知識を支える「体験」!

夏休みも半ばになりました。


中だるみの時期ともいえますね(笑)。


宿題を追い込むにはまだ早いですが、


このペースで間に合うのか?と不安になっている


ご家庭もあるかなと思います。



今日は、勉強というものについて、


少し違った角度からのお話をお伝えしたいと思います。


勉強って、机の上でするものだけではないですよ、っていう。



夏休みって、時間があるから、


お家で親と過ごす時間も長くなると思います。


その時に、生活の身近なことの中から、


学べることってたくさんありますよーって話です。



例えば、角ハンガーに洗濯物を干す。


端っこのほうに重いものを干すと、


どうしてもそっちにかたよりがち。


真ん中あたりに干すと、左右均等になりやすいですよね。


もしくは、左右両方に重いものを干すか。


これは、シーソーで、大きい子がどこに乗ったら


バランスを取りやすいか、ってことと同じ話。


もしくは、料理の載ったお盆を持つときに、


自分より遠い位置に、重たいお皿があると重く感じるよね、


自分に近い位置にあると軽く感じるよね、って話。


これは、理科(物理)の基本的な話ですね。


教科書の中の、「支点・力点・作用点」っていう世界の話。


体感としては、「支点」(支えてる点)から遠くなると


「重くなるんだよ~」ってことですね。


これがしっかり体感として分かっていると、


紙の上の問題で、動かせないおもりの話でも、


ちょっと想像がつきやすくなります。



そんな感じで、例えば、


「ガスの火の色が内側と外側で違うのはなぜ?」とか


「お風呂を沸かすと上のほうだけ熱くなるのはなぜ?」とか


「この雑草の名前はなんだろう?」とか


「この雑草、食べられるのか?」とか


「あの鳴き声の鳥の名前は何だろう?」とか


「どうして台風は出来るんだろう?」とか


もう、無数になぜとかでてくるわけです。


そしてこの時代、何でも教えてくれる


「ネットの検索」先生がいるじゃあないですか!


もう、無敵です。


「なんででしょうか?」って子供に出して、


「・・・こうかな?・・そうかな?」って


いろいろ言わせて、そのあげく、


「じゃあお母さん(お父さん)教えてよ」


って言われて、昔ならちょっと困るところを(笑)。


今の時代なら、


「なんとなくはわかるけど、間違ってたら困るから確認しよう」


とか言っちゃって、子供と一緒に検索すればいいんです!


そうすると、親子共々、賢くなります(笑)!!



辞書を引く習慣を持っている親、


その子供は、頭が良いことが多い、というのは


これと、同じようなことを言っているのだと思います。



自分自身が、いろんなことに興味を持つ。


また、ちょっとした問いかけで、


生活の中の何かを、クイズに仕立てる。


火、水、風、土、虫、草、


天候、環境、心理、歴史・・・なんでもいいです。


自分で調べたことや経験したこと、


考えたことは、記憶に残りやすいものです。



たっぷりある時間を有効に使いながら、


いろいろな体験をし、手を動かし、


自分の目で見て、音を聞いて、肌で感じて、


出てくる「なぜ」を消える前に追いかけて。


ペーパーの上で丸暗記したのでは消えてしまいがちな記憶。


その土台になって支えてくれるさまざまな体験を、


楽しく、一緒に学んでみてくださいね☆




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