ごはんの読書、おやつの読書。③



books3



このシリーズの最終回になります。



「ごはん」の本、「おやつ」の本、という


カテゴリについては、前回でお伝えしました。



で、これを、いつどういう風に読むか、ということがあります。



まず、みなさんにお聞きしたいんですが、


もしかして、


(本って、読み始めたら、それをまず、

最後まで一冊、読みきらないといけない)


みたいな思い込みって、持ってないでしょうか?



この考え方をブレイクスルーできるのが、


この「ごはん」と「おやつ」の本、


という考え方なんですね。



一日のうちに、「ごはん」も食べるし、


「おやつ」も食べるじゃないですか。



そういう感じで、本を読んでいくんですね。


いわゆる「並行読み」ってやつです。



生活の中の、どの時間に、


「ごはん」の本、「おやつ」の本を


持ってくるかは、その人の生活スタイルによって変わります。



とにかく、イメージとしては、



「ごはん」の本は、集中力が高く、少しまとまった時間が取れる時に。


「おやつ」の本は、2~3分の隙間時間でもOK!


そういう感じです。



ちなみに、実際に私がどんな風にしているかというと、


一年くらい前までは、


朝、5時半におきて、そこから30分間、


「ごはん」の本を読んでいました。


朝は、雑音もなければ、話しかけられることも、


電話もメールも来ないので、一番良い時間です!!



しかし、次男が高校生になって、「お弁当作り」が発生したため、


このゴールデンタイムがなくなってしまいました。


ちなみに、その代わりの時間、というのは確保できていません。



なので、現在は、主に、「電車に乗るとき」というのを、


「ごはん」の本、の時間にしています。


遠くに行く時には2冊(場合によっては3冊とか)持っていきます。


疲れ具合とか、電車の込み具合とかで、読める本が変わってくるので、


「ごはん」と「おやつ」を両方持って行ったりすることもあります。



あと、実際には今、「おやつ」の本の時間、っていうのは


安定的には確保できていないのですが、


まあ、イメージで言えば、


一休みしたいな~、でも眠るほどじゃないんだよな~


という時に、ごろごろ寝っころがりながら読むとか、


お風呂の順番待ちの間に、ちょっと読むとか、


そんな感じでしょうか。


(まあ、実際には私の現状の生活では


なかなかそんな時間もないですが・・


家事をこなすのがゆっくりな人なので・・^^;)



だから、実際には、「おやつ」の本は、


あまり読めないまま返してしまうことも結構あるのですが、


それでも、返す間際に、目次だけ、さ~っとみて、


気になった項目だけ、ちょっと見る、なんていう読み方もあります。



本ってね、全部読まなくても良いんですよ。


本にも、縁ってあるから。


ぱっと開いた、そのページに、何か求めていることが


書いてあるかもしれないから。



一冊読んで、それを全て覚えているなんてありえなくて。



ある本を読んで、その中でひとつだけでも、


自分の中に根付くものがあったら、


それは凄いことだと思うんです。



先々月くらいに借りた本で、Daigoさんの「すっごい呪文」


っていうタイトルの本だったかな、「おやつ」として借りた本で。


ほとんど忘れてしまったのですが、


「人間は、続けている何かを、3日サボると、


そのまま辞めてしまう。


2日だったら大丈夫。」


という言葉、なんだか妙に印象に残り、


自分の中に根付いています。


何かが続いていく、原動力になってくれた気がします。



まあ、そんなわけで。


活字離れが進んでいると言われますが、


やっぱり本って、とっても素敵なので、


絵本でも難しくてもなんでもいいから、


もはや最後まで読めなくてもいいから、


あちこち読みかけでも構わないから、


読んでみて頂くと、


きっと世界が広がってくると思います!



だんだんと梅雨の季節になってきます。


読書にはもってこいの季節ですので、


どうぞ、お試しあれ^^☆




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2024年06月03日

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