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数日前に、博史先生が、「日の出のサビアンシンボル」の
記事を出していました。
その続きと言うか、私的解釈です。
まず、ホロスコープとか見たことないよ!
なんのことやら?
という方のために、
めちゃざっくり説明しますと。
「あなたは蟹座です」
というのは、
「あなたが生まれた瞬間、
太陽が「蟹座」の位置にありました」
ってことなんですね。
で、太陽以外にもいろんな天体があるわけですよ。
理科でやった「水・金・(地)・火・木・土・天・海・冥」っていう。
地球は、自分が立ってる位置で、そこから見てるんで、
地球は除いて。
その他の星が、太陽と同じように、
生まれた瞬間にどこにあったか、というのを、
写真のように写し取ったものを、
(あなたの出生時の)「ホロスコープ」と呼びます。
で、実際にホロスコープを見てみるとわかるんですが、
丸い形をしていて、それがピザみたいに12分割されてるんですね。
それを「ハウス」と呼びます。
ハウスは、その星達が、私たちが現実に生きているどのシーンで、
どんな風に働いてくれるか、という
「現実生活のシーン」を表しています。
例えば、水星が2ハウスに入っている場合は、
2ハウスは「才能」とか「稼ぐ」とか表すので、
そういうことに自分の能力が向いているし、
7ハウスに入っていれば、「パートナー」とか
「対人関係」とかに、自分の意識が向いていると見ます。
だから。
例えて言えば、やっぱりピザですよ(笑)。
太陽がトマト、水星がピーマン、とかって、
12種類の具をを好きなようにピザ生地に乗っけていくとして。
ホロスコープによっては、めちゃ偏っている人もいるわけです。
極端な話、円の半分に全部の具が乗ってる人もいる!
で。
ハウスの位置って言うのは、
これも、めちゃザックリ言うと、
(アナログ時計が近くにある方はご覧下さい~!)
9から8の位置が「1ハウス」
8から7の位置が「2ハウス」
7から6の位置が「3ハウス」・・・
という風になっているわけですね。
(イメージで話しているので、本当はハウスの分割法によっては、
だいぶ、ピザ生地の1ピースの大きさが違う場合もあり、
角度は大分違う場合もあるのですが)
(ハウスについては、語ると長くなりますので、
また別の機会に!)
それでもって。
さっき作った「自分の出生ホロスコープピザ」を
この時計の上に置いて、くるくる回してみる。
そうすると、偏りが大きい人はわかりやすいのですが、
くるくるまわしてどこで止めるかで、
1~6ハウスに具(星)が集中、ってなったり、
逆に、6~12ハウスに具(星)が集中ってなったり、
するわけです。
これは、その人の持つ、その惑星の力が、
現実のシーンの「どこで」発揮されるか、という
大きな問題なので、
くるくるまわして適当に止めるわけにはいかないんですね。
ある種の理論で、カチッと止めている。
生まれた時刻の角度で止めよう、とか。
生まれた日の正午の、もしくは日の出の時刻の
角度で止めよう、とか。
それは、長い長い占星術の歴史の中で、
いろいろな研究者が出てきて、
これはどうだろう、
こういう方法ではどうだろう、と
繰り返し、実験と検証が積み重ねられた結果
できたものです。
それは「ハウスの分割方法」と呼ばれ、
出生時刻による「プラシーダス」
生まれた日の日の出の時刻で見る「サンライズ」
生まれた日の太陽の位置をアセンダント(時計の9の位置)
に持ってくる「ソーラーシステム」
などなど・・・いろいろあります。
それって、どういうことでしょう。
どれが本当なんでしょう?
どれが一番当たってるんでしょう?
それについては、私的には、
「ある人の写真を、横から、正面から、後ろから
もしくは斜め上から、いろいろに写し取ったものだ」
というように考えています。
長くなりましたので、続きは次回に回します。
お楽しみに^^☆