お問い合わせ |
このシリーズの最終回になります。
「ごはん」の本、「おやつ」の本、という
カテゴリについては、前回でお伝えしました。
で、これを、いつどういう風に読むか、ということがあります。
まず、みなさんにお聞きしたいんですが、
もしかして、
(本って、読み始めたら、それをまず、
最後まで一冊、読みきらないといけない)
みたいな思い込みって、持ってないでしょうか?
この考え方をブレイクスルーできるのが、
この「ごはん」と「おやつ」の本、
という考え方なんですね。
一日のうちに、「ごはん」も食べるし、
「おやつ」も食べるじゃないですか。
そういう感じで、本を読んでいくんですね。
いわゆる「並行読み」ってやつです。
生活の中の、どの時間に、
「ごはん」の本、「おやつ」の本を
持ってくるかは、その人の生活スタイルによって変わります。
とにかく、イメージとしては、
「ごはん」の本は、集中力が高く、少しまとまった時間が取れる時に。
「おやつ」の本は、2~3分の隙間時間でもOK!
そういう感じです。
ちなみに、実際に私がどんな風にしているかというと、
一年くらい前までは、
朝、5時半におきて、そこから30分間、
「ごはん」の本を読んでいました。
朝は、雑音もなければ、話しかけられることも、
電話もメールも来ないので、一番良い時間です!!
しかし、次男が高校生になって、「お弁当作り」が発生したため、
このゴールデンタイムがなくなってしまいました。
ちなみに、その代わりの時間、というのは確保できていません。
なので、現在は、主に、「電車に乗るとき」というのを、
「ごはん」の本、の時間にしています。
遠くに行く時には2冊(場合によっては3冊とか)持っていきます。
疲れ具合とか、電車の込み具合とかで、読める本が変わってくるので、
「ごはん」と「おやつ」を両方持って行ったりすることもあります。
あと、実際には今、「おやつ」の本の時間、っていうのは
安定的には確保できていないのですが、
まあ、イメージで言えば、
一休みしたいな~、でも眠るほどじゃないんだよな~
という時に、ごろごろ寝っころがりながら読むとか、
お風呂の順番待ちの間に、ちょっと読むとか、
そんな感じでしょうか。
(まあ、実際には私の現状の生活では
なかなかそんな時間もないですが・・
家事をこなすのがゆっくりな人なので・・^^;)
だから、実際には、「おやつ」の本は、
あまり読めないまま返してしまうことも結構あるのですが、
それでも、返す間際に、目次だけ、さ~っとみて、
気になった項目だけ、ちょっと見る、なんていう読み方もあります。
本ってね、全部読まなくても良いんですよ。
本にも、縁ってあるから。
ぱっと開いた、そのページに、何か求めていることが
書いてあるかもしれないから。
一冊読んで、それを全て覚えているなんてありえなくて。
ある本を読んで、その中でひとつだけでも、
自分の中に根付くものがあったら、
それは凄いことだと思うんです。
先々月くらいに借りた本で、Daigoさんの「すっごい呪文」
っていうタイトルの本だったかな、「おやつ」として借りた本で。
ほとんど忘れてしまったのですが、
「人間は、続けている何かを、3日サボると、
そのまま辞めてしまう。
2日だったら大丈夫。」
という言葉、なんだか妙に印象に残り、
自分の中に根付いています。
何かが続いていく、原動力になってくれた気がします。
まあ、そんなわけで。
活字離れが進んでいると言われますが、
やっぱり本って、とっても素敵なので、
絵本でも難しくてもなんでもいいから、
もはや最後まで読めなくてもいいから、
あちこち読みかけでも構わないから、
読んでみて頂くと、
きっと世界が広がってくると思います!
だんだんと梅雨の季節になってきます。
読書にはもってこいの季節ですので、
どうぞ、お試しあれ^^☆