うお座の詩(うた)


魚座


~うお座の詩(うた)~


大いなるもの


朝顔にあいさつをし

めだかのささやきを聴き

猫の訴えを理解する


そして時々 遠くを見るような目をして

目に見えない 大いなる何かと 交信している


宇宙の話とか

パラレルワールドの話とか

前世の話とか

前世で 君と僕とはどういう関係だったとか

一緒に散歩をしていれば

初めて来た場所なのに

「この光景、夢で見た」とか


そんな君を

ただ不思議な人だなあと思っていた


映画の主人公になりきって

台詞にはないことを話してきたり

でもそれは 確かに

主人公、そういう気持ちだったよね って

僕にも分かる


ぶっとんでいるようで

見えない何かを捉えている

大いなるものと つながっている

いつもちょっとうるんだ瞳に

僕の心は 吸い込まれてしまったんだ


いつの間にか 僕も

すっかり 君のおとぎ話の中の住人だ



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