超・教育ママ?

昨日が長女の始業式、今日が次男の入学式でした。


入学&進級シーズンってことで、教育の話題など。


私の母は、いわゆる教育ママでした。


時代が時代という事もありますが、


祖父(母の父)が病弱だったこともあり、


母は成績は悪くなかったにもかかわらず、


経済的な事情で高校に進学できず、中卒で働きました。


そんな自分の果たせない思いもあってか、


母は私に口癖のように「勉強!勉強!」と言いました。


今その辺りの話を思い出話ですると、


母は「そうだった?」みたいなことも言うのですが、


子供時代の私の感覚からすると、


「机の前に座って勉強らしきことさえしてれば、


いつもうるさいお母さんが静か」


という感じでした。



そんなこんなで、中学までの成績は良く、


高校も何を間違ってか結構な進学校に入れてしまいました。


しかしその後が生き地獄。


部活(バレーボール)で身体を壊し、勉強も出来なくなり、


心身ともにぼろぼろに成り果てました。


(まあこの高校辺りの話で10こくらい話が書ける気がしますが


それはまた追々、機会を見てお話したいと思います)


苦手な数学では0点を何回か取りました。


なぜ進級できたのか分からないくらいです(笑)。


高校ではすでに進学希望ではなくなっても、受験用の勉強。


まあ、そういう学校を選んじゃった自分が悪いんですけど。



と、そんなこんなで、母や高校に対して、


ひいては世の中に対して、


「一体教育ってなんやねん!勉強ってなんのためにするんだ!


中学でルートの計算とかやったって、大人になってから全く使わんやろ!


(関西人ではありませんが、気分的にこんな感じ(笑))」


とか、ほんとに、本気で怒りを覚えてました。



で、その怒りが高じて、もう何年か前になりますが、


「「教育カフェ」を開こう!」と思い立ち、


知り合いを集めて、「これからの教育について語り合う」という会を


開催してしまったくらいでした。


結構ね、気合を入れてやったんですよ。


テーマを決めて、


当時たしか2018年辺りだったかな、


「2020年の教育改革について考える」っていうテーマにして。


事前に、どういう風に進めるか、何回も話し合ったりして。


議員さんとか学校の先生とか、子育て中のママさんとか、


いろんな人に来てもらって。


公民館の部屋を借りて!


事前に色んな世代の人に「教育についてどう感じているか」という


アンケートをとって。


がっつり資料を作って!


当日は、ガチでみんなで話をしました。


これからこういう風になっていくんだと思う、とか、


そんなにうまくいくのかな、とか。


もっとこうだったらいいのに、とか。


参加してくださった皆さんも、各々それぞれに、


何かしら感じてくださることはあったのではと思います。


何より私自身が、それまで抱いていた


「教育への怒り・恨み」みたいなものを昇華できた感じがあり、


あれはやってよかったな~と思っています。



まあ、だから、カエルの子はカエルといいますか、


教育ママの子なので、ある意味「教育ママ」なんです。


それがちょっと普通の「教育ママ」っていう枠から外れていく感じの。


「教育とはそもそもなんぞや?!」っていう。


「超・教育ママ」(そんな言葉あるのか(笑)?)。



で。


「超・教育ママ」の実態は。


世間的に見えている振る舞いとしては


ほぼ「放任」に近いかもしれません。


(私としては、放し飼いにして見守ってるイメージですが)



いろいろ考え詰めた挙句の、


ごくシンプルな私の「教育論」の芯のところだけ言えば。


はなまる学習塾?っていう名前だったかな、


その塾の先生が言っていた、


「メシが食える大人に」っていうことと、


おおぞら小学校の元校長先生が言っていた、


(正確な文言は忘れてしまったのですが)


「教育とは、社会につながって自立できる子を育てること」。


この二つは緊密につながっている部分もあると思うのですが、


私の教育の基本方針は、ここが芯になっています。


そのために、勉強ってするんじゃないかなと。


まあ、こまかくは、もっといいたいことはあるんですが。


これが根っこや幹なら、葉っぱも花もあるんですが、


それはまた今度ってことで。



根っこや幹が掴めてないと、


葉っぱや花ばかりみて一喜一憂してると疲れちゃいますからね。



学校ってなんだっけ?


教育ってなんだっけ?


なんのために勉強ってする(させる)んだっけ?


とか、


見失ってぐるぐるしちゃうママさん、パパさん。


良かったら気軽にお話にいらしてくださいね。


お待ちしています☆



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