ルーティンという罠。

昨日の記事の、続きのような話になります。



そういうものだと思わせる。


というのは、昨日書きましたが。


逆に、


「そういうものだと思われる」


という、良くない方のパターンがあります。



それが、


ルーティンという罠


です。



子供たちが小さい頃、用事で子供たちをつれて電車に乗ることが


月に3~4回ありました。



子供たちは自販機を見ると、「あれ飲みたいな~」とか言ってくるんです。


なんとしても!という感じではなく、心の声が口に出た、くらいの感じで(笑)。




特に理由も無いけど、「べつにいいよ~」っていう感じで、


買ってあげたとしましょう。


ジュースも色々ですけど、計算しやすいから、仮に150円としましょうか。


子供3人と、自分も買う。これで600円。



jidouhannbaiki



一回そういうことがあると、子供は次も期待します。


その自販機の前を通るたびに、「あれ飲みたいな~」と言ってくる。


それを何回かやっていると、ルーティンみたいになってくる。


子供たちの中では、ここの自販機の前を通ったら買ってくれるものだ、


ということになる。


そうすると、月に4回として、600×4で2400円。


もし、行きだけではなく帰りも買ってあげたとすると、4800円。


かなりな金額ではないでしょうか?



今、自販機を例に取りましたが、いろいろなトラップがあると思います。



昨日の例で言えば、買い物に行った時には(たくさん?好きなだけ?)


お菓子を買ってもらえるのだ、とか。


あのショッピングモールに行った時には、必ずミスドに連れてってくれるんだ、とか


必ずサーティーワンに連れてってくれるんだ、とか。


あの通りを通った時には、必ずクレープやさん(たこ焼きやたい焼きなど、なんでも当てはまります)に寄ってくれるんだ、とか。


思い込まれると、ルーティンになります。


別に、それが悪いというわけではありません。


親もそれが楽しみで、「そこにお金を使うんだ」という意識をちゃんと持って


そうしているなら、それはそれでいいと思います。


ただ、なんとなく、すごく行きたいわけでもないのに、


なんか、習慣としてそういうことになっちゃったから、ということで


なんとなくやっていることがあるとしたら、


それはもったいないので、見直したほうがいい気がします。



子供はいろいろと期待してくるものなので、一度そういうことがあると、


あっというまにルーティンになりがちです。


そういう時に使えるのが、前回もお伝えした「特別」っていうワードです。



基本的に我が家では、出かけるときにはそれぞれマイボトルを持って、


ということをかなり徹底して来たので、自販機のお世話になることは


相当少なかったのですが、それでもたまにはありました。


一番多いパターンとしては、夏の非常に暑い時期に、


行きと、行った先で全部飲んでしまい、帰りにのどがかわく、というパターン。


そういう時には、


「今日は暑いから、このままだと熱中症になりそうだから、特別ね」と


そういう感じで使ってました(笑)。



もし、どうしてもほしいというわけではないけど、


なんとなく、こういうパターンで、ルーティンで使っているものがあれば、


例えば、マイボトルとか、おにぎり持参とか、ちょっとだけ我慢するとか、


そういうほんの少しの工夫で、月に数千円、浮くかもしれません^^☆



何か参考になれば幸いです☆






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