、教えてくれたり
授けてくださった方が、3人います。
その3人が、「今世初めて出会った人」と言われたんですね。
へえ~!と思いました。
未来のことならともかく、前世のことなので、確認のしようもないんですけどね(笑)。
でも、私の率直な感想としては・・全く、「残念」とかではありませんでした。
私、別の仕事で、戸別訪問をしたりするのですが、同じ地区を回ることが多いので、もう何回目かわからない、くらいの勢いで、ヘビーローテーションでまわっているんです。
でも、時たま、新しいアパートが出来たり、新築の一戸建てができたりすると、
その家を訪ねるときには、かなりわくわくするんです。
ここで出会う人は、今まで一度も会ったことのない人だ!!・・って。
・・なんかね、その感覚を思ったんです。
ソウルメイトとか、ツインソウルとか、前世からの縁とか、
みんなよく憧れるじゃないですか。
(まあ、私にもそういう気持ちは確かにあるのですが・・)
でもですね。
何億回?と生まれ変わってきている中で、もう、相当の人とは会ってきてるんだと思うんですよ。
まあ、でも私の考えから言うと、「前世で会った人にまた会いたい」というのも、
かなりあると思うので、結構縁の濃い人、っていうのが、相当な数、いるんじゃないかなという気がしてるんですが。
たとえるならば、割と田舎の地域で(私の生まれがそういう場所なんですが)、
幼稚園が一緒だった子が、小学校でもほぼ一緒、中学校でもあまり変わらない、
そんなイメージ。そんな感じで、幼稚園(前々世)、小学校(前世)、中学校(今世)
っていう感じなんじゃないかなと。
そうすると、逆に、そこに入ってくる「転校生」みたいな子の方が、とても珍しくて、フレッシュなわけです。
(あ、そうそう、話が前後しちゃいますけど、私、その時の前世占いで、相当の人の数(20~25人くらい?)をざっと見てもらったのですが、その時の占いの結果では、ほとんど・・たぶん8~9割くらいの人が、前世からの縁のある方だと言われました。)
だから、ですね。
ある意味、自分の周りにいる人が、前世から縁のある人であるのが、ノーマルなんじゃないかと思うのです。それが通常モード。
逆に、何億年も生まれ変わってきて、「はじめまして!!」って、出会うことの方が、もしかしたら価値があるんじゃないか、そんな気もするんですね。
博史先生の、前世占いが当たっているとしたら、
今まで、前世まで、なんの縁もゆかりもなかった、「じいじ」たち三人が、
私の師となってくださり、大切なもの、大切なことを教えて私に託してくれた。
今世のこの数年という短い時間の中で、そういう出会いをして、
そういう信頼関係を築けた、そのことの方が、かえって尊いような気もするのです。
そして、この「じいじ」たちには、また来世も出会えるのではないかという気がしています。
だから、「その方はソウルメイトではないです」と言われても、
「前世からの縁ではないですね」と言われても、そんなことはどうでもいいんじゃないでしょうか。
新しい冒険に出て、今世、初めて出会った、フレッシュな出会いということで^^☆
今、この出会いを大切にすることが、その人が「来世も会いたい人」になるということで、ひいては、「来世のソウルメイト」になる可能性もあるんじゃないかと思います。