一言多い母と、正論を言う娘。


2024-1-29


先日、おもちゃの片づけをしました。


正確に言うと、みーに、おもちゃの、いる・いらないを分けてもらいました。


もうあと少しで、中学生ですからね。


小さい頃に遊んだものとか、もう見向きもしないで眠っているものが


結構あるのです。


押入れの中でスペースを取ってますので、この際だからということで、


思い切ってやってもらいました。



一日がかりで、おもちゃ箱と向き合い、時折、「あ~!これ、懐かしい~!」


とか言いながら、いる・いらない・考え中の3つに分けていきました。


私は蟹座のせいなのか(蟹座は思い出を大切にするといわれています)


思い出深いものだったりすると、なかなか捨てられなかったりします。


それで、つい、「とっておく」とか「考え中」の箱に入れてしまうことが多いのですが、


みーはなかなか潔く、「いらない」の箱に入れていくので、


やっぱり性格だなあ~、あれはいいなあと思いました。



衣裳ケース一つなので、そんなに凄く大量とかではないのですが、


指輪とかコインとか、キーホルダーとか、細かいものもあって、


結構苦戦してました。


何度も、「あ~、もう疲れたわ~」とか言いながら、


時々、ご飯を食べるとか、おやつを食べるとか、息抜きもしつつ、


でも友達も(ラッキーなことに!)遊びに来なかったので、


一日、それと向き合って、最後は苦しそうでしたが、


「あと10分!」「あと3分!」とか、もうマラソンのゴールのような勢いで、


「頑張れ、頑張れ~!」と励まして、全てを空にしました。


みーには、「頑張ってとか言ってるだけで、少しも手伝ってくれないじゃん!」とか


言われながら(笑)。


私は、一つも手伝いませんでした。


下手に口を出すと、私は捨てられないほうなので、「これ、使うんじゃない?」


などと言って、逆に邪魔する恐れも・・^^;


でも、側で私もただ見ていただけではないですよ。


私は私で、書類の整理があったので、ひたすらそれをやっていました。



で、夕方、やっとみーのおもちゃの仕分けが終わり。


なんかもう、ふたりで、ちょっとした長距離を走ったような達成感です!



思わず私が、


「みー、めっちゃ頑張ったね!!


こんなにずっと頑張り切ったところ、久しぶりに見たわ~!」ってほめたんです。


・・褒めたつもりだったんです。


そしたら、みーが怒りまして。


「あのさ~!夕方まで一生懸命頑張った人に、その言葉はないんじゃない?


お母さんだって、『そんなに頑張ってるお母さん、久しぶりに見た!』


って言われたら、どういう気持ちなの?!」と。


・・ええ、正論です。


「ごめん、そうだね。悪かった。」と、ぽきっと折れる私。


(この折れ方の潔さは、自分でも好きなのです(笑)。


たとえ相手が子供でも、言ってることが正しいと思ったら、折れます。)



でもまあ、一言だけ、ちょっぴり弁解させてください。


このブログに連載?してます、みーのことを、読んできた方には


わかるかと思います。


正直に言いますと、「そんなに長い時間、頑張り切った、みーを見たのは


本当に久しぶり」だったんです。


けっこう、しょうもないみーを、このところよく見ていたから。


でも、私が知らないところで、頑張って学校に行ったり、


そこで我慢してたり、してたんでしょうね。


「頑張ってるのは、今日だけじゃなないよ!」と、言いたかったんでしょうね。


たとえ私が、みーの長時間頑張り切っている姿を見たのが、


本当に久しぶりだとしても、確かに、自分が同じことを言われたら、


あまり嬉しくないような気がします。


「言われて嬉しくないことは言わないように」と、いつも次男にも言ってるのに。


自分も、ついうっかり、言ってしまうんですね。


「久しぶりに」って、一言余計だったなあ・・。


そして、みーは、なかなかに核心を突く「正論」を言うんだよなあ・・。



こんな、みーの反抗期が、始まりかけています。




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