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先日、和香葉先生がタロットをシャッフルした時にカードがどうなっているのかを調べてみたい! と言いました。
私は最初、その意味が良く分からなかったのですが、シャッフルによってきちんとカードが混ぜられて行くものなのか?ということを実際に目視で確かめたいということだったのです。
私は二十年以上前にタロットとルーンをメインに占い師を始めましたが、これまでそんな実験を検証したことはありませんでしたし、検証している占い師も聞いたことがありません。
私がタロットを頻繁に使っていた頃は、大アルカナと人物カードを合わせた38枚を使っていました。78枚のフルパックに比べるとかなり少ない枚数ですが、時間をかけてじっくりシャッフルする派です。
タロットは完全にランダムな状態になるまで混ぜないと、過去に展開したときのカードの並びが残ってしまう可能性があるということは、タロットを扱う占い師が心得ておかなければならない基本であり、効果的なシャッフルをしっかり行うことはとても重要な手順だと思います。
でも、それを実際にカードをめくって調べてみようという発想は、なかなか出てこないものではないでしょうか?。
これはちょっと面白いかもしれないと感じ、二人で実際にやってみることにしました。
結論からいうと、和香葉先生が行っている普段どおりのやり方(78枚のタロットデッキを持って三度普通に切って、マットに広げて三箇所ほどの部分に分けて混ぜ、さらに全体的に混ぜて揃える)を取った場合、カードはほぼ全て混ざりきる、ということが分かりました。
実際の鑑定の際には、これに加えて、占いたいことを念じながら混ぜて、そしてシャッフルやカットをしますので、過去に展開されたカードの配列の余韻が残ってしまう可能性はほとんど無いと言えるかと思います。
この実験を通して、タロットのシャッフルの効力は、十分信頼して良いのだということが分かり、今更ですが妙に安心できました。
実験の様子をyoutubeの動画にして投稿しましたので、ご興味のある方はご覧になってみてください。