ハズレてるのに、正解な占い。

なんだか不思議なタイトルですけれども。




占いってものが、


主に人間の心を扱うもので


文系のものであるがゆえに。



理数系では0か1かという白黒しかない世界ですが、


そういうのではない


つまり、明確に「当たった」「外れた」という二択の中に


おさまらないような、


なんとも幅がある、というか


いろいろに解釈できるよね、という


占いの結果を観ることがあります。




8月27日の記事「病院で、不登校は治りません」


という記事を書いたのですが。


実は、26日か25日かに、


病院に連れて行くべきかどうか迷って


自分で占ってみたのです。



・病院に行った場合どうか


・病院に行かなかった場合どうか



という2枚で観ることにしました。





ちなみに、その、前提としての話なんですが。




病院に行くべきか、行くべきでないか、で


悩んだわけですよね。


だから占ってみたんですけど。




なぜ、病院に連れて行こうと思ったのか、


そして、なぜ連れて行かないほうが良いかも、と思ったのか。




そこの理由を、まずお伝えします。




一部、27日のブログと同じ内容になりますが、


病院に連れて行こうかと思った理由としては


当然のごとく、タイトルにもあるように


病院にいけば不登校が治る、と思ったからではありません。



学校に行きたくない葛藤から、


連日のようにちょいちょい調子が悪くなるのだろうと


思っていたので、


登校のストレスがなくなる夏休みには


かなりパリッとよくなるのではと、思っていたんですよね。


でも、そんなに良くならないので、


あれ、これは本当にどこか体調が変なのだろうか、


と思ったからなのでした。




逆に、連れて行くのをためらった理由としては、


例えば、「起立性調節障害」だとか「ADHD」だとかの


診断がついた場合、


それによって、本人がショックを受けることもありますし、


逆にそれに甘えちゃうこともあるかもしれませんし、


そこらへんが、彼女に前向きな影響を与えるかどうか


ということを思ったのです。


これは、人によってそれぞれだと思います。


私の場合は、「自分はADHDなんだな」と自覚してから


ある意味さっぱりして生きやすくなりました。


でも、なにかをあきらめようなどとは思わなかったです。


けど、人によっては、


自分はダメ人間なんだと落ち込んでしまったり


そういう障がいがあるから、


人並みに出来ないのは仕方ないんだと


自分なりの努力もせずに、


それを抱えていることに甘えてしまったり


ということもあると思うんですね。


うちの娘の場合は、どうもそういう方向にいく可能性がある


と思ったので、連れて行かないほうがいいかも・・と思ったのでした。




それで、迷ったので、


病院に行くべきか、行くべきでないかを占ったのです。




そうしたら、


・病院に行った場合


ワンドの4 安全地帯。ほっとして安心する。



・病院に行かなかった場合


カップの7 妄想ばかりで疑心暗鬼。なんだかわからないまま。



というのが出たんですね。




で、また27日の記事とダブるのですが、


じゃあ、病院に連れて行こう、と思ったわけです。


でも、どこに連れて行ったらいいんだろう?


そもそも、何科に連れて行けばいいのだろう?


心療内科?内科?神経科?精神科?小児科?


と悩んで


まず、そのスタートラインからよくわからないので、


知り合いの、不登校に詳しい先生に相談してみたのでした。



その内容は、27日の記事にあるとおりなんですが。


結局、病院には行かないことにしたのです。


でも、その先生と、いろいろと話せて、ほっとしました。



さて。


ここで、占いの結果を振り返ってみましょう。



結果、病院には行かないことにしましたよね。


ま、そこを見ると、はずれてますよね。



でも。


じゃあ、あの時に、あの占いで


「病院に行ったほうが安心」→「じゃあ、病院を探してみよう」


という考えになったからこそ


「どこに連れて行くの?・・あ、あの先生に聞いてみよう!」


となったわけで。



「病院に行く」という方向で考えていく


ということの延長線上に、その先生への相談があったわけで。



そう考えると


「病院に行く」という方向で考えていく


その延長線上に「ほっとする(ワンドの4)」があったわけなので


正解とも言えるわけです。



あのまま相談しなかったら、


つまり、「病院に行ってみる」(探してみる)という方向を


最初から選ばなかったら、


やっぱり、娘の体調に関しては


疑心暗鬼でようわからん(カップの7)っていう状態が継続、


もしくはその思いが強くなってきてしまうところだったんだと思います。



占いって、当たるか・当たらないか


的中率という部分ばかりが大きく取り上げられがちですが、


実は、けっこう微妙なものだということを


少しでもお伝えできたらと思いました。



基本的に、当てていくことはもちろんですが


それに留まらない、その向こうを目指して


精進していきたいと思っています。






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