学ぶ意欲を高めるのには、○○を減らすとよい!

占い依存解消・自分の心を見つめる占い


「アストロラーベ」の鳴海和香葉です!


いつもご覧頂き、ありがとうございます!


占い業は相談業ですので、


日々、いろいろな世の中の悩みごとや、


気になることについて、


研究、発信しています☆



今日は、タイトルが、クイズ形式になってますけど。


さて。


○○ に当てはまるものは、なんでしょうか?


1・糖質


2・習いごと


3・スマホ


4・昼寝


わかりましたか?


正解は・・3です!


(ちなみに、1.2.4については検証してないので、

・・多分違うと思います(笑))



正直に言っちゃうと、3の、スマホについても、


大規模な実証実験とかしたわけではないので、


いろいろと自分なりに観察、考察をしてみて


どうやらそうなんじゃないか、という話なんですが。


なんでそういう結論に至ったのか、というのを、


良かったら聞いていただければと思います。



まず、「学ぶ」って、何だろうか、という


前提としての問いですね。


まず、小中学生のお子さんをお持ちの方なら、


ここで、「国数英理社」とか、出てくるわけじゃないですか。


でも、それって「学ぶ」の、氷山の一角なんですよね。


本来的には、もっともっと、ずっとその前から、


もっともっと物凄く広い範囲で、


「学ぶ」っていうことは、行われているわけです。



もう、赤ちゃんの時からですね。


言葉はもちろんですけど、


人ってああやって歩くものなんだ、とか、


泣けば来てくれるんだ、とか


袋を破くと美味しいものが入ってるんだとか(笑)、


まあ、いろんなことを学ぶわけです。


そうして、そのうち、あちこちを指差して、


「あれは?」「あれは?」って


名前を聞きたがる。


「ワンワンだね~」「にゃんにゃんだね~」


「これは、コップだよ」


「・・これ、ぽっく?」


とか言って、


(この「ぽっく」は、娘の口癖でしたが)


なんでも名前を知りたいわけです。



で、もう、3歳くらいになったら大変ですよ。


怒涛の質問攻めですよ。



「なんで空は青いの?」


「なんで雲は白いの?」


「なんで鳥は空を飛ぶの?」


「なんでサンタさんぼくの家を知ってるの?」


・・いろいろ、どうやって答えたら良いだろうと


思うようなこともありますけども(笑)。



これって、物凄い学習意欲だと思うんですよね。



そう思ったら、


そうか!


人間って、元々、知らないことを、


「知りたい!知りたい!」っていう、


凄く高い学習意欲を持って生まれてきている生き物なんだ!


と思ったわけですね。



で、どうしてそれが、学習意欲に結びつかないか。


ひとつには、それが


「興味のないこと」だからです。


どうしたら、もっと興味を持てるようになるか、


というのも、これはとても大切な問題であると思います。


・・が、今日は、そっちではない視点から。



「知りたい!」


っていうのは、ある種の「飢え」だと思うんですよね。


知の「飢餓状態」っていうのかな。


赤ちゃんとか小さい子を見ていると、


多分それが本来の人間の、ナチュラルな状態なんじゃないかなと。



で、いわゆる「学校の勉強」っていうのは、


無駄なく効率よく栄養が取れるようにってことで、


食べ物をサプリメントとか、カロリーメイトとか、


そんなようなものに加工してるものだと思うのです。


だから、栄養はあるし効率も良いけど、


あんまり美味しくはないですよね。


だけど、おなかがすいてれば、


まあなんとか、それなりに食べられる。



本や漫画なんかは、もっと「素材」に近いですかね。


あと、実際の体験とかね。


「やきいも」とか「大根サラダ」とか、


栄養が偏ってたりするけど、そのものが美味しい、みたいな。



スマホからの情報って、


大体の場合、本などよりも


もっと、広くて、浅いんですよね。



(今は、電子書籍もありますし、


なんなら論文とかもネットで読めますが、


ふつうの生活のシーンの中で、


子ども達がネットでどういう情報に触れていることが


多いか、っていう話ですね)



やっぱり、本は、編集や校正などの手も入っていて、


何年という時間をかけて書かれているものも多いので、


圧倒的にネットの情報よりも、重厚感があります。


そして、体験には、圧倒的な、「体感」があります。



だから、いわば、今の子ども達は、


カロリーメイトでもなければ、


重厚感のある素材の美味しさを感じられるものでもない、


ネットからの情報


つまり、そんなに栄養があるわけでもないし、


深みもないし、っていうような、


安ーいおやつ、


みたいなものを、日々、延々と食べ続けているんだと思ったんです。


脳に、ね。


で、もうそれで、おなかいっぱい。(脳がいっぱい)



飢え感がないから、「何か知りたい!」とかもない。


仮に「知りたい!」が出てきて、


それをスマホで調べてみても、


それなりには答えは出てくるけれど、


やっぱり本を読むのとは違って、


自分で体験するのとも違って、


格段に浅い答えになる。



私たちが子供の頃は、テレビだって一日中楽しい番組を


やってるわけじゃないから、


「つまんないな~、なんかやるか!」


って、自分で何か考えてやろうかな、という


強引にクリエイティブさを発揮しなくてはつまらん、みたいな


シーンが、よくあった気がするんですが、


今は、スマホ一台で、ゲームはできる、友達とチャットはできる、


音楽は聴ける、好きな動画は見放題、ってことで、


何時間でも潰せてしまいますからね。



ほんと、怖いですよ、スマホ。


便利ですけど、それ以上に、


その怖さを、大人も子どもも、自覚しないといかんなと


思っております。



本が好きな私としては、


やっぱりできれば子どもにも本を読んでもらいたくて、


だいたい、図書館に行くと、


子供用にも本を借りてきます。


けど、読みませんね。


スマホがある限り(苦笑)。



だから、「スマホは1日2時間まで!」とか


「学校休んだ日は終日スマホもお休み!」とか


なんやかんや、理由をつけては取り上げていますが、


そうすると、たまに読んでますね、本。



そんな、小さいけれども観察の中から生まれた、


今日のタイトルと、この記事でした。



私、人生にほとんど後悔とかしない性質なんですけど、


それでも、過去に戻ってやりなおせるとしたら、


子ども達にスマホを渡す直前に戻りたい、と思うことは


多々有りました。



よく、「子どもにスマホを渡す前に」


というような話がありますが、


うちは、何も話し合わなかったんです。



それが、パパが使っていた携帯を買い換える時に、


今まで使っていたスマホを、


(電話もメールも出来ない状態だったので)


ゲーム等をするためのおもちゃとして渡してしまったのが


始まりでした。



同じようなご家庭も、あるかもしれませんね。


通信機器としてのスマホではなくても、


スマホの強すぎる魅力というのは


充分に中毒性がありますので、


そのところ、どうぞ、


充分に話し合ってから渡してください。


私みたいに、あとからさんざん後悔しないように。



そして、すでにスマホをお子さんに渡しているお家でも。


知り合いの中学生でも、


「スマホがないと落ち着かない」


「触らずにはいられない」


というような、強めの依存傾向を持つ子が


何人か見られます。


調査によってばらつきはありますが、


100万人近くの中高生が「スマホ依存」というような


報告もありますので、


どうか、気にしてあげたり、親子で話し合ったりして、


貴重な青春時代の「時間」と「知りたい!」気持ちの大部分を、


あの小さな四角い板に吸い取られないようにしてあげてくださいね。





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2024年06月21日

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