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時々、博史先生と、教育の問題について話します。
今日もそんなことを話してまして、
博史先生がこんなことを言いました。
「僕の中のインナーチャイルド(インナー中学生)が、
もし、先生に、こういう風に言ってもらえたら、
中学校の理不尽さも納得いったのに、という台詞があります。
(先生に、正直に、こういう風に言ってほしかった、ということ)」
私も、そうそう!と思うのですが、なかなか言葉になりきらなかった。
それを、博史先生が、上手に言語化してくださいました。
めっちゃ、正直すぎる先生が、
本音で、生徒に語りかけるイメージですね。
「世の中はそもそも理不尽の塊なんだ。
学校生活の中でいろいろな理不尽を目にする事があると思うけれど、
それは学校というものが、この社会の一部である以上、
仕方の無い事でもあるんだ。
君たちが勉強していることは、
教科書の内容を読んだり書いたりすることだけではなくて、
この社会のゆがみやひずみ、理不尽さというものを、
それと同時に感じ取り、学べる環境でもあると思うんだ。
だから、学校生活で感じた世の中の理不尽さというものを、
社会に出た時に、おそらくさらに目にする事になって
苦しむ場面もあると思うけれど、
その時、僕たちが生きているこの社会を、
どうしていったらいいのだろう、とか、
私にはなにができるのだろう、
ということを考えられる人になって欲しい。」
「学校で教わることの多くは、おそらくあまり役には立たない。
実際に役に立つのは、そのうちのほんの数パーセントだと思います。
人間はとても価値があると感じていることを学ぶことは楽しい。
価値があるのかどうかがあやふやであったり、
無知ながらにも、
これはおそらく役に立たないとわかっていることを学ぶことは、
誰にとっても苦痛を感じさせるものなのだ。
それはそうなんだけれども、学校で今、できる体制としては
こういう形しか難しいんだよな。ごめんな。」
と、このくらい言ってくれたら、
中学校で、なんだが引っかかっていた違和感とかも、
和らぎましたよねえ~、と。
二人で話していました。
これに限らず、
私はあらゆることに、微妙に引っかかって、
疑問を持つ人なんですけど、
どんな事を聞いても、大概、95%くらい
博史先生は答えてくれます。
それだけ、いつも日常を観察して、分析して、
自分の中で答えを蓄えています。
博史先生は、私に訊かれて、
初めて自分の中にその答えを持っていたと気づくことも
結構あるようです。
何か、
モヤッとしているあのことについて訊いてみたい方、
上手に言語化してくれる、
仙人のような、森のふくろうのような、
博史先生に、気軽にお電話いただければと思います!