杜仲茶の効能

私は、がん予防の知識については、いつも情報のアンテナを張っています。


これが、その理由です。


日本人が一生のうちにがんと診断される確率は(2019年データに基づく)

男性65.5%(2人に1人)

女性51.2%(2人に1人)


日本人ががんで死亡する確率は(2021年のデータに基づく)

男性26.2%(4人に1人)

女性17.7%(6人に1人)



そして本日、「杜仲茶」が届きました。\(^ ^)/ バンザーイ


このお茶は、がん予防にきっと役立つと思います。


気功の施術で伺ったYさんや、実家の母にも、がん予防のために飲んでもらおうと思っています。


杜仲茶には「がん予防」以外にも、色々な効能があります。


tocyuucha


<トチュウの歴史>


杜仲(トチュウ目トチュウ科 / 学名 Eucommia ulmoides)は20年で20mにまで生長する中国原産の樹木。杜仲が最も繁栄していたのは、恐竜時代末期、今から6千万年前~6百万年前の頃。恐竜が絶滅した氷河期に1種類の杜仲だけが生き残った。現在も1種類の杜仲のみが存在する。



<薬種としてのトチュウ>


中国最古の薬物書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」に記載されており、「無毒で、たくさん服用しても、長く飲み続けても、人の体をそこなわない安全な上品(じょうほん)」の薬草に分類されている。葉にも樹皮と同じ成分が含まれる。杜仲は、粘り気のある樹液によって虫の害から身を守る事が出来るので無農薬で育てられる。



<トチュウに含まれる成分>


ユーコミシンA(エー)※1 がん幹細胞※2 の増殖を抑制する。


※1 茨城大学農学部の鈴木 義人(すずき・よしひと)教授、横浜市立大学大学院医学研究科の梁 明秀(りょう・あきひで)教授らが発見した抗がん幹細胞作用を持つ化合物。


※2 がん幹細胞は、がん細胞の親玉であり、昆虫の世界に例えるならば、女王蜂のような存在。がん幹細胞から分化して色々な性質を持ったがん細胞(働き蜂たち)が生まれる。がん幹細胞は抗がん剤や放射線による攻撃を回避する能力を持つ。わざと休眠状態に入ることで、がんが成長中の時にこそ効力を発揮できる抗がん剤や放射線による攻撃を逃れる。また抗がん剤を細胞の外側へ排出する特殊なポンプを細胞表面に持っており、抗がん剤が効き難い。がん幹細胞は、免疫細胞の働きを鈍らせる物質を周囲にばら撒くことで免疫細胞から身を守っている。またがん幹細胞は酸化ストレスにも強い。がん幹細胞から、同じがん幹細胞が分化すると(巣立った王女蜂)、それが新たながん細胞を生み出す新たな病巣を作り(新たな蜂の巣)、がんの転移が起きる。健康な人でも、体内では毎日数千個のがん細胞が発生している。


ゲニポシド酸 副交感神経を刺激して血管を広げ、血行不良を改善する。血圧を下げる。高血圧症からくる目まい、腰痛、しびれ、血栓にも良い。内臓脂肪の減少を促すアディポネクチンを増加させる。副交感神経を優位にしてリラックスさせる。


ピロレジノール・ジグルコサイド 体内の余分な水分、塩分を排出しむくみを改善。心臓、肝臓の負担を減らし、血行障害を改善する。


アスペルロシド 小腸で胆汁酸の分泌を促進する。肝臓、筋肉、褐色細胞などの脂肪を燃焼させ、基礎代謝を高め、内臓脂肪の減少を促す。


グッタペルカ(ゴムの原材料にもなる樹液)活性酸素を除去する。


イリドイド 記憶力低下を防ぎ、認知症を予防する。抗腫瘍活性。


漢方の古書には、「筋骨を強くし、精気を増し、腰、足、膝の痛み、流産の予防によい」と記載されている。


また中国医学では、腎臓、肝臓疾患に良いとされており、強精、強壮の効果もあるといわれている。




がん幹細胞の増殖を抑制するユーコミシンAは、最近発見された注目の化合物です。


微生物学梁教授ら研究グループががん幹細胞の増殖を抑制する新規化合物をトチュウから発見


それに加えてゲニポシド酸の”副交感神経を刺激し血管を広げる作用”は、気功を修練する者にとって見逃せません。神経を安らかにして、気血の巡り改善が期待できそうです。健康で長生きしたい方や、肥満を予防したい方にもお薦めできます。


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